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いかにして、久保AB-ST元宏は、オペラ沼田公演をやりとげたか?
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沼
田町のヤツラと、小樽の長谷川洋行@ザ・オペラの怪人を、
会わせちゃえ!
2006年11月30日(木曜日) 1:21Am
11月27日(月曜日) 10Am 『北空知新聞』の記者がフォルクス・ワーゲンに乗って我が家にやってくる。 そこで、いそ&いそと、『オペラ』ポスター&チラシを乗っけて、「北空知スロバキア・オペラ交 流の会」の副代表と、若林博士を乗せて、GO♪
2Pm さて、よーやく、本日のメイン。『森ヒロコ・スタシス美術館』に到着。 「よーこそ、よーこそ。」と、長谷川@ザ・オペラの怪人が出迎えてくれた。まずは美術館の中を 30分ほど、見て回る。 嗚呼、今年の8月に私がここにこなきゃ、『オペラ沼田公演』なんてハナシは無かったんだよ なー。と、少々、地味な反省(?)も含めながら懐かしい絵たちと、再会。 ただ、長谷川さんは絵なんか、もー☆どーでもイイ感じが、あり&あり(笑)。早くオペラの話を したくて、うず&うず。 「さぁ、そろそろ、私の自宅の方でお茶でも飲みましょう。」と、誘われるままに、シンプルなが らクールな建築物の自宅へ迎えていただく。 まぁ、それからは長谷川マシンガン「オペラ」トーク・
ショー。
私にとっては、もう馴れっこなんだけど、初めて聞く新聞記者や、同行のオペラ副代表は圧倒 されていただろーな(笑)。 しばらくして、長谷川さんの奥さんで画家の森ヒロコさんが近所にできたケーキを持って登 場。小豆を使った和風ケーキで、なかなか美味しい♪ それからは、長谷川さんと森さんを左右にかまえての、マシンガン「オペラ」ステレオ・トー ク・ショーとなった。がくっ。 それでも、やっぱ、このタイミングでみんなに来てもらって、良かった。 いかに、この『スロバキア国立オペラ』公演が特殊な企画であること。 それをやり続けている、このお金持ちでもない(←たぶん。)長谷川&森夫婦の、異常なる情 熱。 さらに、コレを人口4千人の沼田町に持ってくる、異常? それらが、私だけの情報ではなく、同行者に「体験」してもらえたのだから。 6Pm 小樽から札幌へ。 予約を入れていた、『ル・ジャンティオム』へ到着。事前に店頭の駐車 場をキープしておいてもらったが、ギャルソンがお出迎え。むむむ。最初っか ら、高級感ムード。 なんだ&かんだ言って、今、札幌では最高級のフランス料理レストランだろーな。 少し遅れて、ふきたんぽぽ嬢、登場。
で、私は次元大介のよーな小林智明ソムリエ&支配人と、ワインの組み立ての打ち合わせ。さすが、ワ イン・リストも、びっちり〜。 新聞記者は運転手なので、4人だから、3本。 赤ワインを楽しみたいので、アペリテフ(食前酒)とシャンパンは今回は頼まず、白→赤→ 赤。最後の赤をまず決めてから、料理に合わせる。 んで、こーなった。
10Pm カフェで若林博士が、こっくり&こっくり。んじゃ、帰ろう〜。と、午前様ギリ&ギリ に、沼田到着。新聞記者さん、運転、ありがとー♪ |
さて、次は、札幌での宣伝! 11月17日(金曜日)、この日は私の本業(?)ヤミ米の「商談会」が札幌である。 そこで、いそ&いそと、ミーのカーXに『オペラ』ポスター&チラシを乗っけて、GO♪
2Pm HTBテレビへ。 HTBはテレビ朝日系なので、若林博士が2度出演した『人生 の楽園』や、 いよいよ11 月25、26日9Pmから放送される沼田ロケのドラマ『氷点』な ど、なんだか、勝手に親しみを感じちゃう〜。 お互いに「筆まめ」なので(笑)、かなりの回数、長文
メールをやりとりしていた。
細身のやさしそうな方。会ってみて気が付いたんだけど(笑)、よくテレビにもコメンテーターな
どで出演されている方でした〜。目的は「オペラ沼田公演」の報道取材の打ち合わせと、ポスター3枚を届けたんだったけれど、話 題は、また&またフラクタル〜♪
最近、ギロ男爵やjimonoさんからオリジナルCDをいただく ので(笑)、中古CDは軽くとばして、古本をじっくり。5冊、買っ た。 すると、なんと、今年最大の安買い本を発見! 萩原葉子 『蕁麻(いらくさ)の家』 (1976年9月10日、初版本、新潮社) 760円→古本105円! ↑ 昨今、『共犯新聞』で話題の「坂口安吾を知らない教師&新聞記者」。今日は、HTB旭 川局の報道記者に聞いても知らなかった(がくっ)。 なら、萩原葉子な んて知らねぇーだろーよ。どーせ。 この人、詩人の萩原朔太郎の長女なんだよーん!・・・えっ?萩原朔太郎を知らない?こ りゃ、しっつれーしますたぁ〜〜〜。 まぁ、とにかく、この本、こんなスゲー内容。
105円に喜んでいいのか、悲しんでいいのか? と、喜びながら映画を観たあと、午前2時に帰宅した私であった。 |
「スロバキア国立オペラ」沼田町公演の組織を、沼田町の外に、 広めろ!
久保「そ、そ、そ、ソクラテス。ではない、ソ、ソ、ソレ
はすごい!同窓会長、是非、私にその方を紹介してください!」
同窓会長「いいよ。」 ■よーく考えれば、これもスゲー偶然。 同窓会長が、北空知の花生産農家の大物だとゆーコトが私も知っていたが、それほど交流はなかった。 それが、たま&たま、沼田中学校の「創立60周年」をめぐるPTA会長(=私・がくっ。)と同窓会長とゆー立場で、こんな会話をするコト になったのだから。 ■もちろん、ズー&ズー&シー私は、さっそく、10月30日(月)に、その オペラ奥さんに電話し、11月1日(水)には深川市の自宅へ訪問した。 いやー、さすが、である。 彼女は、本当にプロのオペラ歌手だった。びっくり。こんなに近くに、こんな方が住んでいるなんて。 とにかく、音楽の話題だけではなく、チケットを売る方法、パンフレットを作って広告料金を生み出して活動の資金源にする方法とか、かなり 具体的に教わった。 ■よし、この勢いで北空知に一気にオペラの輪を広めよう!と、私は知ってる 限りのネットワークでEメールをしたり、声をかけたり、紹介してもらったりした。 すると、沼田町のとなりの北竜町に住む、私の高校時代の同級生からメールのレスが届いた。 ↓
■う〜む。この山本住職にも、是 非、会わねば! ■そんなワケで、11月 12日(日)、深川市のオペラ奥さんのコンサートを楽しみに行ったら、なんと、山本住職も出演! ■も
ちろん、オペラ奥さんの歌も、す ばらしかった。声の豊潤さは、北空知の音楽愛好家を集めたこのコンサートでも、明らかに別格だった。
しかも、彼女とコンビで出た女性ピアニストは、私が中学生の時にヘタクソなバンドで学校祭に出た時に大学生の教生として来ていて、 私のバンドの後に「お口直し」でピアノを演奏した方だった!がくっ。
■その住職がおっしゃった、「沼田の方」ってーのは、もうオペラ沼田後 援のスタッフになってくれているピアノの先生。 そのピアノ教師も、STVラジオのDJをやっているシンガー・ソングライターの沼田でのライブを3月に企画していて、 そこに山本住職+ひまわりコーラスをゲストに呼ぶ計画をしているのだ! なんだか、しばらく北空知、音楽人への巡業(?)が続きそーな予感。
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歴史か ら飛び出せ! ★たとえば→11月21日の歴史★ |
「ス
ロバキア国立オペラ」に歌ってもらう、「夜
高あんどん節」を録音、譜面化、英訳せ よ。
2006年11月13日(月曜日) 5:37Pm
■2006年1月19日
(金)2Pmに、スロバキア国立オペラが沼田町で、ビゼー 『カルメン』を公演することが決まった。そのアンコールで、「夜高あんどん節」と、「沼田中学校校歌」を歌ってもらうこととなった。 もちろん、世界的に有名なスロバキア国立オペラであっても、彼らは、「夜高あんどん節」も、 「沼田中学校校歌」も、知らない。 ■そこで、その2曲の、 1.録音テープ 2.楽譜 3.歌詞のローマ字 4.歌詞の英訳 を、スロバキアに送ることになり、それらを作製することとなった。 ■「沼田中学校校歌」に関して は、中学校の音楽と英語の教師にお願いした。 問題は(?)「夜高あんどん節」であり、これは、とりあえずは正式なプロによるレコードがかつ ては発売されていた。 しかし、なんとなく、のんびりした歌い方のレコード版「夜高あんどん節」と、実際の祭りで激し くシャウト(?)されている歌い方は違うのである。 しかも、その歌い方は、ほぼ、年に1回だけの祭り当日にしか歌われない。 そんな風に「口伝え」で伝承され るものだから、いくつもある「あんどん連」チームごとにより、歌い方(=メロディーを含め)が異なっているの だ! これは&これで、文化人類学的、もしくは民俗学的に興味がわく研究課題だげど、録音してスロバ キアに送るとなると、ちょいと、ヤバイ。
▼私の英訳を、沼田中学校の 英語の先生に赤ペン&
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公
演の「後援」をとりつけろ!
2006年11月2日(木曜日) 3:14Am
この決定に関しては、沼田中学校の全校生徒の授業として賛同してくれた校長先生に、感謝してい る。 アイディアと創造力を持つ校長先生は、中学校「夜高あんどん」の 製作中もそうだったが、理科系のクリエイティブさ と、判断力、どこか若林博士に近い推進力を持っ た方だ。 また、さらにそれが色んな意味で大きいと後に気がついた私でもある。 たとえば、他校では、こんな場面もあった。私が、青先生と、ピンク先生に密かに打診してみた ら、こーだったのよ。 ↓
↑ ■ふ〜ん、(学校だけに)勉強になるなぁー。 しかし、上記で語られている「問題点」って、システムの問題、だよね。別に自然災害でもナイん だから、ちょっとした人間の工夫と仕組みの改善でクリアできるよね。 でなけりゃ、年度の当初にしか「計画」を決めることができないのであれば、ほとんどの「計画」 は、「前年と同じ」になっちゃうよね。 それでイイのかなぁ。 ■オペラ公演を「やる」ことが決まれば、次はポスター作り。 おっと、ポスターには、ふつー、「後援〜」っー欄がアルよな。 って、ことで、私はこの「降って沸いた」オペラ話を盛り上げるために、 広く、広く、広〜く、後援をとりつけることが、最大の「宣伝」に なると思い、先週は、それに明け暮れた(笑)。 ■ところが、私は力の無い、ただのパンクスあがりのヤミ米屋。肩書きも、知名度も、根回し力 も、(ついでに友達も?)無い。 そこで、とった作戦が、名付けて、「わらしべ長者」作戦! 沼田中学校、オッケー → 沼 田町教育委員会、オッケー → 沼田町、オッケー → 沼 田中学校同窓会、オッケー おお。これで、後援、3団 体!これで普通は、充分。 で、スロバキア国立オペラが、なんと、「お 前の町に村祭りはあるか?あれば、その祭りの歌をオペラ歌手が歌おう。」と、 言ってくれた。 そこで、我が「夜高あんどん節」を歌ってもらうこととなった!こりゃぁ、スゲー!世界的オペラ 歌手が、あんどんの歌を歌うんだから! で、それなら、あんどんの関係者からも「後援」してもらわなきゃ。 「夜高あんどん節」を歌う → 沼 田町夜高あんどん保存会、オッケー 保存会は実質、商工会が中心だから、 → 沼田町商工会、オッケー → 沼田町商工会青年部、オッケー → 沼田町商工会女性部、オッ ケー やったっ!これで、後援、 7団体!みんな、ありがとー。 で、田舎は商工会と農協が大きな二大組織なので、こりゃ、バランスをとる必要があるなぁ〜。農 協に声をかけないのは、この場合、とっても失礼。 ってなコトで、沼田中学校のPTA副会長が、有力農家の青年(?)であるので、彼と一緒に、農 協にお願いに行くことになった。 お願いに行った先の担当の方が、今年の5月に私と一緒に道庁へ「沼田高校存続」の陳情に行った 方だった! しかも、その方の娘さんが、私&同行のPTA副会長の子供の小学校時代の担任の先生だった! 「お嬢さんに習った私たちの子供も、おかげさまで、もうはや中学生になりました。そんな彼ら に、実はスロバキアの……。」 ってなコトで、 → JA 北いぶき、オッケー → JA 北いぶき青年部沼田支部、オッケー → JA北いぶき女性部沼田支部、 オッケー そーなりゃ、農家と関連の深い → 沼田町土地改良区、オッケー → ここま でくりゃぁ、 → 沼田町議会、オッケー おっと、忘れちゃいけない、 → 沼 田町文化連盟、オッケー → 私の叔父がたまたま代表だから (がくっ。)、 → 東京沼田会、オッケー すごいぞ!これで、後援、 14団体!ほぼ、沼田町の全域に告知できる組織を網羅したか も。 それどころか、これらの中には それなのに、それはソレ&これはコレで、文化のために「オッケー」と言ってくれた心意気に、感 謝。まぁ、そーゆー立場でもお願いに行く私も、ズー&ズーしい、が(がくっ)。 ……いや、まだまだ。次はメディアだ! ってなことで、最近、 NHKの記者の方とは何度もEメールや電話で、このオペラ公演の特殊さについて意見交換をし た。 ↓
↑ おお。メディアの事前の取材報道は、多くの方に広く告知する最高の機会になるだろーなぁ〜♪ また、長谷川さんのこの事業を他の町でもやってきたい
と考える人を産むチャンスにもなるだろーね。いいコトじゃ。
そして、我が家にこの紙が届いた!
よっしゃー!これで、後
援、17団体!これでパーフェクト、ちゃう?↓ そんなコトで私が浮かれていた10月23日。田中千博さんの 死を 知る。 訃報を教えてくれた雑誌『しゃりばり』の大沼編集長から、北海道テ レビHTBの敏腕プロデューサーを紹介してもらう。 また、何度かのEメール交換をさせていただいた。こーゆー過程も有意義であり、とっても生産 的。っーか、これもまた偉大なる「副産物」。 ↓
よっしゃー!こ れで、後 援、18団体!「わらしべ長者」
作戦、大成功っ(?)♪いよいよ、ポス ター、チラシ、チケットの印刷ができるぞっ!
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