表紙 雌伏17年、逆襲開始 独走の虎、マジック点灯 死のロード、そして復活 歓喜の瞬間、悲願達成!

Part Ⅰ 雌伏17年、逆襲開始

エース井川を立てての開幕戦完敗に、「今年もダメか」としょげ返ったファンは、翌日からの三連勝の喜びに沸く。
そして迎えた4月11日の東京ドーム、17年連続負け越し中の宿敵・巨人との今季初戦だった。9回裏の土壇場に6点差を追い
つかれ、まさかの延長戦へ。勝ち越したものの再び追いつか
れて、ドロー。「よう負けんかったと思うよ」と星野監督は振り
返ったが、ファンの思いは「やっぱりダメか・・・」。
ところが続く2戦で巨人を撃破。2勝1分。今年はどこか違うぞ!
3月29日 阪神7−3横浜  ※今季初勝利
力投する伊良部。ロッテ時代の剛速球は影を潜め、米大リーグで身につけた投球術が光った。

4月5日 阪神12−5ヤクルト
4回裏、浜中がこの試合2本目となる
3ランを放ち、ナインに迎えられる。
4月12日 阪神9−2巨人
3回8安打猛攻で一挙8点。投打に大活躍の
ムーアは巨人の勢いを止めて開幕3連勝。

4月26日の広島戦。8回表を終わって6点差、敗色濃厚。それをその裏に一挙9点を奪って大逆転。星野監督をして「こんな試合は初めてだ」と言わしめた劇的な試合だった。
春先は好調でも、勢いが続くのは5月の連休ごろまで、というのが阪神の「定説」だった。しかし、今年はどうだ。5月9日から4連勝で2位巨人に
5ゲーム差。そして迎えた16日からの甲子園での巨人3連戦を手堅く勝ち越し。最大の敵に深いダメージを与えた。
4月18日 阪神3x−2横浜
9回裏、選手会長桧山が左翼ポール際へのサヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズ。
4月27日 阪神13−10広島
8回裏、6点差をはね返す大逆転劇。
代打八木、右翼への犠飛でついに逆転!

5月9日 阪神11−2横浜
3者連続本塁打。まずは4番
浜中がバックスクリーン左へ。
続いて5番片岡が左翼席に打ち込む。 仕上げは6番アリアス、左翼席上段へ。

  5月17日 阪神1−0巨人
  8回無失点好投のムーア。
  唯一の得点も自らのバットで。


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