【水上戦線異常有り!】


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 「水上戦」に選択されたステージは、奇しくも、徳島チームが始めて淡路島を 訪れた時、お松に最初に案内された「竹原ダム」 であった。5年ぶりに訪れたことになるが、減水している以外、景色は当時と 変わっておらず、なんとも懐かしい気分にさせられた。

 2隻のゴムボートを用意し、水際まで運んでいく。と、先行者がフローターで 上陸するところだったので、情報を収集してみたら、 「数は出るが、豆ばかり…」とのこと。 豆でもなんでも、贅沢は言ってられない。タックルを積み込み、湖上に漕ぎ出した。

 と、明石チームは、明らかに目的を持った動きで、一路対岸を目指し、漕ぎ始めた。 我々は、初めてのフィールドなので、「釣れそう」に 見えたポイントをコツコツ調べて行くことにした。

 明石チームとは別のワンドに進み、ここで、一旦上陸することにした。風が強く なってきて、ボートが安定しないので、フットワークを生かしたオカッパリを しようと思ったのだ。

 しかし、減水している関係で、ポイントらしい個所は全て干上がっており、 なかなか反応が無い。豆バス用に用意した「カットテール」だが、この日は一度も 炸裂していない。ボートに残っているどんちゃんも首を振っている。思った以上に タフな状況のようだ。

 ジャンボグラブのテキサスリグを大遠投し、ワンドの対岸に点在する立ち木、 シェードをくまなく探ってみたが、ウンともスンとも反応が無い。リグの選択を誤ったのだろうか?

 かなり離れた場所にいる明石チームを見ると、時折ロッドが曲がっている。 何の変哲もない、湖上に浮かんでいるだけかと思っていたが、良く見ると、立ち木が 底にあるポイントのようだ。どうやら我々はポイント選択を誤ったようだ。

 ここで、ボートによる移動を試みたが、シェード付近が減水で 「超ドシャロー」と化しており、バスが付けなくなって いた。これではジリ貧だ。次々とポイントを変えて行ったが、遠目には良いポイント に見えても、いざ攻めてみたら、「ただのドシャロー」だったりし、なかなかバスの 居場所が絞れない。

 一度、ボートが接近した際、釣果を聞いてみたら、既にブルーギルを含め、 6匹ずつ釣ったとのこと。サイズも30cm前後の良型揃いであったとのこと。 どうやら、この湖の「ハニースポット」 にハマったようだ。元ジモッティのお松だけに、その動向をマークしておくべき だった。(思いっきり後悔) 少しの時間で、絶望的な大差をつけられ、ガックリと力が抜けた。

 気を取り直して、今度は上流部へとボートを進めた。風がキツいので、 なかなか落ち着いて攻められないのだが、なんとか「カットテール」で、 「どシャロー」に付いている豆バスを拾って行った。しかし、「豆バスパターン」は 1匹釣ると、すぐバスが散ってしまう為、本数が稼げなかった。どんちゃんは、 このステージでも不調を極め、「クロステールシャッド」での一本に終わった。 (基本的に彼はセコリグは嫌いなのだ)

 明石チームの方は、お松が、ボートで移動中に「センコー」のテキサスリグを 「ドラッギング」していただけで30upを獲るなど、どうやらツキも完全に 持っていかれたようであった。明石チームはその後も数本追加し、このステージ で、完全にとどめを刺された形となった。

 結局、ボートを乗り降りし、泥まみれにしながらも、奮戦した徳島チームで あったが、「地の利」を生かした明石チームに惨敗する形で、午前の部は終了と なった。(コレがホントの「泥の船」だ…どんちゃん、 ボートの掃除を手伝えずにゴメンネ)

 果たして午後の部で、青息吐息の徳島チームが 「一矢報いる」ことはできるのだろうか?

【得点表】

メンバー/ステージ 1st 2nd 3rd 4th Total
お松
18
 
24
ケンちゃん
12
 
18
どんちゃん
 
タク
 
10

●バス=2 ●ブルーギル=1 ●ナマズ=−20000 ●その他:審議

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