エッチング・パーツを買って来たので、キットにモールドされているピン・ストッパーを切り取ります。場所が分からなくならないようにピンバイスで穴を開けて中心が分かるようにしておきます。右の写真は、ホイールの穴が塞がっていれる状態です。これはバリといって古い製品や外国のキットに良く見られます。デザイン・ナイフなどでキレイに取ります。

　メーカーにもよるが外国製のキットは、パーツ同士の合いが悪いことがよくあります。上の写真はボンネットとボディに隙間が出来ていたので3mmのプラ板を細く切って隙間を埋めます（左）。後はパテなどで整形すれば段差も分からなくなります（右）。

　色を塗る前に表面の傷や凹みなどを修正するためにパテで修正します。それからサーフェーサーを吹きます。サーフェーサーと言うのは下地処理に有効で、傷などが分かりやすくなるので、乾燥してから耐水ペーパーで整形します（1時間もあれば大丈夫）。

　実車のイメージに近づけるために、タイヤハウスの回りをカッターなどで薄く削っておきます。こういう作業のことをモデラー用語で「うすうす攻撃」と言います（笑！でもホント）。写真では、厚さが分かりやすいように黒マジックで縁取りしてから薄く削ります。左が攻撃前で、右が攻撃後（違いが分かるかな？）。