【前半戦のクライマックス!】


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 睡魔に勝てず、助手席でウトウトしているうちに結構な距離を走っていた みたいで、目が覚めたら、山の中から平地に出ていた。次のポイントは半分 近くが水草に覆われたところで、一目見るなり、ラバジタックルに手が伸びた。 (カルカッタ200にスピードスティック)でも未だラバジでバス獲った ことないんだよな…大丈夫かな?ちなみにケンちゃんは車の中で眠っている。 

 時刻も11時と、日差しがキツくなってきたけれど、午前の部最後のステージ と決めたので、気合を入れ直し出撃!ケンちゃんも少し遅れて車から出てきた。

 カバーをラバジで打っていくが、まるで反応は無い。トレーラーに付けた 「ベイビーブラッシュホグ」が大き過ぎなのかと不安になったが、どんちゃん の使っている「ゲーリークロー」と比べて、大して遜色は無いと判断し、使用を 続行する。

 半分ほど周った頃、ケンちゃんが、沖の水草では無く、足元の岸際で20cm程の バスを獲った。使用リグはテキサスリグ。 「みんな、沖の水草狙っとるんで、足元狙ってみたわ。」 とのこと。この男、全く油断ならない。

 池の2/3程周ると高速道路が横切っており、その下がシェードとなって、 良いポイントに見える。しかし、お松がさっさと移動し、攻めている。 半分諦めかけた頃、どんちゃんが渾身の力でフッキングをしている。結構デカ そうな引きである。

 上がってきたのは42cmのグッドバス。どんちゃん会心の笑み!しかし私 としては複雑だ!(同じラバジなのに…)

 どんちゃんとお松を追い越し、今度は倒木が沈んでいるポイントに、せっせと ラバジを打ってゆく。結構良さそうな雰囲気なのに出てこない…。と、お松がやって きて1投目で40cm程のバスを引きずり出していった。なんでやねん!?半ば パニック状態でポイントを攻め続けていたところ、待望のバイトがあった!

 アワせようかと思ったその時、ラバジが水中から飛び出してきた。ああミスバイト…。 なんてツイてないんだ。その直後、根掛かりでラバジを1個失う。(う〜!)気分転換に ポイント移動だ。

 少し先にある高架下を狙ってやる!あ、さっき、お松は「CCラウンド」だったな。 オレは「がまかつラバジ」の1/2ozで結構大き目のものだったから、食いが渋かったの かもしれない。

 と言う訳で、今度は3/8ozのタイプに換えてみた。トレーラーは半分意地で「ベイビー ブラッシュホグ」。

 お松と高架下を攻めていたところ、お松に25cmのバスがヒット!満面の笑みを浮かべて いるが、こっちの心境はいよいよ穏やかで無くなってきた。必死で焦りを抑え、ジグを打つ。 (でも、この時点でかなりメゲそうになってた)

 そのうち、どんちゃんが追いついてきて、僅か数投でこれまた40upを獲った。これで 完全にキレて、わめいていたら、気の毒に思ったどんちゃんが、フォーリングと着底直後が キモであると教えてくれた。「ラインのフケに集中するべし!」と、でもその後 「なんや、バスおるやんけ!」 とからかわれ、ブッチ〜ン!!!(@◇※!)

 ブチブチに切れそうになりながらも、どんちゃんのアドバイスに従い、フォーリングを主体に攻めると決め、着水音を最小限に押さえるべく、 高架の柱に一旦当ててから、水中に落とすよう工夫してみた。いつもなら気持ちが切れてそうだが、 今回は自分の気持ちに粘りを感じる。切れそうで切れていない、良い傾向だ! 「まだ終わらんよ!(by クワトロ・バジーナ)」というところか?

 何投目のことだろう。絶妙のポイントにジグを落とすことができたので、「これは…」と期待しながら、 ラインを凝視していたら、果たしてどんちゃんが言ってたように、着底前後にラインが 「スッ」と動いた!ワームを使用している 時なら、一旦ロッドをそっと引いて確認するのだが、閃くものがあったので、一気に糸フケを 取って、「ガツン!」とアワセてみた。

 おうっ、結構な手応だ!グイグイと引いてくる。しばらく振りのバスの引きを楽しんで、足元まで 寄せるとやはり良い型である。

 幸福感に浸っていると、斜め後方からお松の声が…「バラせ〜」なんて奴だ!どんちゃんは 「引っこ抜け!」と応援してくれてる。これが獲れるとチームポイントもずいぶん巻き返せるのだ。 どんちゃんの指示通り、一気に抜きあげた。嬉しくて思わずバンザイをしてしまった。計ってみると 39cmであった。ラバジで初の1匹、しかも良型、そして皆に食い下がる貴重な1匹! ああラバジって最高!

I LOVE LUBBER JIG!
この一匹に救われました!

 その後、しばらくして別の柱の際に落とした時、軽いバックラを起こしたので、直してたらヒット していた。今度のは30cm程のサイズであった。しかし、一度死にかけてたのが、これでトップ争い に生き残れたので贅沢は言ってられない!

 しかし、お松も意地の1匹を獲り、再度引き離しにかかる。さすがディフェンディングチャンピオン! 一筋縄では行かない。結局この1匹を最後に午前の部は終了となった。ちなみに、ケンちゃんは、 ラバージグを持ってきていなかったので、沈黙。このステージでは、狙いが外れた形となった。
【得点表】

メンバー/ステージ 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th Total
お松
 
 
 
ケンちゃん
 
 
 
どんちゃん
 
 
 
タク
 
 
 

●バス=2 ●ブルーギル=1 ●ナマズ=−20000 ●その他:審議

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