つちぐもり柩としての世界地図 (久保元宏 1999年5月 〜『共犯句集』より)
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チだらけチベット
Friday Bloody Friday text by 久 保AB-ST元宏 (2008年3月20日 3:41Am) チベット自治区がある 中国のラサで、2008年3月14日(金曜日)に大規模な暴動が起こり、 チベット亡命政府の報 道官は、暴動で少なくとも5人の少女を含む80人の遺体が確認され、負傷者 が72人に上ったことを明らかにした。
中国が勢いづく北京オリンピックのタイミングで、世界中にアピールしようと「暴動」を起こすのは、ややズルイかもしれない。 しかし、それは今まで世界がチベッ ト問題を無視してきた罪の重さと同じズルさなのだ。
パレスチナのアラファト、キューバのカストロ、ビ ルマのアウン・サン・スー・チー、 そしてチベットのダラ イ・ラマ。 カリスマの存在の大きさと、それを求める人民の心の不幸は比例する。 もうそろそろ、たった一人のカリスマに頼らずにも、世の中が、ごろん、と良くなるようにならないものか。 次から&次へと現れる第三国のカリスマに対して、カリスマになれないアメリカ大統領は、カリスマ国家としてのア フガニスタン戦争や、イラク戦争を仕掛ける。 オバマ大統領候補が注目されるのも、アメリカ大衆が持っている第三国のカ リスマへのジェラシーの現れなんじゃねーのか? 「国連」が求められるのは、カリスマ不在の秩序を時代が求めているからだ、と思う。 そう思うのは、たった一人の優れたカリスマすらも持てない私(たち)の不幸なのか。 チェッ。 Give Tibet Back to the Tibet people ! チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、Tibet Bomb !
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今日の一句 | 歴史から飛び出
せ! ★た とえば→4月14日の歴史★ |