Grand U-gnol   2016年国内ミステリBEST10


順位タイトル著 者出版社
1位誰も僕を裁けない早坂吝講談社ノベルス
2位現代詩人探偵紅玉いづきミステリ・フロンティア
3位聖女の毒杯井上真偽講談社ノベルス
4位Dの殺人事件、まことに恐ろしきは歌野晶午角川書店
5位黒面の狐三津田信三文藝春秋
6位屋上の道化たち島田荘司講談社
7位図書館の殺人青崎有吾東京創元社
8位幽歴探偵アカイバラ明利英司講談社ノベルス
9位倒叙の四季深水黎一郎講談社ノベルス
10位わずか一しずくの血連城三紀彦文藝春秋ア






第10位「わずか一しずくの血」 連城三紀彦(文藝春秋 単行本)

 グロテスクな広域バラバラ殺人事件の真相が徐々に暴かれてゆくという内容。20年前に雑誌に掲載された作品の初の単行本化。
内容・感想


第9位「松倒叙の四季」 深水黎一郎(講談社 講談社ノベルス)

 倒叙ミステリを楽しめる4作品が掲載。“倒叙”のみならず、警察の科学捜査小説としても見るべきところがある。
内容・感想


第8位「幽歴探偵アカイバラ」 明利英司(講談社 講談社ノベルス)

 単なるホラー系の作品のようでありながら、うまく連作短編ミステリとしてまとめられている。変わり種のミステリとして目を見張るものがある内容。
内容・感想


第7位「図書館の殺人」 青崎有吾(東京創元社 単行本)

 学生探偵・裏染天馬が緻密な検証と論理的な推理により、“五つの条件”を抽出し、見事真犯人を特定する。
内容・感想


第6位「屋上の道化たち」 島田荘司(講談社 単行本)

 銀行の屋上で起こる不可解な連続飛び降り事件、その謎挑むのは御手洗潔。島田氏作品らしい奇想が炸裂!!
内容・感想


第5位「黒面の狐」 三津田信三(文藝春秋 単行本)

 戦後の炭鉱を舞台とした連続殺人事件が描かれる。三津田氏らしい本格ミステリ作品。
内容・感想


第4位「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」 歌野晶午(角川書店 単行本)

 乱歩の各短編を現代風にアレンジし、なおかつ悪趣味に彩った作品集。そんじょそこらのホラーよりも怖い!
内容・感想


第3位「聖女の毒杯」 井上真偽(講談社 講談社ノベルス)

 飲み継がれる盃から、如何にして飛び石殺人を完成させたのか? という設定が光る。
内容・感想


第2位「現代詩人探偵」 紅玉いづき(東京創元社 ミステリ・フロンティア)

 詩人という設定と物語の流れがうまく活かされている。主人公の再生が描かれている作品でもある。
内容・感想


第1位「誰も僕を裁けない」 早坂吝(講談社 講談社ノベルス)

 本格ミステリと社会派ミステリ、現実と非現実の狭間で推理する“援交探偵”の活躍が見事!
内容・感想







<総評>に戻る    2016年海外ミステリBEST10へ 



Mystery Note に戻る    Top に戻る