霞拳志郎もびっくりの魔都上海と北京ダックその39 十三日目〜続 船の中で振り返る中国〜 |
最終更新日 2004/5/8 |
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注:前回(その38)の続きです。 ち・かづきたーいよぉ〜 き〜みの〜りそ〜ほに〜♪ お〜とな・しくなれーない〜 きゃーにゅきーぷゆぁし〜け〜♪ ひりぃ・お・らいでぃっ ひりっ・お・らいでぃすぉーべいべー♪ ・・・さて、ノリノリになっている場合ではない(おまえが歌っていたんか!) この旅行のことを振り返ってみないとな。 それにしても、宇多田ヒカルの歌う英語って発音が正しすぎて、日本人的英語発音じゃないから、かな表示すると崩れるなぁ(無意味な感動)。 |
宇多田氏の名誉のために言っておきますが、原曲は 近づきたいよ 君の理想に おとなしくなれない Can you keep a secret ? Hit it off like this Hit it off like this, oh baby です。 |
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【食べ物について】 ウマい。いや、物によるけど、基本的にウマい。しかし、人によって受け入れられない味もあるので、そういった意味ではウマいと感じないかもしれない。調味料を使いまくってるからだといってしまえばそれまでかもしれないが。 安いのに量もあるので、つい頼みすぎてしまうが、友人とシェア(分担)するのが吉。しないと太るし、なにより脂っこいのでキツくなることもある。油を使った料理が相当あるので、太るのを気にする人は食べ過ぎない様にしたい(中国留学してめちゃ太った女性もいる)。そういう場合、中国茶は油を分解してくれる効果があるらしいので、太りたくなかったらジュースなどは避けよう。 ちなみにサントリーの烏龍茶は砂糖入りで売っている(※1)。 また、空気が乾燥しているので、水(ミネラルウォーター)は欠かせないので、大きい物を買っておこう。水道水は見た目からウマそうではない。煮沸で飲めるらしいが飲んでいない。 コーヒーが飲みたきゃスターバックスへでも行きなさい。 メニューが読めなくて困ることもあるが、漢字なのである程度想像が可能。原料もだいたい漢字で記されている。それでも、難解な物も多いので、自分で食べたい原料を書いてみるとか「焼」とか書くと通じるかもしれん(かなり不確か)。 ただ、国自体が広すぎて種類も多いので、ガイドブックに載っている物を全て制覇しようとすると大変である。見たことのないやつを頼んで、あとでガイドブックを見た方がよさそうだ。 屋台もウマい物がそろっているが、あたるのが怖い人はやめた方がいいかも知れない。ただ、こちらの屋台は最近の腑抜けた味をしか出さないことが多い日本の屋台にはない味が味わえる。値段も安い。私はあたった記憶がないが・・・食べ過ぎに注意。 昔ながらの商店街では食べ終わった串を道の端にポイッと捨てているが、いくら清掃業者がやるとはいえ大変だ(税金の無駄だ)。「誰かがやってくれるから・・・」という、こういうところが社会主義の欠点なのかもしれない。 食べ残し文化も、自然の恵みを「いただく」という発想を持っている日本人にはなじめない。だが、(世界的には)食糧危機だ環境破壊だというご時世なので、ただの観光者が無理して真似る必要もないだろう。ただ、最後まで食べきるつもりがあるなら、途中で持っていかれない様にしたいところ。 ・・・・あれだけゴミにしたら、従業員が食ってるんじゃないか?とも思えてしまう。 |
※1:マジ。正確に言うと、三得利ことサントリーの烏龍茶は、加糖と無糖の二種類を売っている。お茶は甘めが好まれるかららしい。 ちなみに烏龍茶はパッケージにも書かれてる様に福建省のものだから、上海人(限定なのか?)がそのまま飲めなくても不思議ではない。というわけで中国茶を頼んでも烏龍茶は出てこない。 |
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【日本人について】 カモと思っている人多し。(上海の場合特に)日本人は身長が高く、いいモノを着ているので、目立つ。だいぶふっかけられるそうなので注意。 ただ、ちょっと高いところなら、「日本人は(いろんな意味で)やさしくていいお客」と思ってやさしく接してくれるところもある。そういうところは日本語が通じるところも多々ある。中国だからあえて貧乏という旅行の仕方もあるが、安い中国だからこそ、日本よりも安いお金で快適なサービスを受ける旅、という楽しみもあると思う。・・・野郎にはあまりむかないが、日々の疲れを癒したいならその方が良さそうだ。見極めは服装で。 安くて危ない中国を味わいたい人はその逆を。 言葉は通じないケースがほとんど。なので、多少は言えた方がいい。ちなみに私は「ありがとう」と「ごめん」と「これいくら?」しか覚えていない。中国では値札を書いてない「商店」も結構あるので、「これいくら?」は欠かせない。値段交渉は手を下げる動作をするだけで通じた。駄目だったら電卓。数字は世界共通。ちなみにふっかけ率はすげー高いので、たとえ払えたとしても中国の物価から考えて払えないとして強気に交渉するといいらしい。食べ物ではさすがにないと思う。 「ウマい」ぐらいは覚えた方が良かったかもしれないが、顔でわかるのは世界共通(かなぁ)。英語は若い世代なら通じる様だ(見習え日本の大学生←自分じゃん※2)。 観光地では相当な数の日本人を見ることが出来る。おばさんたちのツアーが多い。そんなに日本人が珍しくはないが、ガイドブックにも載っていないような所には、全然いないらしい。ししょうが行ったところ(不明)は「日本人なんて初めてだぜ」とタクシーの運ちゃんに言われたらしい。 |
※2:当時(・・・もう三年前だぁ)の話。まぁ、卒業してるんだけどな。 | |
【トイレについて】 都会しか行ってないので、噂に聞くほど(※3)強烈ではなかったが、下水道技術が未熟なので、ほとんどが使用後の紙は置いてあるくずかごへ入れるようになっている。紙は付いてるケースが多いが、ない場合も多い(どっちやねん)。どうせ流さないのだから「水に溶けるティッシュ(※4)」など洒落た物を持ち歩く必要はない。そういう意味では環境にやさしいのかもしれない、この面では。 都会ならほとんど扉があるが、たまにないところもある(こちら参照)。しきりがないところは見たことがないが、大都会しか行ってないのでどっかにはあるだろう。 ちなみに和式スタイルの大便器の向きが逆で、顔が扉の方になる。外国人が来るようなところしか洋式はないといっていい。ちなみにウォシュレットなど見た試しがない(※5)。 有料・無料両方ある。もちろん、有料の方が綺麗なのだが、新しい建物なら無料で入れるところも結構ある。しかし、トイレ掃除は清掃人がいる割には綺麗じゃないこともある。無料で、清掃人がいてチップをもらおうとする人もいる。 とはいえ、かかっても日本円にして数円にしかならないので(マジで)、そう意識する必要はないかもしれません。「角」という「元」より小さい金額の硬貨をもらった時はそれをポケットに入れて、トイレに行った時にそれを出すという感じにしておくといいかも。 |
※3:壁がしきりになってるとか、便器が全部つながってるとか、壁がないとか・・・ ※4:ティッシュは水に溶けない様に、トイレットペーパーは水に溶ける様に工夫してある。そうなると、水に溶けないティッシュを使うこと便器がつまるので、特に管理がそうできない山小屋とかで使わない様に言っている。そんな流れに対応して出来たもの。 ※5:つーか日本にしかない |
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・・・・・しかし、これで振り返っているのか? なんか反省チックなアドバイスみたいだ。・・・まぁいいか。 夕食時なぜかマスターと、ローカルラジオ番組「聞いてみや〜ち」とか「カニタク言ったもん勝ち」の中の「ばばぁ〜ずBarber」などの話で盛り上がる。東海ラジオ(※6)万歳である(ホントかよ)。 ・・・すげーローカルネタでスマン。 船はゆく、様々な思いを乗せて・・・・えっ、まだまだあんの? |
※6:愛知・岐阜・三重をカバーする、AM民放ラジオ局。同じローカル放送である中部日本放送(CBC)とリスナーを二分する・・・NHKは? |
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《参考》今回使用したお金(円換算は14円にしました) 夕食:例によってシェアで。700円ぐらい。 |
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