TAT |
絵画統覚テスト。漠然とした場面の絵画を見せ、被験者に物語を作らせ、語られた主題、内容を分析して、人格や行動特徴を理解する。 |
ゾンディ・テスト |
精神障害者の顔写真を見せて、好きな顔、嫌いな顔を選ばせ、隠された衝動や葛藤を診断する。 |
ロールシャッハ・テスト |
インク・ブロット・テスト。左右対称のインクのしみのカードを10枚見せ、それぞれ何に見えるかを判断させ、知的水準、葛藤、性格特性などを見る。 |
P-Fスタディ |
欲求不満を引き起こさせるような2人の人物が描かれている絵カードを用い、欲求不満に対する反応を分析して診断させる。 |
SCT |
文章完成法。被験者に不完全な文章を提示し、それを自由に補足させて全文を完成させ、潜在する歪みをみる。 |
Y-G検査 |
120の質問項目に答えさせ、神経質、劣等感、活動性など12の性格特性を表示する。 |
MMPI |
ミネソタ多面人格目録。550の質問項目より、心気症、抑鬱、ヒステリーなど10の臨床尺度で表示する。 |
向性検査 |
リビドーを内向性と外向性とにわけるため、質問紙法で検査する。 |
内田・クレペリン検査 |
一定時間、連続的な加算作業を課し、作業経過と結果から性格、適性を診断する。 |
ビネー・シモン式知能検査 |
問題の難易度を客観的に決定し、各年齢級の問題数を一定にし、知能の発達率を示す検査。 |
WISC |
言語性IQと動作性IQ、さらに12の下位検査の結果より、知能診断を行う。 |
ソシオメトリック・テスト |
集団内における受容と拒否の範囲を測定し、集団内における個人の位置や集団の構造的発展状況から人間関係を測定する。 |
ゲス・フー・テスト |
個々人の相互評価により、集団内の個人の相対的位置を知る。 |
評定尺度法 |
あらかじめ特定の人格特性について一定の尺度を作っておき、観察の結果、その尺度上のどの位置にあるかを測定する。 |
スタンフォード・ビネー式知能検査 |
ビネー・シモン式知能検査を改訂したもの。この検査によって初めて知能指数による表示がなされた。 |
CAT |
TATの子ども版。 |
バウム・テスト |
バウム=木。描画法のうち樹木を描かせる方法。投影法の一方法としたコッホによると、樹木は内なるものを外に出す法則を有し、内面と外面、深層と表層の混合である。また描画することは受動的な投影を能動的な形成に変える働きをもつとする。 |