10月 11月 12月 気ままな教室日記(2月) 1月 2月 3月
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 2月28日(土) 朝、5時15分に家を出て、羽田から宮崎に向かいました。宮崎の講座に参加するためです。強行
な日程ですが、いろいろな方との話すことができ、またいいお話を聞いて、元気になって帰ってき
ました。
 2月27日(金) 谷川俊太郎の「生きる」という詩を勉強しました。卒業を控えたこの時期に、こういう詩を勉強する
とこちらの方がいろいろが考えてしまいます。生きるということについて考えるのは、6年生にはま
だまだ難しいと思いますが、いつかこのことを思い出してもらいたいものだと思いました。
 2月26日(木) 今日は子どもたちは町の歴史民族博物館に行きました。郷土の有名人のカードゲームを作った
とで、興味関心も高まっていたようです。郷土の人物についてたくさんのメモをとって帰ってきまし
た。一緒に行ったわけではありませんので、様子がよくわかりませんでしたが・・・。
 2月25日(水) インフルエンザが月曜日から増えています。それで、感染を最小限にするために、ランチルーム
で一堂に会しての昼食をやめて教室での昼食に切り替えました。ですが、4年生と6年生だけは
そのままランチルームで食べています。いい機会ですので、機能から読み聞かせをしています。
「あらしの夜に」という絵本のシリーズです。子どもたちにとっては給食の時間に自由なおしゃべり
ができないということになるのですが、そういうことはお構いなしに、無理矢理読み聞かせていま
す。でも、結構楽しんでくれているようです。
 2月24日(火) 英語活動がありました。今日は、新しいALTのローラさんが来ました。と言っても2学期からいる
のですが、かなり前に一度きただけで、その後は来る機会がありませんでした。6年生はそろそ
ろまとめの時期です。英語活動も、小学校の集大成?ですから、最近は今まで勉強した英語の
表現を使って、自由に寸劇(スキット)を作って発表しています。楽しい寸劇が見られ、ALTのロー
ラさんも楽しんでいたようです。肝心の英語表現ですが、何とか英語で表現しようと子どもたちも
一生懸命で、意欲的に取り組んでいました。
 2月23日(月) 自画像を版画で彫っていますが、彫刻刀の扱い方が危なっかしい子が多く、見ているとひやひや
してしまいます。こういうのは何度かやったくらいでは身に付きません。いつの間にか自分のやり
たい方法で彫刻刀を操ってしまうからです。怪我をする子がいなくて一安心です。
 2月20日(金) 今日は5,6年生は「探検ツアー」でした。浅草へ行きます。グループ行動です。10時頃浅草駅に
ついて、三々五々いろんなところをめぐりました。雷門でチェックをして、早速仲見世で味見が始ま
りました。電車に乗って東京へ行き、その街を歩いて見て、食事をしたり見学をしたりすることが
目的です。迷子も怪我も遅刻もなく、順調に浅草を楽しめました。

更新が週1になってしまっています。毎日するのは結構大変です。
 2月19日(木) 歌がなかなかうまく歌えません。今日は子どもたちに気合いを入れて発声の練習をしました。歌
の指導は本当に難しいです。時間がないので、指導していてもあせってしまうからでしょう。いい
気持ちで歌わせてやろうと思って、リラックスした雰囲気を作ると歌がだれてきます。本気で歌う
という意気込みが少し減ってしまって、注意も散漫になり、地声でただ歌うということになります。
ですから、緊張感を持って練習に望めるように厳しく指導していると、今後は声につやがなくなっ
てしまいます。私は合唱指導を特にやったことがあるわけではありませんので、本当ももっとうま
い指導法があるのだろうと思いながら、試行錯誤して練習をしています。それでも、子どもたちの
声は練習をすればするほどどんどんとよくなっていくこともまた確かです。
 2月18日(水) 卒業式の「別れの言葉」を子どもたちに考えてもらいました。先日は試し書きでしたが、今日は本
番です。それぞれ30文字前後で、一番話したいことを書いてもらいました。これを多少修正しな
がら別れの言葉にしていきます。結構大変です。子どもたちが選んだもので最も多かったのは、
学習発表会で行った「八郎」の劇でした。(10月〜11月の日記を見てください)それがとっても
印象深かったのですね。確かに今思い返してみると、あの「八郎」の劇を境にして、学級が変わっ
たような気がします。私と子どもたちとの人間関係も変わったような気がします。そういう意味で、
私にとっても大きな思い出と価値のある劇でした。
 2月17日(火) クラスの女子全員からチョコレートやお菓子をもらいました。手作りが多いのでびっくりしましたが
そのどれもがとても上手でおいしいのにも驚きました。バレンタインのチョコレートも、以前は売っ
ているチョコレートにメッセージカードを添えるというのが定番?だったと思いますが、今では、手
作りが当然になっているようです。女子はクラスの男の子にもあげていますが、特に秘密にする
ということもないようです。女の子同士で交換したりもしているようです。
町の学習指導主任研修会があって、今年度の学校課題についての情報交換をしました。私の
勤務校は今年度も英語活動について取り組みましたが、他の学校は基礎基本の学力について
のものが多いと感じました。時代がそうなっているのですね。
 2月16日(月) 今日から教育相談が始まりました。今回は、子どもたちは担任以外の先生ともお話をすることが
できます。6年生は半分くらいの子が、私以外の先生のところに行って、相談やおしゃべりを楽し
んで(?)くるようです。寂しかったり、うれしかったりと複雑な心境です。
私のクラス以外の子が一人だけ私に相談にきました。6年生とのトラブルがあったようです。でも
話を聞いてすぐに解決をすることができました。こういうことがあるので、この試みもいいものだと
思います。
今日から歌の練習を始めました。6年生を送る会で歌う(卒業式で歌う歌でもあります)「歌よあ
りがとう」という曲です。男女に分かれて2部合唱をしようと頑張っています。まず、メロディを覚え
るところからです。間に合うのでしょうか? あと2週間です。
 2月13日(金) 子どもたちが進学する中学校の説明会がありました。4時間で放課となり、保護者の方におむか
えに来ていただいて、一緒に中学校へいきました。後で聞いたのですが、中学校は子どもたち
にとって、ずいぶん緊張する場所だったようです。先輩の目も必要以上に意識していたらしく、こ
わかった、と言っていました。
この日、バレンタインデーの前日ですが、何人かの女子にプレゼントをもらいました。本当は気持
ちだけで十分なんですけどね。
 2月12日(木) 今日は、町の教育会の研究発表会がありました。私も日頃の実践を発表してきました。しばらく
前からコンピュータを使った授業を、たまに行っていましたが、その実践を発表しました。けっこう
笑いもあって、よかったのではないかた自己満足しております。
 2月10日(火) 英語の時間。今までに学習した英語の表現を使ってskitを作りました。3〜4人のグループで作り
ます。英語の寸劇が作れるということだけでもすごいことだと思いますが、子どもたちの劇にはユ
ーモアがあって、楽しませてくれました。何となく、えいごリアンの雰囲気が出ているような気がし
たのですが、どうでしょうか。毎週木曜日にはえいごリアンのビデオを見ているので、その影響
が出ているのかもしれません。
 2月 9日(月) 図工で版画を彫っています。普通、版画は2学期にやります。それは、新年早々にある下野教
育美術展に出品する都合です。でも、その美術展に出品しなければ2学期に取り組む必然性も
ありません。(紙も台紙も専用のものを購入しなければならない美術展に疑問をもっています)。
版画で自画像を彫り、言葉を添えることにしました。デジカメで子どもたちの写真をとり、それを加
工して輪郭を取りだし、印刷して、それをもとにカーボン紙で下絵を描きました。どんな作品がで
きあがるか楽しみです。
 2月 6日(金) 卒業制作で書道作品を書きました。体育館で画仙紙大の紙に書きました。事前に文字は考えて
ありましたが、初めて大きな紙に太い筆で書くので、子どもたちもかなりとまどっていたようです。
でも2枚になるとなれてきたのか、いい文字を書く子が増えました。この作品が卒業式の会場に
飾られます。
 2月 5日(木) カードの特殊効果を考えました。その人物の業績に見合った効果を考えましたが、子どもたちの
ユーモアのセンスに笑ってしまうものが結構あって、楽しかったです。たとえば、鳥居忠英という
かんぴょうを壬生町で初めて栽培したという人物の場合、その特殊効果は「かんぴょうの種を相
手に植え付けて攻撃不能にする」というようなものでした。放課後、カードゲームをよく知ってい
る子どもたちにルールを考えてもらいました。いよいよ壬生町有名人カードゲームができそうで
す。
 2月 4日(水) 壬生町の有名人でトレーディングカードを作ってそれで遊ぼうという、国語と社会の横断的・総
合的な学習とやっています。今日は、22人の有名人についての業績をそれぞれ調べてから、そ
の業績をもとにグループで順位を考え、それを合計した総合順位を発表しました。22位から1位
までを順に発表し、意外に盛り上がりました。その後で、自分が調べた人がこの順位にいるのは
納得できないという子には弁論のチャンスを与えましたが、これがまたかなり盛り上がりました。
弁論を聞いて、半数以上の子が納得すれば順位が入れ替わります。この過程で、壬生にゆかり
のある人物についての興味が高まり、その業績が紹介され、壬生のために誰が本当に尽くした
のかをさらに考えていたと思います。最終的な順位が決定し、1位には壬生氏の祖である「壬生
胤業」が輝きました。明日はカードのルールや特殊効果を考える予定です。
 2月 3日(火) 今日は節分です。給食に豆が出ました。多分、日本全国の学校の給食に福豆が出たのではな
いかと思います。でも、そのパッケージを見てちょっと思ったことがあります。パッケージには、鬼
が優しそうな笑顔で豆の入ったマスを持って座っているイラストが描いてありました。節分の鬼と
豆との関係は、古来より豆をもって鬼を追い払うという関係で、両者の間に友好関係はなかった
はずです。それが、いつの間にか「鬼が追い出されるのはかわいそうだから、鬼も内という声を
掛けている」などというニュースや習慣が報道されたりして、ちょっとおかしな方向へずれてきて
います。こういう安易な優しさ信仰が日本の文化を衰退させてしまうのではないかと思うと、とて
も残念です。日本人は古来より鬼という架空の生き物をこしらえて、そこに畏敬の念をこめたの
だと思います。それは信仰のあらわれと同時に自然や社会へのおそれでもあり、それが日本人
の文化と民族性を支える一つの柱だったと思います。鬼をかわいそうと思う気持ちは否定するも
のではありませんが、節分の時には、従来通り、鬼には追い出される存在であってほしいものだ
と思います。こんなことを子どもたちにも話しました。
 2月 2日(月) 土曜日に耳鼻科へ行ったのですが、左耳の聴力がかなり落ちていて、右耳もいくらか聞こえが
悪いと言われました。原因は不明なので、しばらく通ってくださいということです。静かなところで
聞いたり話したりするのは全然問題ないのですが、子どもたちが30人以上もいる教室で、しか
も休み時間となると、左右の耳の聴力のバランスがよくないせいか、かなり聞き取りにくくなりま
す。それほど実生活に影響があるわけではありませんが、不便だし気になりますね。でも、最近
左目が失明していたという女優さんの談話がニュースにありましたが、そこまで達観できなくても
ちょっと覚悟を決めて、この耳と死ぬまでつき合うのだろうなと思っています。幸いなことに、一
応聞こえますし、右耳はだいぶよく聞こえますので・・・。
土曜日に新しくした携帯電話にはカメラがついていました。放課後、編集委員が集まっていると
ころで、カメラ付き携帯を新しく買ったという話をして、写真を撮って遊びました。最近の携帯電話
についているカメラはおそろしくハイクオリティーです。いろんな写真がとれますね。それに画面
がきれいなことにも驚きました。かつらをかぶった写真とか、工事のヘルメットをかぶった写真が
撮れるので、それを使っていろいろ撮ったり笑ったりしていました。