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2月15日(火) 一┃年┃生┃の┃補┃教┃
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一年生の補教に出ました。学習内容はチューリップを観察してスケッチすることで
す。最初に色をぬるときに注意を子どもたちに聞きました。いくつか出たのを黒板
に書きますが、このとき、習っていない漢字もばんばん使います。子どもたちは嫌
がらずに、楽しそうに読んでいます。静かに、と書いたときには、青っていう字が
あるねという声も聞かれ、漢字に興味を示していました。読む先習でじゃんじゃん
漢字に触れさせた方がいいのです。
観察を始めると、おもしろいことをしている子がいました。
どうやら、丸く塗りつぶしたいらしいのです。黒く。で、最初に円を描き、その円
の周りをやみくもに鉛筆で塗っています。
「こうやってから、消しゴムで消せばいいんだ」
と言うのです。
さすがだな〜、とうなってしまいました。こんなふうに発想して色を塗る子は初め
てみました。
一年生って楽しいです。
ところで、一年生はぼくのことを「こわい!」と言います。よく言います。そんな
に怖いのでしょうか。
2月14日(月) 百┃人┃一┃首┃
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百人一首再び。国語の時間の最初の10分くらいを使って、百人一首を行っていま
す。覚える子は覚えますが、そうでない子はいつまでたっても、2首か3首しか覚
えられないようです。
そこで、次の2つのことを行います。
(1)毎日、1首を選んで、その歌にまつわるエピソードや歌の意味を説明する。
(2)時々、一人かるたをする。これは、自分で自分の札を全部並べ、私が上の句
   のみを読み上げて、何首とれるか自己評価する。
とくに、(1)で紹介した歌は、その後の実践では相当素早くとれていました。
2月13日(日) 群┃馬┃で┃打┃ち┃合┃わ┃せ┃
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群馬で、夏の行われる「でき学セミナー」の打ち合わせ。太田市まで車で行きまし
た。自宅から1時間くらいです。やっぱり、こうやって集まって話をするというこ
とが大事ですね。メールでのやりとりにもかなり慣れていますので、できなことは
ないのですが、顔を合わせて話し合うことに勝るものはありません。有意義な話し
合いとなりました。
2月12日(土) 浅┃草┃寺┃
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浅草寺に行って、子どもの合格祈願と、お守りを購入。
2月11日(金) 原┃稿┃執┃筆┃
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例会ですごいことに気づきました。
昨日締め切りの原稿があったのです。同じ号に2本書くことになっていたので、そ
れではまずいと編集者に言われ、一本をサークルメンバーに回しました。理科を回
して私は国語を書こうと思っていたのですが、そのメンバーが例会に持ってきたの
を見てびっくり。何と、国語の原稿です。
どうも間違って、国語を渡してしまったようです。
結局、何の準備もしていなかったため、今日は一日原稿の調べ物とアイデア出しと
執筆に費やしました。まったく、うっかりものです。
2月10日(木) サ┃ー┃ク┃ル┃
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久しぶりにサークルの例会を再開しました。やはり、顔をつきあわせてああでもな
いこうでもないと話をすることが大事です。その中から新しいアイデアも生まれ、
楽しい語らいも生まれます。
宇都宮市のファミレスで行いました。参加者は4人と少なめでしたが、久しぶりに
顔を合わせて教育の話をしました。
時間は正味2時間。これくらが適当?でしょうか。
今後の盛り上がりが楽しみです。
2月 9日(水) 百┃人┃一┃首┃
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国語の時間の最初に「百人一首」を始めました。もう何年も前からやっている学年
なので、百人一首を楽しみにしています。得意な子はどんどんと覚えています。
私はもっぱら読み上げ担当ですが、上の句を読んだ瞬間に札を取る音と声が聞こえ
るときは、何だか胸がすっとします。反対に、下の句を読み終わってもまださがし
ているようなときは、「早く覚えてくれよ〜」と叫びたいような気分です。
早く覚える札とそうでない札には多少、傾向があるようです。
何か特徴的な言葉、それも耳で聞いて特徴的な言葉が入っている札は、比較的早く
覚えるようです。
2月 8日(火) 学┃習┃指┃導┃主┃任┃研┃修┃会┃
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町の学習指導主任研修会。各校の今年度の学校課題の取り組み状況を発表し合いま
した。どの学校も一生懸命にやっているんだな〜という印象です。
その後、指導主事の先生からPISAの資料が配られました。その中で、日本人の
答えの分析の結果、正答は比較的多くていいが、気になるのは無答の多さだという
指摘がありました。特に、説明をする問題や理由を述べる問題で無答が多いとのこ
とです。
これには思い当たることがあります。教室で理由や考えを聞いてみても、それにき
ちんと答えず、「黙答」(!)や「分かりません」で逃げる子が多いということで
す。これは中学生になるほど顕著になってきます。
なぜこんなことが起こるのでしょうか。いくつか理由が考えられます。
(1)答えが本当に分からない。
(2)分かっているけど、言葉としてうまく表現できない。
(3)分かっているけど、言葉として表現する意欲がない。
(4)分かっていて、表現する意欲もあるけど、表現できない。
こんなところでしょうか。
(1)と(2)は授業で解決する内容です。解決がある程度可能です。
(3)も授業で解決できる範囲を含みますが、同時に授業以外でも個人の意欲を喚
起するような方法を考えねばなりません。
(4)はいろんな理由があるのかもしれませんが、代表的なものは、「言って間違
っていたら恥ずかしい」「言って目立つのは嫌だ」「調子こんでいると思われる」
などの主として人間関係の問題でしょう。ですから、これには集団への指導が必要
になってきます。
①授業のレベル
②個人指導のレベル
③集団指導のレベル
の3つのレベルで考えていかなければなりません。

さて、今、書いているように、このように説明をしたり自分の考えを述べたり書い
たりする作業というのは、確かに慣れないとしんどいものです。しかし、慣れてし
まえばどうってことはありません。
2月 7日(月) サ┃ー┃ク┃ル┃例┃会┃資┃料┃執┃筆┃
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久しぶりに開かれるサークルの例会に向けて、資料の執筆。
2月 6日(日) お┃仕┃事┃
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学校課題のまとめ原稿執筆。
2月 5日(土) 佐┃野┃厄┃除┃け┃大┃師┃で┃厄┃除┃け┃
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厄除けと息子の合格祈願。
2月 4日(金) K┃O┃G┃A┃N┃E┃I┃授┃業┃セ┃ミ┃ナ┃ー┃
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学芸大学附属小金井小学校の「KOGANEI授業セミナー」に参加しました。午
後1時からの発表会でしたので、授業を2時間目の途中まで行い、それから出かけ
ました。
国語の「ごんぎつね」の授業を見ました。
最初に全文音読という思い切ったことをされていました。ごんぎつねの全文に番号
をふり、1行ごとに書き改めたプリントがあり、自分の読みたい文のところに来る
と子どもたちが進んで立って読んでいました。先生は、場面の番号を読むことと、
実物投影機で場面絵を投影しています。
読みのスピードはけっこう速かったのですが、声をそろえるという練習はしていな
いとみえて、バラバラも多かったです。また、よどみなく読むというものでもあり
ませんでした。ただし、子どもたちが気に入った文になると、読み込んでいるため
なのか、音読にリズム感があり、上手に読めていました。
その後、ごんぎつねから探した「輝く言葉」をポスターにし、そのポスターを使っ
って説明をする、小グループでの活動に移りました。この形式が本日の授業の目玉
だったようです。話し言葉に主点を置いていたようですが、子どもたちの発表はど
ちらかというと、ノートにまとめたものを読み上げるという感じで、フリートーク
というものとは少しかけ離れていました。ポスターもあまり活用されず、単に掲示
されているだけというものでした。また、ポスターそのものも読み手に書き手の意
図を訴えるというものではありませんでした。多くのクリアーすべき問題が見られ
たと思います。
その後村松賢一氏の講演がありました。
内容は斬新でしたが、語りはまじめすぎて疲れました。
2月 3日(木) く┃も┃は┃様┃
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5年算数、割合と百分率の勉強をしています。
はっきり言って、これば難しいです。いくら説明をしても分からない子にはとんと
分かりません。何しろ教えている方の私でさえ、「さ〜てこれはどうやって解けば
いいんだろう?」と考えるほどです。子どもたちが分からないのも無理はありませ
ん。
ここでは、あのややこしい式
「割合=もとめられる量÷もとにする量」
「もとめられる量=もとにする量×割合」
「もとにする量=もとめられる量÷割合」
が出てきます。

つまづきの大きなポイントは、「何がもとにする量なのかが分からない」というこ
とにつきます。それは「何がくらべられる量なのかが分からない」ということでも
あります。
これは、もう算数の問題ではなくて、国語の問題です。でも、くらべられる量とい
う言葉はかなりあいまいで分かりにくい言葉です。
これをきちんと指摘できれば、あとは、式にあてはめるだけです。
でも、よく理解できてない児童は、この式を覚えることも一苦労です。

そこで、「くもは様」の登場です。
このような図を黒板に描いて、
「いいか、困った時にはくもわ様を思い出して、これを書いて考えるんだぞ。くら
べられる量、わる、もとにする量、は、わりあいってこういうふうに使うんだよ」
と説明をします。
早さのところでも同様のものを書いて児童の理解の一助とする実践は数多く行われ
ていると思います。
2月 2日(水) V┃O┃D┃再┃び┃
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今日もVODの授業を行いました。今日は、朝の打ち合わせの時に、職員に呼びか
けて、時間のある人は見に来てくれるように言いました。二人の先生が参観に来て
くれました。
「VOD」という言葉はまだ耳新しい言葉です。意味は説明すれば分かりますが、
それが実際にどのように行われるのか、実物を見た方が理解ははるかに深いものに
なります。それを、今日、校内で行うというのです。私だったら、自習にして5分
でも10分でも見に行きます。そういうことの蓄積が財産になるはずですし、そう
いう気持ちで臨むことが勉強のチャンスを作っていくのだと思います。
参観に来てくれた二人の先生に感謝です。
私もまた、こういう機会があれば、たとえ数分でも出かけていきたいと思います。
2月 1日(火) V┃O┃D┃
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しばらく書かずにいたら、あっという間に10日間がたってしまい、いつの間にか
2月になっていました。今から、昔のことを思い出して書くのも大変なので、潔く
今日から再開することにしました。2月にはいって切りもいいし・・・。

6年生で「VOD」の授業を行いました。「ビデオ オン デマンド」です。通常
ビデオなどの画像は、一斉に同じものを児童は見ることになります。しかし、この
ビデオ・オン・デマンドの場合は違います。いくつかの短い画像が用意されていて
、児童の興味関心や必要性に応じて自由な画像を閲覧することができます。

当然、ブロードバンドの太い回線が必要になってきます。しかし、本校のように、
8MのADSL1回線で、20ものコンピュータで接続すると、とても動画は無理
のようです。そこで今回は全員で同じ画像を見ることにしました。

エネルギー問題を考える授業です。大山のぶ代さんが画像で語りかけてくれます。
授業としては盛り上がりは今ひとつなのですが、VODを取り入れた授業(実際は
疑似VOD)ということで、試行してみました。