H13年度の中部研についていくつか特徴や反省等、まとめました。
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○ H13年度から研修会運営スタッフを、中部地区内から公募しました。
これにより「自分たちの遠いところで知らない人たちが勝手にやっている」研修会から脱却することを狙いました。
また、各地区と中部地区会との関係で、少しでも「上下関係」のようなイメージを払拭したい、という狙いもあります。
○ 計画段階では、通常のようなスタッフ全員で話し合いながらプログラムを決めていくスタイルではありません。プログラムは事前に90%近くは決められていて、そのプログラムに対するスタッフ各々の理解を深めるために事前打ち合わせを行いました(参照1・参照2)。
中部や県、等の広域の研修会の場合、参加したスタッフそれぞれの考え方の違いが大きく摩擦が生じる場面が多々あるからです。
○ プログラムでは各班のシニアリーダーが独自に考えたプログラム(もちろん、研修会の理念に沿ってなおかつ研修効果を高めるためのプロクラム)で各班ごと行動(話し合い)するコマがありました。
次世代を担うシニアリーダーの企画力を養ってもらうのが目的でした。(←これが残り10%)
○ 参加者は一般公募の中高生を多く含んでいます。それらのリーダー経験のない人たちに「ジュニアリーダーの考えや行動」を押し付けるのではなく、一般論的な、あたかも自己開発セミナー(笑)のような研修会になりました。また、研修中「リーダー」という単語の登場回数が史上最低(当社比)でした。
○ 研修のしおりが一部から(ごく一部から)非常に評判が良かったです。
研修のしおり、というよりは「研修の手引き」のようなものを目指したのですが個人的にはボチボチな出来でした。(締め切り間際に作ったから・・・)○実際に当日の研修が始まって感じたことは、参加者一人一人が非常にポジティブな考えで積極的に行動している、ということです。
その理由として
1、参加者一人一人の性格
2、スタッフ側の受け入れ体制が整っていた
3、スタッフと参加者に顔見知りの人たちが含まれていた。
の3つが挙げられると思いますが、2の影響が大きかったのかな、と思っています。(手前ミソかな?)○上記2と関連して、研修を終わって気がついたのですが「褒められて終わった研修会」でした。今までの研修会は「注意されて(自分たちの)課題をみつけて終わる研修会」が多かったなぁと思いました。○「褒める研修会」とか「褒めて伸ばす」とか言うと、なんかご機嫌とりのような「甘い研修会」を想像される方もいるかもしれませんが、幸いにしてそれは無かったです。
参加したみんなは、自分の仲間を褒めることで(仲間の良いところを見つめることで)自分自身の課題を見つけることができたようです。
正直いってこんなにうまくいくとは思いませんでした。(*^_^*)
○とは言いつつも、アンケートを見ればわかるのですが経験年数の長い人たちには、いまいちヌルイ研修会になってしまったようです(アンケートの集計)。班長さんたちがどのような行動をとればいいのか、スタッフ側がもう少しフォローできれば良かったと思います。
○ ↑だからというわけではないのですが、今年度は中部地区長が一人で決めてしまった最初のプログラムを、来年度は2・3人で決めていきたいと思っています。そして再来年度は地区長が補助にまわって(でも2・3人の中に地区長は入っている)、その次の年度で世代交代・・・みたいな流れで関ブロにつなげていきたいと思っています。この段階的な考え方はタイムテーブルにも現れていて、今は事細かなことまでいちいち書いてあるけど、年々シンプルに(だけど必要なところはしっかりと)なっていけばいいと思います。