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7/13朝、10:00に辨慶をチェックアウトした私たち一同は、一路京都市内を目指す。
前回京都に来た時には、嵐山大覚寺/大河内邸/美空ひばり記念館)、湯の花温泉伏見
宇治を回った。
そこで、今回は市内を中心に回ろうと決めていた。
上記地図の、「洛中」の「中」の字あたりが目的地だ。

しかし、7月中旬のこの時期は、「祇園祭山鉾巡行」の時期だった。
今年は7/17が祭りのメイン。この日(7/13)ぐらいから、祭りの準備の追い込みらしい。
鉾が練り歩く「四条通り」は、鉾の飾り付けの為、左車線を占領していて、大渋滞を起こしていた。
特に、阪急大宮駅付近が信号のタイミングが合わず、どん詰まり状態。
10メートル進むのに15分近くかかる有り様だ。
が、祭りの準備などめったに見られる物ではない。
渋滞で動かないのをいい事に、鉾をゆっくり見物しながら移動していた。
もしかすると、本番のお祭りよりも、ゆっくり「山鉾」が見れたのかもしれない(笑)。
ところが、烏丸通りを横切ると、嘘のように渋滞は解消し、スルスルと流れ始めた。
鴨川を渡り、八坂神社が視界に入った。
本来ならお参りしていくところなのだが、母の足では歩いての参拝は、チト厳しいとの判断で、
今回は見送った。
父が、お香のお店に寄りたいと言うので、「豊田愛山堂(とよだあいざんどう)」を目指した。

まず、クルマを八坂神社の脇にある円山駐車場に入れ、
四条通り沿いの「豊田愛山堂」へと、のんびり母の足並みに合わせて歩く。
「のどがかわいたよぉ。」
と、言う母の言葉を待っていたかのように、甘味処「祇園小石(ぎおんこいし)」が現れた!
よし!買い物がすんだらここでお茶しよう!
かき氷に目のない私(コーンちゃん)は、早速ショーウィンドのメニューをチェックしに行った。
とりあえず、「豊田愛山堂」で、におい袋とお香を買い、
いそいそとかき氷を目指した(笑)!

「祇園小石」では、「白玉」「お楽しみ氷」「抹茶パフェ」等を注文した。
ここで気になるのが「氷の質」だ。
私が好きなのは、「かき氷」であって「クラッシュアイス」ではないのだ!
口に含むと、「すぅっ」と消え行くようにとろけるものが、本当の「かき氷」。
決して、ガリガリと噛まなければならないようなものではないのだ!
その「かき氷」は「宇治氷」。
抹茶のシロップがたっぷりかかった、まるで新緑の嵐山のような氷だ。
早速「木製のさじ」ですくうと、ほろほろと崩れそうになる。
それを、なるべく崩さないように食べるのが好きで、「縦」に食べていく。
すると、中から白玉と抹茶の寒天が顔を出した!小豆の寒天もある!
これはいい!
今までいろいろ食べたが、「素氷」以外に気に入ったのは、これが初めてだ。
抹茶シロップも甘いだけでなく、お茶の苦味も十分に効いている。
いい「かき氷」というのは、こめかみに「キーン」と来にくいものだ(笑)!
このお店はまた是非寄りたい!
みなさんも、祇園を訪れたら「祇園小石」でお茶しましょう(笑)!

クルマを駐車場から出して、次に目指すは「穂野出(ほので)」
左京区一乗寺にある、きらら漬けのお店だ。
ここのおやじさんがちょっと変わった人?で、気に入ったお客さんでないと、接客してくれないというのだ。
実際、お店でお会いしたご主人は、確かに少々変わり者?ではあるが、
噂ほど変わって?はいないようだ(笑)。
濃いみその味が印象的な、小茄子の漬け物は、ごはんのおかずににはうってつけの逸品だった。

続いて訪ねたのは、ちりめんじゃこの「松亀(まつき)」(普通の民家の一角で営業している)。
山椒の風味がぴりっと効いた、やや硬めのじゃこは、これまたごはんの友!
父と母の目的のお店を訪ねるのはここまで。
本人も目標達成出来て、満足だったようだ。

さてこの後は、お昼を食する為に、また嵐山方面に戻る予定にしていた。
このままお店に直行してしまうのもよいが、さすがに朝食の量が多かったのと、
お茶をしてしまった事で、まだ空腹感が無い。
それではという事で、嵐山に行くコースの途中にある、「金閣寺」に寄る事に決まった。
「金閣寺」といえば、修学旅行コースで有名だが、はっきり言って覚えていない。
行ったのか行ってないのかさえも、記憶に無いのだから、修学旅行とは一体何なんだろうか(笑)?!

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次はお昼ごはんとホテルだ!