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2010年4月27日(火)
4月定例会 総会準備と今後のBSL研究会の活動について

まず総会の出席者確認等したところ、総会は成立しそうですが、未だ確認できていない会員については再度お誘いすることにしました。

2009年度の活動はBSL初の公開講座「『安心ころばん塾』転ばないからだと安全な住まい」に向かって、世話人全員で各々多忙な中、団結して取り組みました。講座の内容検討、会場の確保、資金の問題、第2部のゲスト講師をどなたにお願いするかなどの難問を乗り越えていきました。公開講座当日は悪天候で心配されたのですが来場者席は満席となり、皆さんから非常にためになったと喜んでいただきBSL世話人一同感激いたしました。まさに公開講座に賭けた年でした。

第2部で講演してくださいました東京大学大学院教育学研究科教授の武藤芳照先生は、3月12日付の毎日新聞朝刊のコラムにBSL研究会の活動を紹介してくださいました。転倒予防のためには、「転ばない体づくり」のソフト面と、「安心安全な住まいなど環境づくり」のハード面の両面が必要です。転倒予防は、さまざまな専門の人の知識と技術と経験を融合させて、有効な対策になります。全国各地で、こうした草の根活動が広がることを願っていますとおっしゃっています。

次に2010年の活動方針と計画について各自の意見や思いを話合いました。その結果、13年間続けてきた活動を見直し、今後のBSL活動をゆっくり考える年とすることになりました。

内容としては、BSLの今後の活動を考える検討会、情報交換会、勉強会、セミナーなどへの参加、見学会など適宜やってみたい企画を考える、出席対象者は全ての会員とする、安心ころばん塾活動については、出前講座などの依頼があれば検討し可能であれば引き受ける、住まいの相談活動は受付を継続し1年かけて我々の出来る活動を考えてみる、等々です。

新年度は、BSL研究会について皆で考え参加することにより、より楽しい会に生まれ変われるかなと期待しています。   (4月定例会担当)

2010年3月20日(土)
3月定例会 “すまい”のプロの講演は参考になることばかり

2009年度最後の定例会が20日に終わりました。
2月28日の「安心ころばん塾」の公開講座に引き続いて、今年度2回目の公開講座『高齢者のすまいと暮らしを知る』というテーマで、東京都町田市を拠点に介護保険が制定される以前から高齢者の“すまい”を通して住環境の改善に取り組んでいる「NPO法人町田すまいの会」代表の大宇根成子さんにお話を伺いました。

同会から9名が協力している町田市の住宅改修支援アドバイザー制度について、そしてこれまで携わってこられた数多くの実例から特に高齢者の住宅で問題になりやすい、「道路から玄関まで」「玄関廻り」「居室の出入り口」「トイレ」「浴室・洗面所」「階段廻り」の6項目を取り上げ、その改修例を見せていただきました。

「新築した際には想像がつかなかったことが身体が不自由になって初めて気付く」「住む人によってすべて1から考える」「改修工事はお金がかかることを知っていれば、新築の際にかけておく方が良い」「必ず方策があると信じて探す努力」など、改修全般の話から、「手すりの取り付け位置は立ち位置の前方が有効」「ミニスロープはかえって危険な場合もある」「階段改修は下りを優先して考える」「階段の手すりは横より縦」「跨ぎ段差をせめて片段差に」などなど、具体的なアドバイスは参考になることばかりでした。

三連休の初日と重なってしまったことや、また先日の公開講座との間が短かったためか、この日の参加者は13名と少なく、とても有意義な内容だっただけに残念でした。ボランティア活動の難しさや会の運営の難しさはBSLと共通するところがあります。「横の連携が大切」という言葉通り、今後のつながりを大切にしていきたいと感じました。  (3月定例会担当)

2010年2月28日(日)
公開講座を終えて

無事にBSL主催の「安心ことばん塾」公開講座と特別講演が終わりました。雨にも関わらず大勢の方に参加していただき本当にありがとうございました。

本年度のBSLの活動のテーマを「安心ころばん塾」の公開講座と決めてから助成金の獲得、特別講演の講師の方への依頼、会場の確保、チラシつくり、チラシの配布、参加者の募集など、そして何よりも発表内容の学習、情報収集、まとめなど本当にめまぐるしい月日でした。

公開講座は初めての経験で戸惑うことも多く、メンバーが集まった回数や費やした時間も今までになかったほどです。壁にぶち当たり「さあ、どうしよう?」と思ったことも何度かありました。そのたびに知恵を出し合い励まし合いながら乗り越え、なんとかなってきたことに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。

参加者の方々からはBSLの「安心ころばん塾」の内容や講師の武藤芳照先生のお話しを聞いて「ためになった、役に立った」「楽しかった」「もっと聞いていたかった」との感想をいただきホッとしています。

武藤先生の「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」という言葉が心に残りました。笑うことで免疫力も高まり健康につながるとのこと。人生、眉にしわを寄せて生きるより、笑って生きるほうが楽しく長生きできるならこんな幸せなことはありません。まず笑うことから実践してみようと思いました。

私たちもこの公開講座を主催したことでいろんな経験をすることができ、必ずや自分たちの身についたことと確信しております。  (安心ころばん塾公開講座プロジェクト担当)

2010年2月16日(火)と19日(金)
2月28日(日)公開講座に向けて 定例会とリハーサル

16日(火) 検討準備会(2月定例会)
準備する用具、配布資料(アンケートを含む)、提示するサンプル品(コードをまとめる結束バンドや敷物のすべり止めなど)を確認し、また各自が当日に持参するものやそれぞれの持ち場についての最終確認なども終えました。

参加定員60名に対し、申し込みがようやく30名を超えました。区報に案内記事を載せてもらったものの、それによる申し込みは今のところ1名のみです。連絡なしで直接みえるのかもしれませんが・・。

今後は、近隣の掲示板に貼るチラシや、各自の口コミの効果に望みをつなぐこととなりました。やはり参加人数が心配の種です。

19日(金) 最終リハーサル
本番と同じ内容を予定の時間通りに進めることができ、少しの手直しを加えただけで、本番への手ごたえも充分という仕上がりでした。また同日に、当日の配布資料や掲示する事例集の印刷なども終了できました。

ここまでしっかり準備できたのは、今年度始めから、この講座を検討し作成を進めてきた中心スタッフの人達の頑張りのたまものです。当日は、スタッフ全員が会場に早くから参集して分担通りに準備することになっています。第2部での講師の先生のお話も大変楽しみです。

ご参加のお客様が、この
『安心ころばん塾』公開講座を通じ、何か少しでも役に立つものを得て 参加して良かったと思って下さることを切望してやみません。


本日22日(月)、区報を見ての参加申し込みが1名追加されました。その他の申し込み者も加えて、41名(22日現在)になりました。   (2月担当)

2010年1月15日(金)
1月定例会 安心ころばん塾検討会「公開講座プロジェクト検討会ⅩⅠ」

2010年最初の定例会はいよいよ来月にせまった「安心ころばん塾公開講座」のまとめとリハーサルを行いました。

盛り込みたいことが沢山あるなかで、必要なことを厳選し見やすいスライドを作らなければなりません。原稿をただ読んでいるだけでは退屈なだけなので、講座に来てくださった方たちに1時間30分の長時間聞いていただくようにする工夫が大切だと痛感しています。私が他のいろんな講演にいったとき、主催者の人たちはどんな心配りやアイデアをだしていたかを思いだして自分たちの講座に生かしたいと思います。


せっかくの貴重な時間を費やしてきてくださる方たちが一つでも得るものがあれば嬉しいし、一緒に活動をしたいなと思ってくださるようにBSLの魅力をアピールしたいなと思っています。 (1月定例会担当)

2009年12月12日(土)
12月定例会 今年の漢字一字は?

昨年もおいしい食事を堪能した忘年会でしたが、今年の「カフェバベット」というお店、女性ソムリエ&シェフの心のこもったお料理とワインに、何と世話人代表(41歳??)のバースデイケーキのおまけ付きで、参加者10人で心おきなくおしゃべりができました。

そして最後に各人の「今年の漢字一字」で締めくくりました。ちなみに10人の漢字は、「忙」「変」「驚」「喜」「楽」「忙」「待」「和」「成」「楽」です。なんと同じ漢字が二組あるとは・・・忙しく日々を過ごしているのは皆同じですが、思いもかけなかった変化や驚き、喜びの事態もありました。成ることを願いつつ、待つことも必要です。和やかな気持、感謝の気持を忘れずに、何事も楽しんで、楽な気持で、取り組みたいですね。

この一年、皆で学び合いながら作り上げてきた「安心ころばん塾」公開講座のイベントに向けて、BSLメンバーの気持が自然に一つにまとまった楽しい忘年会でした。
  (12月定例会担当)

2009年11月24日(火)
11月定例会 安心ころばん塾検討会「公開講座プロジェクト検討会Ⅶ」

今年度の定例会は、年間テーマの「安心ころばん塾」公開講座の実施に向けての検討会として回を重ねてきて、すでに今月は7回目となりました。

当日は、第1部の1時間半の中で どんな内容で進めていくか?は、今回は特に「ハナさんの部屋の解決策」に重点を置いているので、今回はそこを特にしっかり検討しました。写真の取り込み方や、費用の参考例をどうするか?や、背景の色やレイアウトなどを吟味しました。私達が一番伝えたいことを、講座に参加して下さる方達に わかりやすく伝えるためには どのようにしたらよいか?・・・・を、検討会に参加した人達で かなり突っ込んで考えることができてきたと思います。12月に会場が決定し、チラシの最終案が作成され、分担して諸団体への広報・宣伝活動もスタートしつつあります。

2月28日(日)まで あと3ヶ月足らずのこの時期、新しく1名、入会して下さり、早速、検討会にも参加。大変心強いことです。当日に向けてますます頑張って準備していきたいと思います。(11月定例会担当者)

2009年11月21日(土)
今年のフリマも無事終了

フリーマーケットが無事終了してホッとしているところです。まだ概算ですが、どうやら目標額を達成できた模様です。

基本的に会員の年会費のみで活動を続けているBSLにとって、フリーマーケットは活動を支える大事な資金源になっています。今や年間の予算に組み込まれており、少しでも多くの収入につなげるために担当者としてはかなりのプレッシャーです。これまで何度か開催して、春夏より秋冬の方が衣類などは少しでも高く売れるので、この時期となりました。

幸いにも当日は朝からぽかぽか陽気のフリマ日和。人出も多く、いつもながら車に詰め込めるだけ詰めて持っていった提供品の1/3は売れたでしょうか。と言っても、提供してくださった方々には申し訳ないほどの値段ですけれど・・・。

以前はグループで家庭の不要品を出し合いながら参加している同じような店が多かったと思うのですが、今は私たちのような“素人”団体は稀です。隣近所を見ると、どこかプロっぽいニオイがする店ばかりで、ヴィンテージもの(とうたっている)洋服や世田谷ボロ市に並んでいそうな品物を売っているなかで、BSLの品物は時代もジャンルもありとあらゆる物が揃っている異色店です。

日本と外国と3対1ぐらいの
お客さんを相手に、参加したBSLメンバー7名、強引な値切り交渉にも今や平然と対応しています。あしらいも慣れたものです。今年は素敵な出会いがありました。詳しくはBSLブログに書こうと思います。売上金の最終報告は通信でお知らせいたします。

ご協力いただきまして本当にありがとうございました。お礼を申しあげます。 (2009年フリーマーケット担当者)

2009年10月27日(火)
10月定例会 安心ころばん塾検討会「公開講座プロジェクト検討会Ⅵ」

検討会もまとめの段階にはいってきました。

今回はハナさんの家の間取りと部屋を平面図にしたものを中心に手すりの取り付け位置や家具の配置、照明を再検討しました。また、押し入れの中に入れるものや日常つかう小物などより安全なすまいにするべく検討を重ねました。

10月に開催された福祉機器展に訪れてみて靴や畳からの立ち上がり補助具、手すり、玄関用折りたたみ椅子などを沢山みてきましたが沢山の情報のなかから何が適しているかを選ぶのはなかなか難しいものがあります。

商品は日進月歩に改良されこの検討会の途中でも「こんなのがあった。これは不必要ではないか。」と実際に使ってみて不便だった、危険だったということもあるでしょう。今後さらに検討を重ねていきたいと思います。  (10月定例会担当)

2009年9月29日(火)
9月定例会 安心ころばん塾検討会「公開講座プロジェクト検討会Ⅴ」

今回は「ハナさんの部屋の解決策」スライドの検討をしました。前回まで各自まとめた内容を講座で使用するスライドにして、それを見ながら皆の意見を取り入れながら修正しました。最終的には必要なスライドのみに絞り込んでいきます。

解決策の提示については、たとえば解決前と解決後の写真を使うのはどうかなど具体的に考えました。会員の中には高齢の親を抱えて同じような悩みを持っている者もいるので、各自使用しているもの、工夫しているもの、そして費用はいくらかかるのか?などの情報を追加して、次回までにそれぞれが担当している内容をさらに詰めてくることになりました。

スライドの内容も大分充実してきたのでほっとしているところです。しかし高齢者の諸問題、情報は日々変化があります。私達は日頃ネットワークを広め、ミニデイに参加し高齢者のお困り情報を伺ってお手伝いしたり、国際福祉機器展を見学したり、転倒予防医学研究会「第6回研究集会」にも参加して新情報も取り込みながら日々学んでいます。高齢者のことは、明日は我が身でもあります。BSL研究会では共に参加活動してくださるかたをいつでもお待ちしております。

活動には何かと資金が必要です。そこで11月21日(土)10時〜15時に明治公園でフリーマーケットを開催いたします。ご家庭の不要品等のご協力とご参加をお願いしております。連絡先は
こちらです。よろしくお願い致します。   (9月定例会担当)

2009年8月21日(金)
安心ころばん塾検討会

安心ころばん塾検討会も5回(公開講座プロジェクト検討会としては4回目)となり「小物類の整理、手すり、ベッド、押し入れの整理、部屋のレイアウト、段差解消、照明」などをよりハナさんの部屋に合った掘りさげた内容にしていきます。

現物、カタログからの写真、実例写真、設計図などを使っての説明はわかりやすく、このなかからより良いものを選んでいくことが大切です。

一方で調べれば調べるほど、議論すればするほど「もっとこんな部屋のほうがいいよね」「これはあり得ないのでは?」と最初に考えていたハナさんの部屋の矛盾点が指摘され変更も余儀なくされて行く場面もでてきました。

当初この検討会を始めた時は2月の公開講座まではまだまだ先のことと思っていましたが、9月には福祉機器展もあるのでまた新しい情報が得られます。できるだけたくさんの資料や情報、意見をとりこみ私たちの貴重な学習の財産として保存したいので盛りだくさんの内容になってきました。

公開講座ではそこから厳選したものをいかにわかりやすくまとめお見せできるかが大切です。そこが一番難しい作業なのだと肝に銘じていきます。  (安心ころばん塾公開講座プロジェクト担当)

2009年7月28日(火)
7月定例会 「考えてみよう私達の解決策」の概要発表その2

今日は公開講座プロジェクト検討会の3回目です。7月定例会担当のHさんの進行でハナさんの部屋の解決策を検討しました。今回は前回の続きで、ベッド・手すり・トイレと水回りの改修・段差の解消・照明についてそれぞれの担当者が考えてきた案を説明し、それに対して皆で意見を出し合いました。

また公開講座にお招きする講師、開催日程も目途がつき、2月末の開催に向けて会場探しを行うことになりました。だんだん具体的な形になっていくと、肝心の講座内容の準備の進捗が気になります。

そこで例年8月は夏休みなのですが、急遽安心ころばん塾検討会を臨時に開催することに決めました。暑い中せっかくなので1日研修室に籠ってパソコンやプロジェクターを使いながら講座の中味を練り上げていくつもりです。

それまでに前回と今回で問題になった事について、各自が担当している部分を再考検討して「解決策を選んだ理由とその根拠」をまとめるという宿題が出ました。夏休みの宿題なんて子供の時以来ですね?暑さにめげずにがんばりましょう!   (A)

2009年6月30日(火)
6月定例会 「考えてみよう私達の解決策」の概要発表その1

安心ころばん塾公開講座」を開催することを今年度の年間テーマにして、活動を開始しました。今日は5月に続いて公開講座プロジェクト検討会の2回目で、8名が出席しました。

今まで各所で行ってきた「安心ころばん塾第2弾−障害物編」では、『田中ハナさんの部屋』の絵を参加者に配り、「危険な所はどこでしょう?さがしてみて下さい。」と、その場で次々に家具や物の置き場所などについての意見を出してもらうというやり方を行ってきました。そうするとまさに私達が考えて欲しいと思っていることがちゃんとたくさん指摘されたので、参加者の中にも危なくないようにしようと思って暮らしている人が多いこともわかりました。

そこで、それらの解決策について「BSLとしてはこう考える」という提案をもっとはっきり打ち出していきたいと思い、分担を決めて準備をすることにしました。今回は、「細かい物の置き場所」「押入れの片付け方」「家具の配置」の3点についての担当者が提案を作成してきました。


部屋の中での立ち座りや移動が危なくないようにするためには、部屋の中のいろいろな物がすっきりと片付けられていて、しかも楽な動作で動ける部屋に整えることが肝心です。そのための便利用具やアイディア、整理整頓のしかたや、部屋のレイアウト案などが提案されて有意義な時間でした。次回はベッド・手すり・段差解消・照明について学習することになっています。

自宅内の転倒は本当に後を絶たちません。転倒を機に、ますます身体状況が悪くなって大変なことになっている場合もとても多くなっています。転倒を予防するために、少しでもお役に立てる内容をまとめ上げていきたいと痛感しています。    (6月定例会担当)

2009年5月29日(金)
世田谷区生涯推進提案型事業補助金獲得への道

本日無事に「生涯推進提案型事業補助金」の審査会を終えてきました。

審査委員は5名。1人で行くより3人で行ったほうがアピール度もアップするにちがいないと会計担当のAさんと今まで社協の助成金申請にかかわってきてくれたFさんも一緒です。なんと心強かったことか。

当初3グループの申請と思われていたのが、締切り間際に申請したグループが多く全部で9グループとなりました。NPO法人がほとんどで、ひとつの団体から2つのプロジェクトの応募もありました。

プレゼンテーションは5分、10分で質疑応答です。
「転倒予防の啓蒙」というテーマはとても大切なことですねと理解をいただき、公開講座ではどうやって人を集め会員に結び付けていくかを質問されました。
チラシを配るだけでは人は集まらないのは経験済み。大きな課題です。
助成金がもらえることで講師の先生への謝礼や資料、チラシの内容も充実させることができます。

結果は6月中旬とのこと。良い知らせがくることを心待ちにしています。  (代表)

2009年5月20日(水)
5月定例会 さあとりかかろう!

2009年度1回目の定例会は、今年のテーマであるBSL発足以来初めてとなる公開講座の第1回準備会でした。「安心ころばん塾」をべースに私たちの活動をより多くの人たちに知ってもらいたい、一緒に活動してくれる仲間を増やしたいという願いもこめられています。

どんな内容の講座にしたら多くの人が参加してくれるだろうかと考えた結果、「自分たちだったらどんな講座に参加したいか」ということになりました。
1部では今までBSLが学習したことを発表し、2部では専門的知識をお持ちの講師を招いて講演をしていただく。少しずつ形が見え始めてきました。

今後の定例会では安心ころばん塾の「身近な危険編」で登場する田中ハナさんの部屋を安全にすみやすくすることを考えていきます。
片づけや手すり、部屋のレイアウトなど見直すところはたくさんあるので、みんなで分担して情報を集め解決策を考え検討して、講座に参加してくれる方達にわかりやすく伝えられるようにしなくてはなりません。自分に与えられた課題はたくさんあります。さあとりかかろう。        (5月定例会担当)

2009年4月21日(火)
「安心ころばん塾」出張

支えあいミニデイ「ミニデイ三茶」(会場:世田谷区・三軒茶屋カトリック教会)
からのお招きを受け、「安心ころばん塾・第二弾」を実施するため、メンバー7名で
訪問した。利用者とスタッフで約20名の方達の出席をいただいた。

BSLの紹介、「転倒予防のききとり調査」の結果について、そして『田中ハナさんの部屋』の危ない所探しと解決策紹介、などで約1時間の内容を行った。
80歳前後中心の方達が熱心に傾聴して下さり、危ない所探しも、床に置いたポット、敷物、新聞紙、座布団、クズカゴや家具の位置のことなどまで、次々に指摘して下さり、また自分はこのように気をつけているという活発なご意見も出た。

その後の会食時にも各テーブルにメンバーが分散して入らせて頂き、「日ごろ気がついていないことを話してもらって良かった」とか、「大変参考になった」とかの感想やいろいろなご意見を伺うことができた。滑り防止ネット、コード結束バンド、足元灯、ミニスロープなどを 実際にお見せして説明したり、ご自宅の長すぎるコードを早速束ねていただくようにバンドを1本ずつ差し上げたりしたのも良かったと思う。

伝えたいメッセージを長すぎない程度にまとめ、目や耳に訴え、さわって実感して頂き、一緒に考えて頂くやり方で効果を上げることや、対象者により内容を吟味する必要性を痛感させられた。さらに検討を重ねていきたい。 (I)

写真一番右はお礼にとメンバーひとりひとりにいただいた花束です!

2009年4月11日(土)
2009年度BSL研究会総会

13:30〜下北沢タウンホールにて2009年度BSL研究会総会が開催されました。
2008年度の活動報告から始まり2009年度の活動方針は<10年間続けてきた
BSL研究会の集大成として「安心ころばん塾講座」の一般公開を開催する> その方針に沿って2009年度の活動計画が提案され、それぞれ承認されました

その活動計画の1例を簡単に紹介しますと、住まいの中での転倒を防ぐための<住まい方の見直し>・<住まいの整備>について考える「安心ころばん塾」の内容をよりわかりやすく、充実したものとして公開できるように、モデルの田中ハナさんの部屋の押入れ、ベッド、てすり、照明、部屋のレイアウトなどの改善例の検討会です。めいめい好きな(得意な)部署を受け持ち、提案して検討するというものです。我が家でも最近転倒予防のために手すりを取り付けたので紹介したく思います。最後に、2008年度の会計報告と2009年度の予算承認で第1部は無事終了しました。

第2部「認知症を学ぶ」ではNPO法人<アビリティクラブたすけあい>作成のDVD「認知症 そのこころの世界」を鑑賞したあと、個々の体験や思いを語り合いました。過去に認知症の家族を介護した経験のある方・現在介護中の方からは貴重な体験を伺えて有意義な時間を持つことができました。現実に自分が介護する立場になれば・・・介護される立場になれば・・・その心の世界はどのようなものになるでしょうか。人生の最後に、最高のパフォーマンスが演じられればな〜  (H)