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どうやって虫を捕まえる?

★食虫植物はどうやって虫をつかまえる?

 食虫植物の虫のとらえ方には、大きくわけて次の5種類があります。

わな式・はさみこみ式
虫が入ると一瞬で葉を閉じます

食虫植物で一番見ておもしろい虫のつかまえ方でしょう。
虫を消化し終って、ふたたび葉が開くまで10日くらいかかります。
ムジナモもハエトリグサと同じ方法ですが、水中なので観察はむずかしいです。

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主な種類:ハエトリグサ、ムジナモ

わな式・すいこみ式
水と一緒に虫をすいこみます

理科の実験などで使う「スポイト」と同じ方法で水とミジンコを一緒にすいこみます。
袋はとても小さいので、顕微鏡をつかわないとよく見えません。

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主な種類:タヌキモ、ミミカキグサ

おとしあな式
袋に虫が落ちてくるのを待ちます

虫をおびきよせるため、入口やふたの周囲から蜜を出しています。
虫が入ってもふたは閉まりませんし、なんの動きもありません。

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主な種類:ウツボカズラ、サラセニア、ヘリアンフォラ、セファロタス

ねばりつけ式
ねばねばした液で虫をくっつけます

モウセンゴケの仲間は虫がくっつくとゆっくり葉を動かして虫をつつみます。
大きな種類になると、数枚の葉で協力し、トンボなどの大きな虫もつかまえます。

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主な種類:モウセンゴケ、ムシトリスミレ、ビブリス、ドロソフィルム

さそいこみ式
地下の細いすきまに虫をさそいこみます

地下にらせん状の虫を捕まえる部分を持ち、そのすき間からはいつも少しずつ水が吸い込まれています。
そのすき間に線虫やプランクトンなどが入りこむと、水の流れで外へは出られず、奥へ入って消化されます。

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主な種類:ゲンリセア

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