昨年はBSLの活動を「ゆっくりのんびりと」をコンセプトに世話人会と定例会を合わせてBSL会とし、月1回のペースで行ってきました。参加した会員からはこれくらいのペースなら負担がなくよかったと好評でした。
しかしBSL会の内容を振り返るとほとんどが会員の家の見学会となり、新たな取り組みもなく担当者を決めるのも大変でした。来年度の活動を考えるとテーマが尽きてしまうのも目に見えています。
私は創立メンバーの一人として10年以上活動してきて、一通りの勉強会を行ないBSLとしての役割は一応達成したとの思いがあります。一方で親の介護と自分自身が迎える高齢者としての生活を考えると、これからこそいろんな情報が欲しいという思いもあります。
会員一人ひとりのBSLに対する思いや意見があるので一つにまとめるというのは難しいことではあります。今回のBSL会では、一度BSLの活動を白紙にしてみてはという提案がなされました。総会までに会員の方々の意見を聞き、どんな形が望ましいかを検討していきたいと思います。どうぞどんな意見でも結構ですのでお寄せくださいませ。 (2月定例会担当
A)
BSLはこの14年間、高齢者の住まいや暮らし方の改善のための学習を重ねながら、役立つ情報をまとめて発信したり、相談へのアドバイスや実践を行ったり、転倒予防の啓発活動を行ったりしてきました。
これには、様々な職種の仕事を持つ多くの会員が、実際の活動には参加できなくても、いろいろな形で応援し支え続けてきてくれたことによるところが大きいと、世話人一同は心から感謝しています。
しかしながらこの数年、世話人会でも、親の介護がますます大変になった者、自身の置かれている状況の変化によって、会の運営に力を注ぐ余裕がなくなった者が続出するようになっております。このような現状で、組織として年会費を徴収しながらこの規模の活動内容を維持していくのは困難である、と私は感じております。
もちろん私自身、住環境福祉の分野で役に立つ活動を続けられたらという熱意はまだまだ失せてはおりません。高齢の親をかかえ、自身もまた高齢期にさしかかり、ますます切実な問題を感じている者だからこそ何かできることはあるだろうと信じております。
ただこのまま無理を感じながら会を存続させるのではなく、いったん組織は解散して、新しい道を探る時期なのではないかと思い、BSL会でその意見を述べさせていただきました。5月の総会に向け、多くのご意見をお寄せ頂きたく、よろしくお願いいたします。 (2月定例会担当 I)
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