で、このマンガ、かなりの社会派。
ある意味、ディスカッション・マンガと言える。
内容は、
新人刑務官・及川直樹が死刑囚たちと
日々向き合い、葛藤する姿を通して、
死刑制度の「今」を浮き彫りにした作品。
そこで主人公が葛藤するのは、
「死刑制度」の是非。
このマンガを手にしたつい1年前に、
「更生保護施設」誘致は正しいのか?、とゆー
議論を展開していた私にとっては、
死刑をめぐる考察は避けては通れない?
もしかしたら息子の教師が
「更正保護施設」を考察していた私にこのマンガを読ませて、
「死刑制度」について考えてもらいたかったから、
間接的に息子にこの本を貸したのか?
まさか、ね(笑)。
でも、そー思って酒の席で何気なく
その教師にそのことを聞いてみたら、
肯定も否定もしなかったな。 |
▲死刑の議論に、「更正」という不安定な希望の定義がからまる。 |