人
生とは、 映画館から、次の映画館へ移動する途 中の 日 々の泡。
「おつきあい」が終われば、私のマークXは、 とーぜんのよーに、駐車場つきの映画館にすべりこむ。
無事に予約を終え、その時間帯にススキノではじけている(?)知人に公衆電話から3回ほどコールし(笑)、 「合流」のおさそいを断ろうとしたけど、 ケータイ電話をすぐにとらないのは楽しんでいる証拠(?)と思い、 こりゃ☆じゃましちゃいかん・と、 そのまんま、沼田町へ帰宅すりゃ、 午前2時。 睡眠時間=40分(!)の脳味噌、 さすがに、やや頭痛(がくっ。)。 |
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2008年5月17日(土) 翌朝、まるでUタ〜ンするかのよーに(=実際 そーだが。)、札幌へ。
なんとか映画館の入場扉が閉まった瞬間、到着♪
もー一度、JR札幌駅の足元にもぐりこんで、南側ににゅるりと抜け出し、毎年恒例になった徳丸画伯の個展へ、歩く。
そ
んな感じ(?)で懇親会パーティーも盛り上がってきたんだけど、そう&そう、同じ札幌の南では、今まさに、ケーコちゃんが朗読中だ!
また&また、パーティをにゅるりと抜け出して、今度こそは歩かず(笑)、小雨が降る中、地下鉄に飛び込む。あ、ホームじゃなくて、車両の中にね♪ 地下鉄を抜ければ、擬似的な森を背負った「札幌パークホテル」の影が迫っていて、その横を、ぺちゃ&ぴちゃと小雨をかぶりながら、会場へ。 あー、私って軽い(?)天然パーマだから、髪の毛が濡れると、もー☆どーしょーもない髪型になってゆくのよね・・・。 もうさっきの商談会では、すでに左右の横がハネて、鉄腕アトムの妹ウランちゃん状態であった。さらに、濡れた髪の毛は、千本ミミズのメドゥーサ状 態。・・・がくっ。
実は私、午後8時30分を過ぎたごろから、ちょ いと☆あせって・おりました。 なぜならば、昨夜、わざ&わざ、直接、予約を入れにいったビストロ『ル・プラ』の予約時間=午後9時がせまっていたから! ご存知のよーに、『ル・プラ』の店内はせまい。「せまい」ってことは、選ばれた人だけが、今宵、ムッシュ新居の料理を食べることができる、ってこと。 「予約」は時に、「暴力」だ。 昨夜、『ル・プラ』のマダムともちゃんに、「明 日、午後9時。3〜4人。」と言っていた私。 「3〜4人」とは、【久保+星野ケーコ+ミカキチ@ろーら】+【まさかの、加藤多一】のイメージだったが、 人見知りをしちゃうナイーブな私(がくっ。)は、やっぱ、加藤多一にズー&ズーしく声をかけることはできなかった。 もちろん、加藤多一をさそえば、彼は「ル・プラ」に喜んで来てくれただろーし、まちがいなく、魔法の時間が約束されていた。と、思う。 それで私、あんまり面識がない東出オヤビンに声をかけると、「おっ!いいねぇ〜。呑みたいからクルマ、置いてくるよ。場所はケータイであとから聴くね♪」 だし、 写真撮影時に私が声をかけた、初めて♪見かけたお二人(=のちに、アルテピアッツァ田中、高田青 年と、知る・笑。)も、「はい。」だし(笑)。 こりゃ、楽しくなるわい&わい♪
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2008年5月18日(日) あれからル・プラのマダムともちゃんに、午前4時に追い出され、 東札幌で(たぶん)午前5時に寝て、朝の9時30分にはサッポロ・ ファクトリーで『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』のスクリーンを観ていた私です。 さすがに、前日の小雨で天然パーマの髪の毛はフラクタル無限大で、 ワインがなめられたくちびるの回りには無精ひげで、 よれ&よれのスーツにまがったネクタイ関係で、 こんな自分とはいつまでも他人でいたいよーなキブン全開なトイレの 鏡でした。 館脇さん、釣れましたか? 25日、芦別ディランの友部正人&リクオの運転手はいるでしょうか? 6月11日(水曜日)には、エ ミリーがアメリカへ帰国する直 前の展覧会のオープニング・パーティが、札幌の大通り美術館で行われます。 では、次のワイン・ボトルまで、ごきげんよう♪
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『絵
本狂時代』 加藤多一をめぐるE鼎談
えー、 今回、amazon古本で7冊購入とゆー、またしても作家本人には収入にならない買い物をした私ですが、 共犯新聞トップで「amazonで古書を注文してみた♪」の一行を見て 「何買ったんですか??」とメールしたい衝動に襲われてもー大変でした(笑)
な んだか、「ギャ ラリーどらーる」のオープニング・パーティのようですね〜。
そー言えば、にれの木でも同じでしたね。 で、当てられたのが、東出さんの姪でした、よね、けーこさん?
そこが、デジャブから逃げ惑う「芸術家」の性で すね。
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■暗闇の店内、いつもはレストランの 「こあがり」であるタタミ3畳ぐらいのスペースが、今夜のステージになるようだ。 ステージそばで2人の男が会話をしている。加藤多一らしき長髪の老人(?)が軽い身のこなしで、さーっと暗闇の客席に進み、若林博士の前で話しかける。 「こんにちは、高橋さんですか?会いたかったんですよ。モンゴル旅行などのウワサはよく聞いていましたから。」 「?いや、私、違います。」 「あ、失礼しました!」 このカンチガイ、朗読後の加藤氏のスピーチ内で語られるが、実は間違った高橋さんという方はログハウスに住んでいるそうで、 加藤氏にとって「ログハウスに住んでいる人」とは、「オデコが広くて、髪の毛を後ろでしばっている人」、 らしい(笑)。 確かに若林博士は「高橋某」ではないけれど、ログハウスに住んでいることは間違いない(笑)。あたってる、その基準(わはは)。
■さて、ステージに3人が並び、いよ& いよ、長い夜(?)が始まる。
中
央の星野桂子は、料理を作るためにステージから降りたが、東出コーディネーターは、そのまま残り、加藤の合いの手(?)をした。
■加
藤氏は、そう言い切って少し息をし、「おなかが減りました。食事にしましょう。」と、ニコッと笑った。ひょう&ひょうとした加藤と、どこか生真面目な東出との、微妙な掛け合い(?)は、知的なイメージと、あたたかいユーモアをランプの光の中に立ち上げて いった。
いつのまにか、プチ・レストラン「にれの木」の店内には、あたたかい湯気と、おいしそうな匂いが広がっていた。 そして加藤氏は、
すごいなー。 とにかく、どれを食べても美味しい!文句をつけるのであれば、酒が無いことぐらいか(笑)。 ■腹も七分目(がくっ。)ぐらいにな り、さっきまで、脳味噌の中でバラ&バラだったモヤ&モヤも、つながり&熟成(?)してきたので、 会場内で観客と談笑している加藤氏が近くに来たタイミングで話しかけた。 久保「加藤先生、今日の感想、っーか、私の感じたことがあるんですが。」 加藤「おお。是非、聞かせてよ。」 と、加藤氏は急に真剣な顔になって、寄り添ってきて、少し首をななめにし、耳を私に向ける。 私が話したことは、こんなことだ。 ↓
■会 場内にいた、ジャン・ギャバン&まぼろしカフェ主人のクルマに乗せてもらい、酒を求めて、深川市の飲み屋街へ♪
こー して、加藤多一とゆー魅力的な”児童文学の入り口”を得た私は、この10日後に、なんと!あべ弘士、その人に対面しちゃうの だ! 嗚呼、共犯@『絵 本狂時代』の夜明けである♪ |