【桑野川再び】

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 今年は、どんちゃんが3月と4月に一回ずつ桑野川へ偵察に行ってくれたのだが、 何れも45UP(4月の偵察時は49.3cmを出している) の良型バスを含んだ好結果が出ていたので、 「第9次大戦の開戦は桑野川!」 と、早い時期に開戦場所は決まっていた。

Spring BUSS Come!!
4月の偵察時に出たデカバス49.3cm!

 徳島に帰省後もショップに問い合わせたりして、情報を集めてみたが、 やはり今年の桑野川は好調のようで、大型のバスがかなり上がっているとのこと。 この分だと、かなりエキサイティングな釣りが期待できそうであった。

 自分も実際に偵察に行きたかったのだが、日程の都合で大戦前日の5月2日しか 空いてなかったので、その日の偵察を予定していたのだ…が、

 当日起床してみると、雨!それもかなり勢いのある雨であった。予報ではかなり まとまった雨が降ると言われていただけに、行くか行くまいか…少しの間悩んだが、 風もかなり強く吹いており、嫌な予感がしたので、この日の偵察は見送った。

 時間と共に風雨はどんどんキツくなり、正午にはバケツを引っくり返したような 勢いとなった。(行かなくてヨカッタ…) 「せめて一過性の天候であってくれ…」との 願いも空しく、一日中振り続いた雨は、桑野川をアマゾン川顔負けの泥流&濁流と 化してしまったのであった。 (夕方、川の様子を見に行って愕然となった…)

 と、そこへ、そのような惨事となっていることを知らない明石チーム御一行様が 前日の淡路島釣行を終え、意気揚揚と徳島に入ってきたとの連絡を受けた。 3月からランカーを夢見て期待度120%で浮かれている彼らにはとても気の毒で、 事実を伝えるのはとても辛かった。

 翌大戦当日、午前3時過ぎに桑野川で合流した。その時点で幾分勢いは弱まった ものの、未だ止まない風雨にメンバー全員で 「今日は釣りになるんかいな?」と途方に暮れていた。

 それでも4時過ぎには、なんとか雨が上がったので、これ幸いと全員 ウエーダー姿で車から出てきて開戦となった。 (今年もヨロシクお願いします!)

 しかし…昨年とはまるで水位が違う。ポイントに入りたくとも、土手から一歩入れば 股上まで浸かる程の深さであった。しかも雨上がりだけに水温が異常に低い!キ○タマが 瞬時にチョコボールのように縮こまってしまった。 (食事中の方失礼!)去年は減水していたこともあった ので、目の前のフィールドの変わり様に呆然となるメンバー全員であった。

 それでも、メゲずにバイブレーションやらスピナーベイトやらを引いてみたが、 反応は無い。ラバージグとかも試してみたが、目に見えるポイントの大半が水没して いるので、打つべきポイントが絞れない。あと、
「前日まで陸だったところにルアーを引いて、効果があるのだろうか?」
という疑問がまとわりついて、なかなか集中して引くことができない。

 1時間ほど粘ったが、反応らしい反応が見られないので、4回目の小用後 (これじゃ膀胱をイワしてしまう!)移動を勧めに メンバーに声をかけて歩いていたら、驚いたことに、どんちゃんが43.5cmの バスを釣ったとのこと!

DON's 1st!
この悪条件の中で40UPを獲るとは…

 完全に水没しているものの、岩の位置をある程度覚えていて、その周囲に テキサスリグを這わせて釣ったとのこと。さすがに偵察に来ていただけのことは ある。その正確な情報収集能力に素直に脱帽させられた。しかも、 新ルールを適用すると、 このサイズは5ポイントとなる。なんと幸先の良いスタートであろう。

 どんちゃん以外のメンバーには、あまり幸先の良いスタートではなかったが、 天候はどんどん回復してきているので、次に期待することにし、「福井ダム」へ 移動した。

【得点表】
メンバー/ステージ 1st 2nd 3rd 4th Total
お松
 
 
 
ケンちゃん
 
 
 
どんちゃん
 
 
 
タク
 
 
 

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