6月の定例会「シニアのためのホームファーニシング〜便利で美しい収納や片付け法、安全で居心地のよいすまいづくり」のまとめです。BSL通信34号から引用しました。
★使いやすい配置=目的の所に回り道をしていないだろうか、動線の妨げになっていないか、使いやすさは変化する → 時々、プチ模様替えをする
★家具に身体を合わせない → 子どもの成長に合わせて椅子を変えていた記憶を呼び戻す
★必要のない家具がものを増やす原因=入れる所があるだけものが多くなるという連鎖、小家具が占める面積はばかにならない → 何が入っているかリストにする
★見えにくい場所は、危険と汚れの原因 → 照明の工夫
★必ずしも“シンプル”なコーディネートがよいわけではない。弱くなった視力にはアクセントが必要 → 色彩計画をたてる
★家具の高さや奥行きを揃える=部屋がすっきり見える。低めの家具は手すり代わりに。奥行きが揃っていると怪我をしにくい< → 安全なすまいづくり
★手の届かない所に日常品を収納しない=背の高い家具は、ほとんどが2層構造 → 2段に分ける(上段を降ろして使う)
★昼と夜の変化をつけやすい採光と照明=できるだけ、自然光を取り込む工夫をする → 体内時計を正確に保つ
★季節感の演出=たとえば、カーテンなどの布もので → 季節性感情障害等の抑制につながる
★固定観念を避ける=部屋のレイアウトや生活習慣 → 第3者の意見を聞く柔軟性を持ち続ける
小さな改良を積み重ねることでよりよい暮らしを実現するというBSL研究会らしい活動だと思います。 (は)
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