食べる

金閣寺を後にした一同は昼食にありつくために再び嵐山を目指した。
何ゆえ嵐山?と、お思いの方もいるだろう。実は嵐山には美味しい洋食屋さんがあるのだ。
「赤マンマ」というこの洋食屋さんの「ハッシュドビーフ」が美味しいのだ!
お店の場所は、渡月橋から山陰本線の踏み切り近くまでいった右側にある。
赤い日除けが目印の白壁の一軒家が「赤マンマ」だ。
店の横の駐車場にクルマを止め、白を基調にした明るい店内に入ると、大きなウインドウを横に見る席に
案内された。
注文の品はもう決まっていた。
私とくっきいは「ハッシュドビーフ」!両親はサンドイッチとシチュースパ。
お目当てのハッシュドビーフは、一週間はかけたであろうデミグラスソースに、薄切りの牛肉をさっと炒めたものがたっぷり入っており、それはそれはジューシーで、甘味とコクがたまらんのだ!みなさんも嵐山を訪れたら、ぜひ!
「赤マンマ」に立ち寄ってみてちょーだい。

さて、この後は今日の宿を目指すだけなのでのんびり行くとして、嵐山のお土産をゲットしなければ!
「赤マンマ」から渡月橋に向かって少し歩いたところにある、「稲」というお店の「茶だんご」と「桜餅
が絶品!
「茶だんご」はほんのりとした甘味にお茶の苦味を含んだ、しっとりとしたつやのある
直径2cmほどのだんごが3個串にささっているもの!
「桜餅」は白い道明寺のあんこ無しを桜の葉でつつんだものとでもいうべきか、とにかく今まで食べたことのない桜餅だった!
これがまたひとくちサイズで食べやすい上にうまい!あんこがダメな方にはお勧めの一品だ!!
さらに「稲」では美味しい「抹茶ソフトクリーム」をおすすめする!
宇治地方の抹茶をふんだんに使ったソフトは、ほどよい甘味と苦味がバランスよくミックスされ、
変に甘ったるいものとは一線を隔すものだった。

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泊まる

嵐山を離れて今日の宿へ向かう。
昨日の宿は和風の京都らしい旅館だったが、今夜は「ホテル日航プリンセス京都」という、京都きってのシティホテルだ!
下京区の地下鉄烏丸駅に近く、交通の便はよい。
クルマで行こうとすると、周辺道路が渋滞ポイントになっているため、ホテルの玄関を目の前にして
なかなかたどり着けなかったのは、計算違いだった。
どうにか玄関へ辿り着くと、ドアボーイが迎えてくれた。
宿泊を予約していることを告げ、チェックインカウンターへ。
私はクルマを地下駐車場へと運ぶ。
その間に、くっきぃがチェックインの作業をする。
2階まで吹き抜けとなる1階レストラン&ロビーフロアは、白を基調として明るく、
木製の枠や家具を使い落ち着いた雰囲気で好感が持てる。
チェックインを済ませ部屋へ案内される。

フロアは7階、708、709号室。ツインルームだ。
コンパクトな造りだが、ベッドはセミダブル、洗面室は洗浄式便座トイレとガラス扉で区切られた浴室に別れている。
いつも思うことだが、トイレだけ別室に配置できないものだろうか?
パートナーが入浴中にトイレに入りたくなった時など(まぁ夫婦ならかまわんとも思うが)
「大」をしたい時はちょっと困ってしまう(汗)。
においの問題もあるし、その姿を見られるのもどうかと思う。
せめてカーテンなどでシールドできるようにしてほしいものだ!

ベッドのマットレスの硬さはやや硬めで好み。
まくらはどこでも同じだが高すぎる。いつもバスタオルをたたんで使っている状態だ。
照明はそこそこ明るいもので、読書するにはいいが、生活する明るさではない。

(どうしてホテルの照明というのは、ピンポイントだけ明るくして、全体を明るくしないのだろう?
天井のまん中に照明が付いている部屋に出会ったことがない。そこにあるのは非常灯だけだ。
あんなに細かくつけるのは不経済だし目に良くない。
色合いを考えて蛍光灯が使えないのなら、昼光色のものがあるじゃないか!
部屋に入って一発で明るくならないというのは不満だ!それとも蛍光灯は貧乏臭いというのか?)

窓からの眺めはまァ普通で、特記することはない(東向きの部屋)。
部屋の引き出しに「部屋着」が男女別に備えてあった。これは大きめのシャツをパジャマ風に着るもので、
くつろぐにはもってこいだが、このまま外出してはいけない(笑)。

さて夕食に・・・といいたいところだが、僕らは「赤マンマ」のハッシュドビーフが消化しきれず、
胃に居座っているため抜いてしまった。
両親は不満気だったが、どうにか賛同してくれた。
とりあえずお土産に買った桜餅をみんなで一つづつ食べて夕食とした。
が、両親は結局我慢できずに、備え付けの「うどんですかい」(JALの機内で出される?カップうどんだ。)
二人で食べたらしい(評判良かった)。(爆笑)
ひとまずゆっくり風呂に入り、一日を振り返りながらビールを飲み、床に付いた。


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次は最終日「太秦」だ!