■ためしてみようのコーナー

Botanic Garden

 

このコーナーは、エディンバラで何でも試してみよう特集です。成功談・失敗談を随時掲載していきますので、お楽しみに。

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■節約しよう

国際電話テレカをいろいろ試してみよう!
ユーロに両替しよう


■英語を使ってみよう

略語に関する話題
スコットランドならではの単語
数字を判読しよう
ローマ数字を読みこなそう


■ドライブしてみよう

日本の自動車免許をイギリスの免許に書き換えました。
市内ドライブ豆知識
お薦め近郊ドライブ
レンタカーを借りてみよう!
「カークラブ」に入会してみる


■料理をしてみよう

日本の百貨店で買えるようなおいしいワインが飲みたい。
Cock-a-Leekie (コカリーキー)を作ってみました。
スコットランドの鱈スープ「Cullen Skink」(カレンスキンク)
ハギス(Haggis)の調理法
缶詰いろいろ


■娯楽編

久しぶりにボーリングがしたくなった
競馬場へ行ってみよう
Royal Highland Show に行ってみよう


■その他


エディンバラ市内の店の中にはトイレがないのでしょうか

 知人・友人のために観光ガイドをしていて、意外に知らなくて困るのがトイレの所在です。住んでいたら、一日中出歩いたりしないですからね。イギリスでは店中にトイレがないことが多いです。そこで、探してみました。

 注:イギリスでは、地上階がGround Floor, つまり、1階は日本で言う2階に相当します。


●寝台列車に乗ってみました。

London Euston駅発Edinburgh行きのScotrail Caledonian Sleeperに乗ってみました。乗り心地は上々。

バーゲン価格で£35。これはお値打ち価格です。

Euston駅の待合室で待っていると、23:00 頃になると、発車番線の案内があります。切符代わりのeメールの乗車券を見せて乗車すると、車掌さんが、コーヒーか紅茶かを尋ねてくれます(明朝に、飲み物とマフィンとリンゴの朝食セットの無料サービスがあるのです)。寝台は、2人用のコンパートメントで、同じ性別の乗客との相席です。コンパートメント内には、洗面所も付いています(ふたを跳ね上げて使います)。ブッフェも営業しているようです。

私の乗車した日(乗車日 4 April 2003 Sat)は定刻にエディンバラに到着しましたが、乗り合わせた常連客によると、定刻に着くのは「unusual」だそうです。


●「切手を貼った返信用封筒」には何ペンスの切手を貼ればいいの?

資料請求をする際に、「切手を貼った返信用封筒」を送ることがありますよね。例えば、BBCの番組表を取り寄せるための返信用封筒にはいくら分の切手を貼ればよいのでしょうか?郵便局で聞いてみたら、当然ながら「重量により変わります」とのこと。そこで聞いてみました。

BBC Scotland の場合、「The booklet should only require a first-class stamp (27p) along with your self-addressed envelope.」とのこと。親切ですね。


●Lothian Busesの車内で忘れ物をしてしまった!

 TEL 0131 558-8858 (月〜金の10時〜13時。除祝日)に電話をしましょう。


病院に行ってみました

 エディンバラ大学のUniversity Health Serviceを利用した時のレポートです。

 夕方の部は16時〜17時ですので、16時前に到着してみると、すごい行列。というより、もう受付が始まっていました。待合室には、30名以上の人が座っていて何分待ちか見当が付きません。ところが、数名の医師が分担しているため、意外に早く順番が巡ってきて、たったの40分待ちで済みました。これなら、日本の病院より便利かも。なお、咳き込むような人は見受けられず、「体調が思わしくない」ぐらいの患者さん(みんな学生です)が多いように思えました。

 診察は無料で、薬代のみです。次回の予約はコンピュータ処理され、スムーズにできます。下の階の薬局とオンラインでつながっているらしく、prescriptionを持っていくと、すぐに調剤をしてくれました。なかなか便利。


●うっかり残高がないのに小切手を振り出してしまった!!(試したくてわざとやってみたわけではないのですが……。)

 うっかり残高を確認せずに小切手を振り出してしまい、over draft (貸し越し)になってしまいました。日本でこんなことをすると大変です。

 私の使っている銀行(Lloyds TSB。over draftの契約なし)の場合、小切手一枚当たり£20、プラス延滞利息が徴収されます。それに加えて信用も傷つくに違いありません。大ショック。ちなみに、Direct Debit でも同じような目に遭う可能性があるので、皆さんお気を付け下さいませ。


●日本に書類を急送したい。

 航空便やEMSでエディンバラから日本に書類を送ると、3日で着いたり、10日間かかったりと、ばらつきが大きいです。どうしても、急ぎの書類があったので、国際宅急便を利用してみました。

 12 South Bridge から、日本へUPSやFEDEXを使って荷物を送ることができます。店員さんによるとFEDEXのほうがUPSより少し早いということなので、FEDEXを利用してみました。月曜日の朝に出せば、木曜日の夕方に東京着です。実質72時間。これは早い!荷物の配達状況をインターネットでトレースすることもできます。しかし、それにしても書類一枚に£32は手痛い出費ですねぇ。

 なお、UPS、FEDEXのほか、DHLの配達車もエディンバラ市内ではよく目にします。もしお近くにDHLの取次店があるようでしたら、こちらをご利用になるのも一考かと思います。

 参考:最近のRoyal Mail のサービス改善には目を見張るものがあります。日本に2kg以内の荷物を保険を掛けて航空便で送りたい場合、新サービス「Swiftair」は要チェック。
     
http://www.royalmail.com/


●洗濯機に関するほんの若干の考察

 こちらで洗濯機をお買い求めになる方はまれとは思いますが、私たち夫婦の住んでいるフラットの場合、自分で調達する必要がありました。レンタルして数ヶ月が経ち、特に問題も見受けられませんでしたので、様子をレポートしたいと思います。

 こちらの洗濯機は、横から洗濯物を入れるタイプのドラム回転式です。サイズは共通で、価格は主に、動力の大きさで決まります。例えば「1400スピン」と書いてあれば、一分間に1400回転の脱水能力があるということを意味します。ここで悩むのが、どの程度の脱水能力のものを選ぶかと言うことです。一般的には次のようなことがいえるかと思います。

 うちのフラットでは、安価な部類に入る「1000スピン」の洗濯機を使用しています。洗濯物を干すスペースの制約もあってあまり一度に洗濯することもなく、夫婦で使う(つまり、二人分の洗濯物を一緒に洗う)にはこれで十分と感じています。ところで、洗濯物を干すスペースの制約を考えた場合、次のような二律背反が……。

 う〜ん。もうちょっと能力の大きな洗濯機のほうがよかったのかなぁ。今さら検証不可能です。脱水が少々甘いもののベッドカバーも洗えますし、1000スピンでも特に不便は感じていないのですが。

 なお、こちらの家電はよく故障します。購入なさるのでしたら、お金がかかっても、修理保証の特約を付けたほうがよいでしょう。

参考:力学的に、遠心力(回転によって外側に向かって物体を押しつける力)は回転数の2乗に比例します。つまり、大ざっぱに言って原理的には回転数が10%大きな洗濯機の脱水能力は、1.1×1.1=1.21倍です。電力もその分必要です。


ボランティアをしてみよう

 ボランティアは「してみる」だけではだめで、継続が必要です。始めてから3ヶ月が経ってやっとそれらしくなってきたので、レポートすることにします。

 私と妻がかよっているのは、Cancer Research UK Scotland のチャリティーショップです。週一回(4時間)のボランティアですが、なかなかの重労働。どんなボランティアワークかを紹介します。

 仕事仲間のおばあさん(勤続20年以上。83歳!)に聞いた話では、20年ほど前(サッチャー政権の不況期に相当します)は、人々は今日ほど豊かではなく、寄付品は少なくて、棚に並べた途端にどんなものでもすぐ売れたそうです。今とは隔世の感がありますね。

 仕事場で仕分けをしたりお茶を飲んだりしながら、地元の人と話すのは勉強になりますし面白いです。日頃不思議に感じているスコットランド人の社会・生活習慣などを地元の人に質問するのもいいですね。がんばってもっと英語が話せるようになりたいものです。

 なお、商品についてですが、まとまった量の新品衣類(おそらくアパレル会社から)の寄付がたまにあったりします。衣類は婦人用のほうが豊富です。でも日本人に合うような10号サイズ前後の衣類は比較的少ないです。


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