仕掛けのタイミングを探して
対急戦の怖いところはちょっとした形の違いで居飛車の仕掛けの正否が決まるため、
上手に指し手を選ばなければいけないところだろう。
特に基本形からの数手は何気ないところだが一局の内容を決めるほどの意味を持つ。
ここでは急戦の基本形からの駒組みの考え方と私なりの選択を見てもらいたい。
先手四間飛車と後手四間飛車の時で一手違う。
これだけでその後の手の選択が大きく異なるのは将棋というものの奥深さを物語っていると思う。
というわけで先手四間飛車と後手四間飛車に分けて見ていこう。
ここで注意していただきたいのはどの展開であっても実戦では一局、ということである。
私の貧弱な棋力では有利というのがどのくらいの有利なのかはわからないし、
私クラスでは本当は互角に等しいかもしれない。
前にも述べたようにこの研究が振り飛車を指す上での一助になれば幸いです。
意見質問等何でもお寄せ下さい。