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ザ・オペラの怪人 長谷川 洋行
NADAYUKI HASEGAWA
is
The PHANTOM of the OPERA
2006年12月 第9幕第 10幕
いかにして、久保AB-ST元宏は、オペラ沼田公演をやりとげたか?

《スロバキアのクリスマス2006》
2006年12月25日月曜日
●各地の教会で真夜中のミサが行われる。
●警察、消防、国境警察とクリスマスも働く、各大臣が慰労で訪問。
●全国で刑務所に受刑者8300人、一番少ないLevocaは120人内女性二人へ
 内務大臣が訪問し職員と食事を共にする。
●Bratislavaに救急歯科が一ヶ所のみ開業で多くの人が集まり長時間待つ、
 各町でも一ヶ所のみが開かれている。
●B,Bystrica、10年間、赤十字がクリスマス料理無料給与している。
 Bratislavでは一人住いの人に給与、16年間、88人集まる。
●Humenne、亡命者収 容施設で11人がクリスマスを迎える。
●公共のギャンブルの賭けでLevocaとZvolenの二人に百万skが当たる。
●天気予報で今週末までは雪はない。
●Strkovec、神に奉仕する姉妹がローム村で29年間活動、当初、両親は反対で許可せず。
●20年間、コスタリカに住むスロバキア人男女があり、クリスマスを現地の方法で迎える。

2006年12月23日 土曜日 午前3時26分←■沼田町の隣町の学校も、全校生徒で『スロバキア国立オペラ』沼田公演を観に来ることになった。ヤッホー!
2006年12月21日 木曜日 午前2時10分←■あと、『スロバキア国立オペラ』の宣伝、滝川市、旭川市、留萌市にも必要、だな。
2006年12月19日 火曜日 午前2時51分←■「ありがとう」と、「可能性」って言葉って、近いんだな。へぇー。
ザ・オペラの怪人 長谷川 洋行 第10幕
北 空知の全ての子供たちに、オ ペラを!!
2006年12月20日(水曜日) 5:41Pm

『ス ロバキア国立オペラ』沼田公演の大きな特徴のひとつが、「中 学生以下、無料!」で、ある。
おそらく、スロバキア建国以来、初めての英断である。
なんてったって、17世紀のハプスブルグ家によるオペラ文化の創設から始まる スロバキア・オペラの歴史において、
文化とは無料のものではナイのだ。
演じる者のプライドと、観る者の尊敬が高度のレベルで結びついている文化なの である。
その両者、プ ライドとリスペクトの「結びつき」の一つの表現が、お金、 なのである。
そこに、パトロンとゆー制度が育ったんだろーし、本公演も「国立」という保護 政策(?)の中での事業なのである。

だからこそ、 「中学生以下、無料!」っーのは、スロバキアにとっては、かなぁ〜り、異例なのである。
しかし、その「中学生以下、無料!」っーのは、単にサービスだけではなく、大 きなメッセージがある。
つまり、北空知の全ての子供たちに、オペラを!!で、ある。
つねづね、本公演 は、「文化の格差社会」をブッ飛ばすため、と、言ってきた私にとっては、
「中学生以下、無料!」っーのは、かなぁ〜り意味のあるキーワードなのである。

そこで私 は、『オペラ』のチラシを持って、
  • 沼田中学校
  • 沼田小学校
  • 沼田高校
  • 沼田保育園
  • 沼田幼稚園
  • 北竜小学校
  • 北竜中学校
  • 雨竜小学校
  • 雨竜中学校
  • 秩父別小学校
  • 秩父別中学校
  • 秩父別保育園
  • 多度志小学校
  • 多度志中学校
  • 多度志保育園
の、一人&一人に渡るように配ってきた。

ご協力をいただいた、それぞれの市町の
教育委員会&学校に感謝したい。

そんな折、管 内で一番大きい市である
深川市の市長がダンゴーで逮捕されちゃった。
しかも、学校の工事に関する疑惑、で。
こりゃ、あかん。
深川市内の学校こそ児童&生徒の数が一番
多いんだから、ここは、はずせない!
んでも、アポが取りにくくなっちゃったなぁ〜。

と、思いつつ も、
この作業を進める意義(?)には忠実でありたい。
★Hey, みなさま、お願いねっ!
まぁ、そんなワケで、大雪の中、 12月15日に深川中学校へ『オペラ』のチラシを持っていったワケ。
ここでポイントは、クラスごとの人数に事前に分けておくことと、公演の意義を書いた文書をそえるこ と、ですな♪

深川中学校では、当初、知人から紹 介していただいていた先生が会議で会うことができなかったので、受付の女性にチラシを渡してカ ンタンな説明だけをした。
んで、帰ろうと、いったんはドアを閉めたんだけど、「あ、名刺を置くのを忘れた!」と、思い、すぐ に引き返すと、
さきほどの女性が、立ったまま、『オペラ』沼田公演のチラシをボ〜ッと見ていて、「こ、これ、スゴ イですね・・・。」と、感嘆し てくれていた。
こーゆーコトがあるから、面白いのよね♪

そんなコトをしつつ、その週末はタ テワキ@お布団ROCKさんとススキノでバカ騒ぎをして、
★Hey, 先輩のみなさま、お願いねっ!
10:40Pm 映画を観てから、某大企業の幹部が待つ高級クラブに遅れて到着。
デジカメを取り出すと、
「なんで久保くん、ケータイを持ってないのにデジカメ持ってんの?」
★Hey, ニッポンのみなさま、お願いねっ!
11:30Pm 2件目の和風スナックで、「エミリー、これ、脳味噌だよ。」「ギャッ!」
エミリーは、1件目で「久保が来ないのでカラオケを歌って疲れた」と、
すぐに帰宅。

上の写真に登場されている大物の皆様は、下記のメールの登場人物でござい ます〜。
差出人 : タテワキ
送信日時 : 2006年12月6日 5:12Pm
宛先 : 久保AB-ST元宏
件名 : 意外と好感触でした

 お晩でございます、久保さん タテワキです。
『オペラ』、意外と好評です。今日、本社へ行ったとき、おそるおそる
パンフを見せると、『うぉーそうかそうか、一度見 てみたいと思っていたんだ』
コレはうちの社長、ホントカァー?!とおもいましたが。

経理のオバちゃんも、『いいじゃなぁーい』と、 これもホントカァー?!
9日土曜日に元・空知支庁長の水元さん(ウチの顧問)に会ったときにも
『オペラ』沼田公演に来てよと、話してみようかなと。

あとは江別市の道議に頼んで、江別市内くまなくバラ撒きます。

では、がんばります。
From: Emily Meyer
To: タテワキ
Sent: Thursday, December 21, 2006 11:35 AM

Hello Tatewaki San !
I wanted to thank you for a really fun evening Saturday night.
I was very surprised by how late Kubo San was.
But you, and your friends, were very nice to me! Thank you !!
I hope we can meet again, and you can meet my husband.
Maybe in Numata for Kubo San's opera !
Take care of yourself !

Emily

・・・・・・がくっ。
★Hey, シラフのみなさま、お願いねっ!
0:40Am 3件目のショットバー「Kippis」。日本一に優勝した渡部通大バーテンダーが、
「久保さんのイメージで作った」とゆーオリジナル・カクテルを作ってくれ たのが、コレ。
う〜む。私って、こんな味?
★Hey, カタギのみなさま、お願いねっ!
4:40Am ススキノのシメは、やっぱし、ロック・バー「デリンジャー」で、キマリ。
初来店のタテワキさんも、かな〜り、お気に入り♪
「おれ、絶対にまたここに来るぞ〜!」

日曜日の夜に沼田町に帰宅すれば、早い時間に北海道テレビHTBの報道記者から電話がきていたとい う。さっそく、電話してみると、
「久保さん、オペラの取材をしたいんですが。できれば学校に久保さんが行って子供たちにオペラを紹 介しているシーンがいいなぁ〜。」
っーコトで、
んなら、この機会に是非、沼田中学校の生徒がコーラスの練習をしている場面を取材&報道してもらい たいなぁ〜♪と、アポ。

んが、いろ&いろあって、ダメ(笑)。

んで、先週か ら引き続きやってきた、深川市内の学校への『オペラ』公演紹介に
テレビ局にも同伴してもらうこととなった。

12月18日 (月曜日)2:10Pm 待ち合わせから10分遅れて到着した私が、学校に入ってゆくシーンから撮影。
校長室で、今回の『オペラ』公演の説明を一通りした。

そしてこの日の夜、
12月18日(月曜日)6Pm 『北空知スロバキア・オペラ交流の会』の第一回会議(→たぶん、「最後」にもなるだろーね・笑。)。っーか、飲み会。
ぐーぜんなんだけど、宴会場の両どなりは、沼田町の町長と教育長が会議&宴会をされていた。その間 で、バカさわぎをして、ごめんね♪
これまた、2:30Am過ぎまでビール&ウィスキー&焼酎で、ヘベレケ。
終わってみれば&やっぱし、当然のように「会議」っーよりも、ただの「忘年会」となった。がくっ。
それでも、18人集まっての大 盛況。お安くしてくれたお店の方にもお礼をいいたい。

12月20日(水曜日) 毎月、新聞にはさんで家庭に配られる『スノッピカード新聞』の発行日。
今回の私のマンガも、先月に引き続き、『オペラ』ネタ(笑)。
★Hey, 久保のマンガだよ〜ん!
こーゆーマンガを観て子供たちが、「オペラ、観たい〜♪」と言い出すと、面白 いよね。

今日のグラビア・ガール
(更新日;2006年12月19日)
★おー! 本物の作品は圧巻!ダ ニエラ・ハンチュコワ
1983年4月23日
スロバキアのポプラト、生れ
身長:181cm
体重:56kg

1ヵ月後、我が沼田町に
『ス ロバキア国立オペラ』
やってくる♪
ところでスロバキアの有名人って、
ダレ?と、思う方は、
彼女を記憶しておくと良いでしょう。
なんせ、かのシャラポワと比較され
「スロバキアの妖精」と呼ばれて
いるそーなんだから、ね。
でも、名前が難しい。
メディアによっては、ハンチェコバ、
ハンチュコバ、ハンチコバ、
ハンツコーワ、ハンツコーヴァなど
呼び方が違っているのよね。
♪妖精〜!
めっちゃ、手&足が長いのよ ねぇ〜♪

2006年12月18日 月曜日 午前1時39分←■テレビ北海道HTBから、「スロバキア国立オペラ」沼田公演の事前取材の申し出あり。何を撮影させようか?
2006年12月15日 金曜日 午前6時35分←■スロバキアから電話がきて、「夜高あんどん節」のピアノ譜面をすぐ送れ!とのこと。お願い、沼田町の音楽家♪
ザ・オペラの怪人 長谷川 洋行 第9幕
オ ペラ公演の当日に配る手 造りパンフレットに載 せる広告を集めろ!
2006年12月9日(土曜日) 1:25Am
★「沼田町内でのポスター&チラシの配布」♪
ほ んの2〜3日の雪で、沼田町は真っ白になった。
もう、だれが見ても、文句を言わせないぐらいに(?)、冬である。
ってコトは、『スロバキア国立オペラ』沼田公演の1月19日なんか、もしかした ら、アッ!とゆー間にやってくるかもん。

んでは、あとは何 をやっておけばイイんだろーか?
実は、この公演、金が無い(笑)。
もちろん、出演料、ポスター&チラシの印刷料などは、スロバキアの出演者側がもっ てくれるし、
たとえチケットがそれほど売れなくても、受け入れ側の私たちには赤字の負担は、無 い。
でも、
・招待券(3千円×約20枚=6万円)
・出演者に渡す花束(3千円×9=2万7千円)
ぐらいは最低でもかかる。
つまり、9 万円は用意しておかなければならない

それを今回、お世 話になっている沼田中学校の校長先生に早い時期の10月下旬に言ってみた。
久保「基本的な経費は必要ないんですが、招待券や花束などで9万円ぐらいは必要な んですよ。」
校長「はぁ。」
久保「まぁ、9万円ぐらい私が払ってもいいんですが。」
校長「久保さん、それはダメですよ。絶対、ダメです。
個人が負担する ような前例は、将来の行事にも悪影響を与えますし。」
久保「あああ。なるほど。」
校長「かと言って、今の沼田中学校に金銭的な余裕はありませんし・・・。」
久保「もちろんですよ、誰かにメイワクや負担がかかっては、今回の公演の意味はあ りません。」
校長「でも、最低限の経費はかかりますよねぇ。」
久保「はい。でも、行政からの補助金ゼロでやってみようという企画で すし、そこにも大きな意味もあるんですしね。」

正直、校長先生には秘密にして私が こっそり、ポケット・マネーを出そう、と、思っていた。
そうでなくても、たとえば、沼田町教育委員会に私が現金を寄付して、「それをこの公演に使ってくだ さい」と条件を付ける方法も考えた。
これならば、校長先生も納得してくれるかもしれない。

とか&なんとか、悩みつつも、そん なコトも忘れて、いつものよーに、仕事の合間に、後援団体の名義もらいなどとオペラっていたら、
沼田中学校の同窓会長の仕事上のお付き合いの相手の奥さんが国立音大声楽科卒業&NHK交響楽団公 演など出演者のオペラ歌手であると知った。
それが、沼田町の近所の深川市に住むソプラノ歌手、菊入三恵さんだ。
で、ズー&ズー&シーのがトリエの私は、さっそく11月1日に彼女の自宅に訪問し、今回のオペラ公 演の話を熱く語り、チケットの販売などの協力を得た。
そして、その時に彼女から教えてもらったのが、コンサートの当日に配るパンフレットに広告を載せて、その広告料をコンサート資金にする、とゆー方法だった!
おおおおおおおお。なーるへそ。
で、見せてもらった深川市の市民コンサートには、5万円から1万円の広告がかなりたくさん載ってい た。
「う〜む。沼田町でたかがコンサートのパンフレット広告に5万円も出すだろうか?」
と、私は思いつつも、こりゃぁー、いい方法&アイディアだぁ☆と、思い、また&また、問題をクリア した気分になったのであーる。

こーゆー中途半端な「解決」のヒン トを得たとき、私がいつもとる方法は、
その「悩み」をダイレクトに、その方面にいちばん近いヒト(←「くわしい」ヒトではなく、私の悩みに「近い」ヒト)にメールし ておく。
で、そのメールの返事が数日後に届く。
私も、その「数日」間、生活や行動をしているワケだから、
脳味噌の中の「保留」がワインのように「熟成」されたり、ビネガーのよう に「すっぱく」なったり(がくっ。)する
差出人 : ★just imagine...♪竜馬大先生の偉大なるお城での晩餐会の招待状♪bokemi
送信日時 : 2006年11月6日 10:47Pm
宛先 : 久保AB-ST元宏
件名 : Re: 晩も飯三膳オペラ

こんばんは、久保元宏様。
bokemiです。

すごおおおく、むずかしい問題だと思います。
でも、ここでどうするかが大きな分かれ道だと思いま す。

パンフに広告路線で公演をやったこと、わたしはないの です。

(高校生の時に、中札内村の体育館、入場無料で200人くらい
自分たちの演劇でいれたことがあるのですが、
その時の資金は、わたしのバイト代1万5千円でした。
ポスターもチラシも紙を持ち込みで、学校で印刷させてもらいました。
そういうやり方が多いわたしです。)

一般的な、都会によくあるオペラではなくて、
大衆的な感じを前面に出すなら、
パンフレットもチラシも、大きくコストをかけず
パソコンでつくってプリンタで印刷するとかが良いのではないかと。
あとは、教育委員会や学校の印刷機を回すとか。
これまでの話を聞いてきて、
手作り感のある公演が良いのではないかと、思います。

中札内村では、イモの花見コンサートって畑でライブがあって、
実行委員会形式で手売りのイベントがあったんですね、
それは広告もらってたのかなあ、
広告もらうとしても、なんか、花火大会みたいにね、(笑)
何か面白いもらいかたはないでしょうかね。

あと、広告のたくさん入ったパンフレットは、個人的にあまり嬉しくないで す。
だから、こういう意見だというところも大きいです。

やっぱ、映画館で観たい♪『トントンギコギコ図工の時間』の上映 会を自主企画した時は、
フイルム代が10万円だったのですね、
結局は補助がもらえたのですが、
全国の実行委員会形式の話をちらちら聞いたら、
1000円で100人、500円で200人よべばいい・・・
という話がありました。

いや、こんな丼勘定の話じゃ甘すぎるかも知れませんが・・・。


旭川のこども富貴堂さんも、ちょっと前に『トンギコ・・・』を
上映する実行委員会やってたのですが、絵本やコンサートのイベントと
けっこう関わっているので、相談してみても良いかも知れません。
もちろんポスターやチラシもおいてくれると思いますよ。

あまり安請け合いして良いかどうか自分に自信はありませんが、
パンフレットとかチケットとか、内容がわかればつくるお手伝いもでき ますよ。
今回、私が勝手に 「私の悩みに近い」ヒトと選んだ(?)のが、bokemiさんだ。
彼女は、画家にして教師にして母にして、かつては劇団を運営もしていた。
学校などでは文集などの編集は得意中の得意、のよーな感じだ。
で、彼女からいただいたレスが、
←コレ、だ。

なるほど。
私にとっては安易な「解決」方法&マニュアルよりも、
こーゆー「ゆれる」キモチの方が参考になりんす♪

たしかに、私も「広告のたくさん入ったパンフレットは、個人的にあまり嬉しくない」。
そう思い、菊入さんからもらってきた深川市の市民コンサートのパンフレットを見る と、

B5で10ページ中、
1ページ=表紙
2〜3ページ=コンサートの曲順
4ページ=出演者の紹介
5〜10ページ=広告(=大中小、3つのサイズで、33個の広告。)

で、紙面の半分以上が広告だ。
う〜ん。確かに、これを配るとなると
ある種の「ここでどうするかが大きな分かれ道」っー感じは、アルなぁ。

それでも深川市の広告が、
大(11cm×15cm)=5万円×1個
中(5.5cm×15cm)=3万円×9個
中の小(4.5cm×15cm)=1万円×9個
小(4.5cm×7.5cm)=5千円×14個
であるとすれば、48万円の広告収入である。

今回の沼田町の『オペラ』公演は、ポスター&チラシ料などはスロバキア側の負担な ので、
そうではない入場料が無料の深川市の市民コンサートにおいては、
ポスターや会場費などもふくめ、48万円は必要なのだろう。
必然の「広告 のたくさん入ったパンフレット」だ。

ただし、深川市の広告は出演者が出しているものも多い。
つまり、広告とゆー名前を借りた「自己負担」でもあるのだ。

それならば、もし『オペラ』沼田公演で赤字が出たのならば、
その額の広告費を久保商店が出せばいいのである。




さて、そんないく つかのヒントをメールからいただき、
私はざっとこんな計算&編集企画をしてみた。

<『スロバキア国立オペラ』沼田公演のパンフレット>
B4の紙を2枚重ねて、二つ折りで、8ページ。
中とじ。(=ホチキスは無くても、重ねておけばいいかな。)

広告だけのページは、やめよう。
表紙以外のページの下の方に少しづつ広告が載っているようにしよう。
そうすれば、「広告がたくさん入った」とゆー印象は薄れる。たぶん。

沼田中学校がからんでいるから、多くの方の得意分野を生かしたい。

1ページ=表紙のイラストは中学校の生徒に描いてもらう。
2〜3ページ=中学校の音楽の先生に、ビゼー『カルメン』の解説を書いてもらう。
4〜5ページ=中学校の社会の先生に、スロバキアの解説を書いてもらう。
6ページ=公演で歌う「沼田中学校校歌」の歌詞。観客もオペラ歌手たちと歌ってもらう♪
7ページ=公演で歌う「夜高あんどん節」の歌詞。観客もオペラ歌手たちと歌ってもらう♪
8ページ=「北空知スロバキア・オペラ交流の会」の名簿。観客へのお礼。

で、2〜8ページに4.5cm×7.5cmの広告を4個づつ入れると、28個だ。
最後のページだけ広告を6個にすれば、広告のスペースは30個分あるぞ。
『オペラ』沼田公演で必要な経費は9万円だ。
んじゃ、9万円÷広告30個=3千円
おお、3千円ならば、広告ももらいやすいんじゃなぁーない?

11月の中旬に、沼田中学校の校長 先生に、
「12月10日までに、音楽と社会の先生から解説の原稿、それと生徒から表紙の原稿をもらいたいん ですぅ〜♪」と、お願いし、オッケーをいただく。

そーこーしているうちに、
札幌でテレビ局のプロデューサーに会ったり、小樽&札幌グルメ・ツアーを企画&実行したり、チケッ ト販売網を構築したりしているうちに、雪が降り出した。

12月4日、沼田町商工会の理事会 に出席。
会議の最後に、「あのー。また&また、オペラの件なんですが(笑)。
中学校の生徒とPTAでパンフレットを作るので、商工会の理事のミナサマの企業から広告をいただき たいんですぅ。」と、お願いしておく。

そして、沼田町の全てが雪で真っ白 になった12月7日(木曜日)9Am。
「沼田中学校のPTA副会長」=「オペラの会」副会長のハルちゃんと、せこ&せこと、沼田町内を回 る〜♪
「あの〜。スロバキアの方から来ました(がくっ)。広告、出してください。3千円です。領収証も発 行しますんで、会社の経費でおとしてください。」と、お願いして回る。

★Hey, 広告料、お願いねっ!
左=沼田町を代表する有名企業 の専務。
右=3千円をもらい、領収証を切る「オペラの会」副会長のハルちゃん。

この日の午前中で、軽く21件の広 告をいただいた。
どこに行っても、すげー快く、広告料を出してくれた。
みなさんの雰囲気は、「文化のためなら、是非、協力させていただきますよ♪」っー感じだった。
何か、沼田町内では楽しいことが起こることに期待しているような空気がある。それを感じた。
3千円とゆー負担をみんなにかけちゃったけれど、行政からの補助金とは違うパワーをいただいた気分 だ。

同じ日の夕方5時からは、若林博士 と一緒に回った。
雪は激しく降りだし、吹雪の夜道となった。
あるピアノ教室に行ったら、「もちろんいいですよ。でも、うちだけ広告を載せると不公平だから、他 の全部のピアノ教室にも声をかけたら?」と、言われちゃった。
な〜るへそねぇー!
んで、回ると、すぐに広告30件、クリア!

さぁ〜て、来週の「オペラの会」 は、PTAでパンフレット作りだよ〜。←って、『サザエさん』かよ。

2006年12月7日 木曜日 午後9時11分←■結局、今日1日で、『スロバキア国立オペラ』のパンレット広告が30社、とれた!みなさん、ありがとー♪
2006年12月7日 木曜日 午後2時59分←■午前中、大西晴ちゃんと『スロバキア国立オペラ』のパンレット広告をとりに町内を回る。21社のみなさま、ありがとーございます♪