Present by ★『共犯新聞』社
Morningside Heights

モーニングサイド・ハイツ

• 「ハイツ」の名の通り、高台になっている。
  
• 独立戦争当時は高台を利用して、作戦の要としての砦が沢山、造られた。その名残は現在も残っている。
  
• アイビーリーグ名門私立大学、コロンビア大学は、映画『いちご白書』の舞台となった大学紛争の聖地（？）でもある。
  

■ジェームズ・クネン（１９６８年当時、１９歳のコロンビア大学生）の『いちご白書　ある大学革命家のノート』（角川文庫、青木日出夫・訳、19６８年）より。 ほこりっぽい風に吹きさらされているようだ。 　ぼくたちが不幸なのは、戦争や貧困や絶望的な政治状況のせいだ。 もちろん時には、男の子や女の子のせいで意気消沈させられ、孤独を感じて不幸になることもある。 　そしてまた、われわれはニューヨーク市民だ。 ニューヨークというのは、世界中でいちばんおもしろい場所だ。 しかもぼくが思いつく限りでは、いちばん粗野な街でもある。 この街では、地下鉄のなかで会った人間に二度と再び出会うことはけっしてない。 せわしく歩み去る人々の動きで、どの通りも死んでいる。 まるでたった今、干上がった川底のように、 ほこりっぽい風に吹きさらされているようだ。 人々は、人間のいっぱいつまった高い壁に囲まれた巨大な迷路の固い床の上を歩く。 ……アメリカでの大学紛争は、１９６４年秋、西の端の、カルフォルニアのバークレー大学が発端。 東の端の、コロンビア大学に飛び火するまで、１９６７年までかかる。 それまでに、大学キャンパス内にて、 ＣＩＡの局員が求人活動をしたり、 海軍予備将校の養成をしたり、 海兵隊の募集をしたり、 は行われていた。 この本が、日本の全共闘「戦士」のオモイデ本と決定的に違うのは、「ユーモア」だ。 それに「ニューヨーク的」という形容詞を付けても、いいカモ。 続きは本書を読んでのお楽しみ。

• このエリアの開発は１９世紀後半から。ただし、ハーレムの側のためか進んでいない。
  
• 現在は、治安はハーレムよりは良い。
  
• それでも、ひと気の無いトコロは、注意。
  

▼ガイド・マップ
・Grant's Tomb グラント 将軍の 墓 ・Riverside Drive & Park リヴァーサイド・ ドライヴ＆ パーク ↑ アポロ・ シアター Studio Museum in Harlem ハーレム・ スタジオ 美術館・ ▲125St． Marcus Garvey Park マーカス・ ガーヴィ・ パーク ・Riverside Church Perk's Fine Cuisine ・Columbia University コロンビア 大学 ・St.Paul's Chapel セント・ポール 礼拝堂 Morningside Park モーニング・サイド・ パーク セント・ ルークス 病院 ・Cathedral of St. John the Divine セント・ジョン・ ザ・ディヴァイン 大聖堂 第185公立学校 ・Monsoon モンスーン セントラル・ パーク▼	・Studio Museum in Harlem ハーレム・ スタジオ 美術館 ★ハーレムで一番、 賑やかな所にある。 もう一本、北が、 アポロ・シアター。 ★黒人アート。 ★月火が休み。
	・Cathedral of St. John the Divine セント・ジョン・ ザ・ディヴァイン 大聖堂 ★未完成だが、 世界最大級の ゴシック教会。 ★1892年着工。 ★13世紀フランスのコピー。 AIAのベスト⑩ 久保も行ったゾ!