さっちゃんも、ブライアンのプールに行きました。I'll follow you wherever you may go!
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パラパラ・・・Everybody needs some education.
Education沼田町は、いかにして外国人の常勤英語教師 を不要としたか?
★AETとは、アシスタント・イングリッシュ・ティーチャー♪JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)AETの派遣団体。
★REXとは、日本人が海外で教師をした後、帰国して日本で教師をしている人♪国際教育活動ネットワー ク/REX-NET逆AETによる突破のヒント。
★渋谷jimonoさんもREXなのです♪ACE connection(The art called education)渋谷jimonoさんの戦い。
★渋谷jimonoさんもREXなのです♪青木和雄古丹別に住む印刷屋さん。しかし、国際感覚はかなりスゴイ!
★「家庭」と「学校」の相違♪マジョモリ通信教師にして主婦にして画家による、日常思考からの角度。
★美術教師が企画する総合学習♪美術と自然と教育と中 学校の美術教師の山崎正明さんによる実践術。
★1955年…愛知県愛知郡長久手町に生まれる♪伊藤育雄事物を分析し、「教える」発想で”世の中”を解説。
★全て、オリジナルな言葉ばかり。決して引用していません♪ほんまのほんだな科学史とそれを巡る資料紹介。一方通行教育の力技。

2009年7月24日 金曜日 午後12時16分私よりずっと深く気 温22.8℃←■滝川市の国際交流協会の山内さんが突然の訪問。やっぱ、パワーあるなー。話しているだけで、こっそりパワー、もらっちゃったし(笑)。
Icon for Ms.Catherine and Ms.Mel ! 教育★Education ALT 問題を思索&行動(更新日;2005年8月6日)

本日のテーマあれぇ?なんだっけー?ALT(外国語指導助手)問題」って、イナカ特有の問題なのか?
【問題提起】

竜馬 (男、1942年生れ、札幌市、会社経営)
2005年8月3日(水) 9:56Am
ALT問題→がんばってますね。
都会人の竜馬には「外国人教師の導入による外国語・異文化交流」と言われても切実な問題に思えないし、
大体、行政や教育委員会に何らかの期待をする幻想を抱かないので、久保さんたちの行動が子 供っぽくも見えるし、逆に新鮮でもあります。
一宿一飯の義理がありますので、もし町との出入りがある場合には助っ人として駆けつけますよ。


さおり (女、神奈川県、主婦、元・英語教師)
2005年8月3日(水) 8:10Pm
英語教師の招聘、地方では難しいでしょうね。
私の住む神奈川県周辺では、主にフィリッピーナの奥さん連中で、教師資格を持っている方が パートで英会話を教えている学校が多いですね。

【現状報告】 札幌 市の学校教育現場から

jimono (男、教師)
2005年8月3日(水) 9:58Pm
沼田町の「ALT問題」と、似たような経験をしています。
昨年、北海道教育委員会から学校へのALT常駐希望調査の文書が来たとき、
ニコニコ顔で「薬ばかりで毒はないでしょう!」と12人いる英語教員が皆そう思っ ているだろうと思って発言したら、
なんと返ってきた言葉が「いろいろとたいへんだよう、時期ソーショーです」でした。
「俺がALTを世話をしたんだけど、身の回りの世話なんかが大変だった」ともらしていましたが、「・・・・な方」でした。(笑)
結局この世界は「・・・な方」ばかりで、「!!!な方」にお会いできるの機会はな かなかないですよ。「???な方」も多いです。「\\\な方」とか。

【つっこみ】

久保AB−ST元宏 (男、1962年生れ、沼田町、ヤミ米屋)
2005年8月3日(水) 11:59Pm
札幌ですら、そうかよ!ってな気分にもなります。


【つっこみ返し】

匿名 (教師)
2005年8月4日(木) 9:37Am
都市部の受験校(および、そうだと思い込んでいる学校)なら十分考えられるこ とです。
それらの高校の英語教員に求められているのは、入試での点数向上であって、ALTを使いこなすことではないからです。
①英会話が苦手だけどセン ター対策講習が得意な先生、
②ALTは大好きだけど入試問題が嫌いな先生、
どちらが求められるかといえば中堅以上の学校なら前者でしょう。

英語の教員が必ずしも国際交流 に興味があるわけではないし、
ミシンが苦手な家庭科教員だっているし、
ローマ帝国の貨幣にやたらと詳しい数学教員もいるし、
教員はいろいろなのがいます。批判すべきか面白がるべきか…。お任せします。

先日も、なんだか最近ALTとの授業がまわってこないな...おかしいな...毎 週月金は必ず来てるはずなのにな...。
と思って英語科長に聞いてみたら、「予定を組むのやめたのね。ALTが自分でリク ルートしてまわるようにしましたの。」というので
大激怒して自爆覚悟で職員室で怒鳴り散らしたばかりです。私がALTだったら国際 問題に発展させるくらい怒ります。

【つっこみ】

久保AB−ST元宏 (男、1962年生れ、沼田町、ヤミ米屋)
2005年8月3日(水) 11:59Pm
今回のALT問題で、いかに教育委員会が教師よりも特権的な立場なのかがよーく分かりましたよ。


【つっこみ返し】

jimono (男、教師)
2005年8月4日(木) 0:44Am
私が経験した、地元の教育委員の方との共闘でわかったのは、教育委員会は直結 している教育委員とだっこしてどうにでも動かせるということです。
地元の名士とか権力者とつるんで戦うのも強力です。住んでいるところのあらゆることの活性化にはやりがい200%です。
私のような流浪の民の立場では地域につながりができ学ぶことも多かったので満足でした。
私は身内や親戚に公務員や教職員が多いのでそれが本望だということを確信しています。
久保さんや青木さんのような、マイティーでオールラウンドで信念のある方にぜひ暴れてほしいです。
地元の民間の方が教育委員会なり教師なりを育てることがコミュニ ティーを浄化、健康にさせる方程式だと信じています。

味噌に関連して例えると、(ALTの代替案である)『NOVA借り』は出汁のない味噌汁みたいなものです。
『NOVA借り』は結局JETプログラム成立以前のただの会話教師招聘の状態に戻 ることを意味します。
地域間交流はInternationalのINTERを深化させる方法だというの が常識ですから、
その常識すら認識しないでJETから英会話学校からの講師借りにすることはとても 恥ずかしいことです。逆行しています。
文部科学省やその他の全ての国際交流、国際教育、国際理解を深めようと努力している諸機関の意向をまるで踏みにじって敵にまわしているとさえ見られます。

【つっこみ】

久保AB−ST元宏 (男、1962年生れ、沼田町、ヤミ米屋)
2005年8月3日(水) 11:59Pm
これは、教育だけではなくて、農業政策や、商工観光(=通産省)政策でもそうですが、
世界最新の頭脳で霞ヶ関で作った理念&計画書が、イナカでは、ゴミになっている場合が多いん ですし。
それなら、与えられたものを、与える側の想像をはるかに超えた利用方法で実践してやろうではないか!と、 いうのも愉快な気がするもんね。

Good by YOSAKOI !
【つっこみ返し】

jimono (男、教師)
2005年8月4日(木) 0:44Am
全く同感です。愉快なこと=イベント&混乱ですね。
まわりではいろんな教員が新型教育の研究実践をしていますが、
私自身は『ホームルーム』とか『学校祭』とか昔から変わらぬ、与えられた『枠』の中で混乱を楽しんでいるわ けで、
「なんだ、そんなのありきたりであたりまえじゃん」といわれながらも充実していることは確かです。
学校祭で生徒が自主的に企画したアフリカン ダンスもその一つでした。
ヒットした映画『スイングガールズ』も古いフォーマットですよね。


【「イナカ」とは?】
竜馬 ; 大体、行政や教育委員会に何らかの期 待をする幻想を抱かない

井内正樹 (男、1959年生れ、兵庫県、会社員)
2005年8月4日(木) 7:10Am
確に、都会に行けば 行くほど、自分達の生活と行政の結び付きは希薄になって来ますから、外れてはいないのですが ね。

【つっこみ】

久保AB−ST元宏 (男、1962年生れ、沼田町、ヤミ米屋)
2005年8月4日(木) 9:56Am
次の『共犯新聞』1面トップの話題は、「ALTは、イナカの問題か?都会の問題か?」にしよう(笑)。
で、結論は、日本自体が、世界のイナカだ、っーことかな?


【つっこみ返し】

井内正樹 (男、1959年生れ、兵庫県、会社員)
2005年8月4日(木) 8:50Pm
う〜ん、そういう事ではなくて、田舎は、代議士制とは言っても、人口が少ないので、直接民主主義的な行動が 出来るという事だと思います。
話題は違いますが、竜馬さんは札幌は都会だと書いてましたが、民主主義の形態で言えば、明らかに間接民主主義なんだろうけど、
刺激的かどうかで判断すれば、田舎ですよねぇ。


【つっこみ返しの返しに対する返し】

竜馬 (男、1942年生れ、札幌市、詩人)
2005年8月5日(金) 10:22Am
「“待ってました”とばかりに、又、こんな風に使われるだろうな・・」と思いつつ書いた自分のHPでのザレ言を 取り上げてネタにされてしまった。
サッポロを都会とは言ってませんよ(笑)。
私のHPでは「沼田町の怪人」と評しておりますが、「沼田町ってどこにあるの?」は、サッポロの大半の方の認識ではありますがね。
「都会」なんて言葉はhttp://www31.ocn.ne.jp/~hostclub/程 度のものさ。



あれぇ?なんだっけー?ALT問題 Q&
(更新日;2005年8月3日)
役場は決定的にALTを民間英会話会社(= NOVAなど)への移行に傾いているようですが、
 他の市町村では、NOVAを採用する事を決定したのでしょうか。あと、そうすることで、経費なんかがかなり安くなるのでしょうか。
 そうだとしても、中学にはちゃんとした英語の教師がいるのですから、この行為自体が教師を馬鹿にしたよ うにも取れます。
 いずれにせよ僕は釈然としません。何故、松田さんは、久保さん達の意見を尊重する一方で、
 協議会では非常に稚拙なレトリックを使ってまでして、町議達を丸め込もうとしたのかが。

>経費なんかがかなり安くなるので しょうか。←■なりません。
  ALTの場合は、交付税で約560万円が国から入りますが、民間に委託する場合は、単純に持ち出しです。
  つまり、我われの税金から負担します。
【現場の英語教師からの補足】
NOVA教師の高額な借用で英語教育の充実は確保できても、地域レベルでの交流はありえませんよね。

手前味噌ですが私がお世話になったREXも、地域間交流を主体として自治体どうしの共同作業です。

味噌に関連して例えると『NOVA借り』は出汁のない味噌汁みたいなものです。
『NOVA借り』は結局JETプログラム成立以前の、ただの会話教師招聘の状態に戻ることを 意味します。
地域間交流はInternationalのINTERを深化させる方法だ というのが常識ですから、
その常識すら認識しないでJETから英会話学校からの講師借りにすることはとても恥ずかしいことです。逆行しています。
文部科学省やその他の全ての国際交流、国際教育、国際理解を深めようと
努力している諸機関の意向をまるで踏みにじって敵にまわしていると さえ見られます。

交付税は、原則として今後も継続するのです か?

します。JETプログラムは、継続事 業です。もちろん、ALTの要請を断ると、交付税はきません。それは、アタリマエか(笑)。

補助金大好きな沼田町が何故断って、自費を 出してまでNOVAなのですか?
  違う項目で補助金をもらいたいからですか?
  それとも右へ習えってやつですか?

ALTを雇う金は交付税で全額(以上)もら える。しかし、ALTの相手ができる英語能力のある役場の職員を雇う金が無い
  ・・・どう?情けないネェ〜。しかし、役場の職員を責めるのも酷なこと。
  たとえば、図書館司書を雇うときに、英検1級以上を条件にするとかを、加味すればいいと思うのですがね。
  あと、英語ができるハズと思われている役場職員も、実はそれほどでもないという、
  沼田町役場の機密事項がバレないようにしているのかもしれませんし。がくっ。

町議会議員であれば、(一番若手の)大沼さ んあたりにも相談したらどうかなと思いますが、如何でしょう?

そうですね。今回は、議員への直接の相談を 避けて進めていました。

ナルホド。その方が上品な進め方ではありま すね。
  でも、切望するのであれば、今回の問題は、私的な問題ではなく、明らかに公の問題ですから、堂々と相談 しても良いのではないかと思いますが。
  まあ、釈迦に念仏ながら、そもそも議員はそのためにいるようなものですよね。

あはは。まったく、その通りです。
  Y住さんが、「吉田議長は、ちゃんと結果を出す人だから、議会にも要望書を出すといいよ。」と、言ってくれたのですが、
  出しっぱなしでは、結局、紙つぶて・ということなんでしょうか。実際、まだ議員は我われの「要望書」を 読んでいないという事実にもショックでしたが。
『続・ペンギンの日々』
第16回
2005年8月6日UP

作者の言葉
その節はども!月見猫です。

>>特に、小さい町では、「まぁまぁ&なぁなぁ」と、
調和ができる議員が良い議員なのです。

あたしも生協の活動に首を突っ込んでみて、
たとえば
「子どもに安全な給食を食べさせたい」
とか思えば、
そのブラックボックスに切り込んでいくには
最終的に政治に結びつくんだなって、うすうす感じていたんだよ。
現在あきらかに別団体ではあるけれど、
「生活者ネットワーク」っていうのは、元は生活クラブを母体として
立ち上がった政治団体なのよ。
堀 之内敏恵・32歳、都議、落ちましたけど。

お気持ちは痛いほどわかります、でも、なか なか地道に努力したものは伝わらないのが世の常です。
  とにかく、今回の件で、色々な事象が判明したのですから、手段も増えたと思えば良いのでは?

手紙からのカナダ?国際交流をしながら、「国際交流」について考える。
★農家という生産の主体。はしログ/hashilog電脳農業青年というブレードランナーな言葉の酸性雨。

■2005年、はしのカナダ旅行!
上記のブログででも、毎日、カナダからカキコミがあったよ〜ん。

★いってきます〜。
2005年7月25日まずは、深川市から、元気に出発!

★着いたど〜。
2005年7月26日カナダに到着!しかし、いきなり気温が30度近くで、おつかれ〜。

★バスに乗り今日はWhite Rockへ。なんか毎日どっか行ってるような気がする。ゼータクな旅行である。
9日目◎2005年8月2日日差しが強く毎日晴れてるのでワタシも日に焼けました。
遊びに来てるワケではないけれど毎日遊んでるみたいなモンで、
日本のコトを思うとすこしココロが傷みます(軽くウソ)。
rub letter from Canada of hashi
RE: 悲しいくらい北海道は中央集権 >  
メール (2005年8月3日 水曜日 午前10時58分)

はしむかい@カナダっす。

いろいろとご苦労さまです。
こっちにいると、ルーズにしておいていい所と
ここは絶対に守らなきゃならない所の
バランスの取り方が実に人間的で気持ちよくて、
なんか居心地いいっすね。
別に西洋社会マンセーカナダマンセーではないけれど、
大人な社会っていいなあ、と。

こういう場所に身を置くと、人間はどうあるべきか、とか(特に今回は
引率で来てるので)なんのために勉強するんだ、ということをすこし冷静に
根本的な点から考えられるような気がしますねえ。

いままでアメリカカナダ方面は個人主義の地域、
という考え方をしてたのですが、今回からそれをやめることにします。
個人が個人として動けるようにすることと個人が共同体の一員として動く、
という考えかたがすごく高いレベルで並立してる、
というか個人が個人として動ける ことを認めているからこそ
個人としても共同体の一員としてもやるべきことやってはいけないことの
自己判断能力が備わっている、と いうか。

だから行政でやることと自分達で進んでやることの線引きも
日本とは違うのかな、という印象 があります。
そういう意味では田舎の自治のほうが
こっちの自治にいくらか近いんでないですかね。
だからそろそろ国際交流あたりは、
行政におんぶしてその無理解や無能さをなげくより
(そりゃ興味のないことを理解し ろ、というのが酷なのかも)、
((みんなのように国際交流に興味のあるグループが率先して動き
その理解とコミュニティを広げていく))、というほうが
遥かに精神的に健康な気がするのだけれどどうっすかね。
ワタシはいつもこの二重カッコの部分だけを
強調して話すので一部から「過激だ」と言われますが(笑)。


さよなら、メリッサ。
さよなら、ALT。
さよなら、すずめの学校。
さよなら、地方自治。
ALTとは◎カナダからの手紙。
▲沼田町のALT、メリッサ先生は7月28日、午前11時に沼田町を去りました。
この数時間後に、私たちのALTをめぐる「要望書」についての議会での説明が、初めて行われました。
当の本人がいなくなるのを待ってから、彼女のことを説明しようとするのであれば、アン・フェアで あると私は思います。

会者定離の常ならむ。Sayonara, 酒を呑みながら、語り合いながら。
2005年7月23日土曜日は、午後2時30分からのボーリング に始まり、
焼肉食って、ゆかたに着替えて、カラオケをして、翌朝、午前3時に解散(笑)。
ALTは、今回、沼田町から帰国する、カナダ・バンクーバーからのメリッサ、
幌加内のイギリス人、スーザン、
秩父別町のスコットランド人、リンダ、
元美幌町のALT、現在は旭川市の私立高校教師、ニュージーランド人のマットが参加。

上の写真の中央の黒いタンクトップの女性が、メリッサ。

メリッサの横の帽子をかぶったご婦人が、東京から遊びに来た潔さに包まれて、本会議を迎えるわけです。月見猫画伯。→
アタリマエだろ?Oh ! Yeah ! お元気?なんとまぁ、ひろみ嬢〜!これは、アナログ版『共犯新聞』から続く、伝統のある連載(笑)♪のら猫にさぁああえー、なれないぜぇええ〜〜っ・てか!?



沼田町長に、ALT(ガイジンの外国語指導助手)復活の「要望書」を提出。

◎21世紀型モロトフ・カクテル。
▲2005年7月13日、午後1時7分。沼田町長室にて。
沼田町ALT問題★7月28日議会報告
2005年8月2日
うぇ〜ん!久保元宏です。

7月に我われが提出した「要望書」には、
「7月19日までに途中経過でかまいませんので、ご一報ください。」と書かれていました。
んで、同日夕方に私のところへ、松田教育長からお電話がありました。
「7月28日の午後3時から臨時議会が開かれます。その前の全体協議会で説明します。」
とのことでした。

7月28日 木曜日
午前11時 ALTメリッサ先生の離町セレモニーが、沼田町生涯学習センター「ゆめっくる」1階ホールで行われました。
私は当日、沼田町商工会青年部のイヴェント「いこいの広場」の準備で出席できませんでした。
まぁ、心の中では、「セレモニーは町長や教育長にまかせておけばいい。」という感覚もありましたが(笑)。
自主出席した若林博士や、植村美月すずめの学校校長の話では、感動的な別れであったそうです。
別れはいつでも、感動的なものかもしれません・が。

午後
臨時議会に先立っての全体協議会が開かれました。
実は、この会議には議事録は取られていません。録音テープもとらないようです。
ですから、下記の報告は、上野議員と、議会の事務局の記憶からの再現ですので、誤差があるかもしれませんが、なるべく正確に記録してみました。
また、この種の意見交換には、相手を「誤解」させるというテクニックもたびたび使われることも含んで読んでいただきたいと思います。

ALT問題について、議員からの質問は無かった。
ALT問題について、教育委員会からの説明は無かった。
と、終わりかけていた時に、上野議員が質問をした。

「町民からALTに関する要望書が出ているようですが、経過を説明してください。」

答弁は、松田教育長が行いました。
「ALTには質の差があります。
しかし、受け入れる側は、良いALTが来るように選ぶ権利がありません。
民間に委託することによって、この質の差を無くすことができます。」

「現在のメリッサ先生は、日本語ができません。」

この部分を、ほとんどの議員は、「メリッサは、日本語ができない質の悪いALTだ。」と、受け取っています。大笑いです。
ご存知のように、JETプログラムの条件には、ALTは日本語ができる必要性は求められていません。
むしろ、日本語が得意ではない外国人が行政に入ることによって、地方の行政マンの外国語力と外国への興味のスキル・アップを目指しているのですから、
日本語が不得手であることは、むしろJETの当初の理念にとっては有意義なことなのです。
しかし、沼田町の場合は幸か不幸か、過去にビビアン町田さんという、日本語が堪能な(=両親が日本人だから、アタリマエ〜)ハワイ人が来たことがありまし た。
また、キャサリン先生も、努力をして日本語がかなり上手になりました。
そんな経験を持つ沼田町においては、メリッサは、日本語ができないALT、というイメージになってしまっているのだと思います。

しかし、ここで教育委員会や沼田役場の人間の英語力を批判しても、むなしいだけですし、彼らにとっても酷なことであるとも思います。
彼らは、そのようなガイジンへの日常の指導ができずに、その指導を金銭で外部委託しようと、民間の英会話学校からの教師の派遣を計画しているのであると思 います。

そのことは「要望書」にも書きましたが、行政だけで無理であれば町民の中で得意な方を利用するなどの方法もあるかと思います。


ひきつづき、松田教育長の答弁です。
「現在のメリッサ先生は、当初は都会でALTをやりたかったのです。
彼女はイナカ町である、沼田町になじめずに、2年で契約を終えて帰国しました。」

この部分を、ほとんどの議員は、「メリッサは、沼田町が嫌いで、契約の途中なのに、それを破棄して、帰国した。」と、受け取っています。大笑いです。


ひきつづき、松田教育長の答弁です。
「JETプログラムは、子供への指導が中心で、町の人との交流事業への参加ができ ない。」

これも、JETの基本を 知らないで語っています。
「このプログラムは、外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを通し、
わが国と諸外国との相互理解の増進とわが国の地域の国際化の推進に資することを目的としています」と、JETは明言しています。
再度、この文章を教育委員会、議会の方々に読んでいただきたいと思います。

もし、松田教育長がおっしゃる意味が、「JETは、学校教育はしても、日曜日などの町民運動会や町民お花見大会などに参加しない。」と言うのであれば、
それは契約の段階で、「休日出勤の場合は、代休を設ける。また、休日出勤の要請は町民との国際交流の有意義な機会なので、優先して出席すること。
休日出勤は、少なくとも2ヶ月前から伝える。」などの約束を交わせばいいだけのことです。


■以上が、ALT答弁の概要です。
本来であれば、この結果を私たちに報告していただくのが筋であると、私は思います。

この会議に出た議員は、
「ALTは日本語ができなくて、質が悪い。沼田が嫌いで、契約途中に逃げ出した。
町民の行事に協力しない。」とのイメージを作ったと思います。

沼田町で行われる全ての教育に関する会議が、教育委員会からの説明を基本に審議されるのですから、情報の偏りは防げません。残念なことです。

■また、私たちが提出した「要望書」を、議員の方々は見ていないようです。
「見せてくれ」と、議員から議会事務局への要請もないようです。

もし、来年の1月にALTの再契約が行われたとしても、なんだか、我われの「要望書」のワガママを無理に聞いてやったダケのような、なしくずし的な展開に なりそうです。
本質的な問題は何も変わりはしないような気すらします。

■何度も書いていますが私は、個人的には松田教育長はとても、魅力的な人物であると思います。
ただし、今回の議会への報告はあまりにも、ゆがんでいると思います。
本人はウソは言ってなくても、受け取った人間が「誤解」できるように準備されたレ トリックです。

みなさんは、どうお考えでしょうか?

久保だよ〜ん♪さっそく、上記の私のメールに数 通の返事をいただきました。4通、紹介させていただきます。
答弁(全部言い訳に聞こえる…もっと違う言い方だってあるだろ う?!)が
教育委員会の本心ならば、僕は非常に悲しいです。
僕は、沼田町がいろいろな部分で積極的なよい町だと思っていました が、
公式な場でこんなことを言ってしまう様では、
「沼田町は保守的な単なるイナカ町です」と
敢えて主張しているようにさえ思える。
そうではない、と思っていたのに…。

いずれにせよ、
(なし崩しであったとしても)ALT復活の動きになって欲しいですよ ね。
今現在の気持ちを率直にメールしてみました。
それではまた。
 どうも、教育長の語った内容と、
最後の「とても、魅力的な人物」は私には結び付きません。
 結局、彼は「八方美人」な人にしか思えないのです。
 この件は、ビジネスではないのですが、
このような人がビジネスパートナーになったとしたら、
最悪な巡り会いとしか言い様がありません。
 僕はこういった件は、数々の失敗がありますので、匂いで分ります。
やんわり且つ毅然と関係を断ちますね。
 協議会で上野議員が経過を説明して欲しいしとの質問をした際に、
松田教育長は、結論を語っています。
しかも、不変とも思える結論です。あとは、結論の正当性の肉付けです。
 これ では、
一生懸命、異文化に溶け込もうと頑張ったメリッサさんが浮かばれませ んね。

 もしも、久保さんが書かれているように、彼が本当に魅力的な人物ならば、
 個別に一対一で話しをされた方が良いのではないでしょうか?
 大変困難な作業でしょうが、時間はあるようで有りません。
(会社員 男性 40歳代)
答弁を読みました。
大笑いです。
地域の教育のリーダーとしてはずいぶんと脆弱な判断力ですね。

謙虚さの欠如と不誠実さによる大人の勉強不足ですよね。
(教師 男性 30歳代 江 別市)
ALT 問題の2通のメールを拝見しました。
田舎町におけるALT問題、と言うか、外国人との付き合い方の問題 は、おそらく全国のどこでも役場は戸惑っていることでしょう。

そもそも外 国人と付き合いたくない、と言うのが本音ではないでしょうか?

韓国人や中国人とさえ、できれば付き合いたくない、というのが実状で すから、いわんや欧米人と付き合うのは御免蒙る、ということになります。
これは幕末の開国からすでに150年近くたっているというのに、まだ まだ日本は外国人に慣れていないから、やむを得ないでしょう。

外国に行ったことのある人が増えたと言っても、ハワイやグアムに、あ るいはツアー旅行で欧米に行っても、日本語だけで済み、
日本人だけで団体行動しているだけでは、外国人と接する機会はありま せんから、外国人に慣れる機会が ありません。
沼田町の人たちも大部分が、外国人と接するのは ALTが町に来た時だけでしょう。
ですから、役場の人たちや議員の人たちは、ALTとどう付き合ったら よいのか、戸惑うだけで、どう考えたらよいのか、問題点の検討さえ、できないのでしょう。

難しい問題ですね。
大学でさえ、例えば、文学部はもっと異文化交流が盛んになってもよさ そうなのに、海外の大学との学術交流協定の締結に、驚くほど消極的です。
外国へ出張に行く教官は多いけれど、外国人研究者を招聘する教官は滅 多にいません。

外国に留学する教官は多いけれど、研究者の受け入れに積極的な教官は 多くありません。

嘆いても仕方ありません。
招こうとする意思のある人たちが、頑張るしかありません。
そうして少しづつ、少しづつ、輪を拡げて行くしかありません。
(大学教授 男性 50歳代  札幌市)



Icon for Ms.Mel !沼田町長に、ALT(ガイジンの外国語指導助手)復活の「要望書」を提出いたしました。

◎21世紀型モロトフ・カクテル。=モトヒロ・カクテル?
▲2005年7月13日、午後1時7分。沼田町長室にて。
2005年7月13日
沼田町 町長 様
要 望 書

 盛夏の候。
貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
いつも、我われ沼田町民の立場に立っての行政サービスに努力、行動されていらっしゃられることに、感謝と敬意を表します。
 さて過日、松田教育長様と、金平次長様に貴重なお時間を割いていただき、ALTに関わる行政側のお考えを説明していただきました。
そのことを踏まえ、さらに良い町づくりを協力し合って進めてゆくに当り、下記の要望及び提案を申し上げます。
 お忙しい中、恐縮ですが、できれば7月19日までに、途中経過でかまいませんのでお知らせください。

要望 ALTの復活。

理由 1.ALTが他の形態に移行するにあたり、意志決定にかかわる猶予が住民にあたえられなかった。
    2.パート・タイマー的な教師では、英語教育の密度と濃度が保障されない。
    3.沼田町民には、直接に異文化に触れることが必要であり、町民も求めている。
    4.ALTは一時的な混乱を生むとしても、直輸入型のネィティヴ・スピーカーとしての本物の価値がある。
    5.姉妹都市ポート・ハーディとの交流を、より立体化にするためにも、ALTは可能性を含んでいる。
    6.JETプログラムの目的である「外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを通し、
      わが国と諸外国との相互理解の増進とわが国の地域の国際化の推進に資すること」 に賛同します。
    7.私たち沼田町のもっとも大切な財産である子供たちが、外国人と日常交流する可能性を保持したい。

提案 ・「ALT問題協議会(仮名)」の組織 及び 開催。

期間 ・できるだけ早い時期に「ALT問題協議会(仮名)」を組織していただき、
     今年の10月までに「ALTの復活」の決定を目的とした、問題克服の作業を行っていただきたい。
    ・ALT事業形態の性格上、来年1月にはJETプログラムへのALT派遣申請を行わなければなりません。
     そのために、少なくとも10月までには沼田町内のコンセンサスの確立が必要となります。

構成員 ・教育委員会、教育委員、現場の教師(保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校)、PTA、沼田ポート・ハーディ交流協会、
      町内外の無償参加できるアドヴァイザーなどが好ましいと思われます。

協議事項 1.本協議会は、昨年度来、沼田町の行政内部で協議していただいた過程で抽出された、ALTの問題点の全面に渡り、個別に協議し、
         その解決方法を具体的に検討することを目的といたします。
       2.そこで協議されることは、ALTが持っている「良い面」と「悪い面」の表出化であり、「悪い面」の克服のための具体的な対策作りです。
       3.過日の教育委員会からの説明では、総務省による地方交付税などが変わらず利用できるので、予算不足が「ALT廃止の論理」ではないよう ですので、
         教育現場でのALTの力量不足、または、現場教師のALT利用力不足か、さらに教育委員会の管理指導能力は、どうであったか?などを真 摯に議論し、
         それぞれのお立場をサポートするシステムを構築することにより、魅力的な素材としてのALTの最も良い活用方法への知恵の出し合いをするべきです。
       4.教育委員会が心配されているALTのクォリティの問題の克服も、その過程でなされると思います。
       5.人材問題であるのなら、より長期にわたって取り組むべきであったと思いま す。
         私たち沼田町民は、その人材問題克服の期間が、ALTを沼田町に導入した15年間であったと思っていたのです。
       6.また、ALT本人たちには全国的な研修会などの交流、問題克服の情報交換などの場がありますが、
         沼田町は他市町村のALT受け入れ先との「成功事例」「失敗事例」の研究交換の場は希薄であったようです。
         この機会に、広域的に渡ってALT論議を収集し、
         素晴らしいALT成功事例を沼田町が近い将来に全国に向かって発信できる ように準備できる可能性も、この町にはあると思います。

粗雑な文面で恐縮ですが、これも沼田町の教育がより良くなってゆくために、行政の皆様の熱意に少しでも参加させていただき、
我われの浅はかな知恵であっても、共に考えて行きたいと思ったからです。

以上、是非、本件の検討及び、実行をよろしくお願いいたします。


考えたいだけさ。Hey, hey !◎誰がガイジンで、誰が日本人か、分からんよ〜。
メリッサは、ケンカをしようとしているのか?
オレたちには、もっと、いい方法があるぜ。
2005年7月14日7Pm

2005年7月15日1Am

■沼田町からALTが
いなくなること
について、
ロングランの議論が
続いた。



「焼き鳥 のらくろ」
にて
考えたいだけさ。◎山内さん、忙しい中、ありがとう!
『共犯新聞』つながりのゲストの意見は、バランスと情報量が魅 力。
彼の情報は魅力的であるし、我われの情況も彼の情報となった。
パラパラ・・・井内正樹
「すずめの学校」兵庫県川西市OB支部だより
外人が結ぶ日本人の輪>  
メール (2005年7月15日 金曜日 午前9時33分)

>久保元宏です。
さっき、滝川市役所「国際交流協会」の山内次長が
沼田から帰宅しました。

→井内です。情報ありがとうございます。
ここ数カ月は、出張が多くて(交通費が月に15〜20万円!)、
会社に戻れば、書類・電話・メールと格闘している状態です。
今も、新幹線で当社の静岡の工場に移動中です。

でも、久保さんのHPは毎日チェックしてます。
昨晩は、久保・上村・若林・西田という
沼田の重鎮の元気な姿を拝見させて頂きました。

山内さんとお会い出来て良かったですね。
どんどん流れがこちらに来ているように感じました。
それにしても、初対面が飲み屋というのが凄い!
久保さんのコーディネート力の賜ですね。
◎記念写真も、撮りにくい!
6畳間に、 21人!
日本一、人口密度の高い国際地域だね(笑)。

英語は勉強じゃない。言葉だ。
考えたいだ け、なんだ。

Re: 「理由」を「明らかに」しない前に決定したという事実が、再確認
某町教育委員会職員 兼 ロケンロー青年
メール (2005年7月17日 日曜日 午後4時10分)
理由はお金でしょう?
沼田町が対費用効果をきちんと真剣に議論したか分からないけど、理由とか住民のニーズを議論、リサーチする 余裕もないくらい、僕の町には金がない
おそらくは沼田町さんも。
でも、どんな取組みをしていたか知りもしないで目標額に近づけるために予算削減されるのは、担当者もツライし、頭にくるんだよね。
特に教育部門は明確に成果が見えないから、どの町も真っ先に削減されやすい部署だったりする し。それじゃあ、だめだよね。
これから出てくる「理由」が後付感バリバリだったら、どうか町のためにも引っ掻き回してやってください。沼田町職員に読まれたら殺されそうだな~~;

Re: 滝川市役所の山内さんと「交流」。
ロケンロー教師♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To Diejimono
メール (2005年7月17日 日曜日 午前0時45分)
久保さん

jimonoです。今頃はライブ応援中でしょうか。 山内さんはALT問題に協力&強力なアドバイザーとなっているようですね。

懇談会の画像を開いて、妻とウィスキーを噴いてしまいました。 居酒屋の小上がりで紅潮したインターナショナルな面々が愉快です。

教育は行政も地域も学校も家庭も、いまやどこを目指せばよいのか途方にくれていながらも、
古きよき時代にしか思いをはせてしまうことで安心したい人が多くて こまりますよね。「oldies but good days」なんて音楽だけに してほしいもんです。

息子と娘をシュタイナーの学校に通わせているのですが、そこでは若いながらも気骨のある教育者達に出会えるのですが、
高校の職場ではあまり教育活動で共鳴できる友人が作れずに困ることもあります。

ところでシュタイナーといえば、夜とバラバラ月見猫さんってどういうつながりなのですか?

今日、学校祭が終わったのですが、今年は実に意欲的な3年生と出会い、おおいに感動をもらいました。
パラパラ・・・北海道新聞
学校祭でアフリカ民族舞踊 平岡高生が挑戦  2005/07/16 13:51
さよなら、YOSAKOI(笑)。
 札幌平岡高(大野憲義校長、千十六人)の学校祭が十五 日始まり、三年六組の生徒十七人が、アフリカの民族舞踊を披露した。
情熱的なリズムに乗った生徒の踊りに会場は大きな拍手に 包まれた。

 同校の恒例行事「クラスステージ」での一幕。
三年六組では高校生に人気があるヒップホップの源流がア フリカにあることを知り「誰も見たことがないステージにしたい」と、ギニアの民族舞踊「ソファ」に挑戦。
五月下旬にアフリカ専門の輸入雑貨店「ボゴランマーケット」(中央区)を訪ね、ビデ オを借りて独力で練習を重ねた。

 「最初はラジオ体操みたいだった」(メンバーの金沢絵 美さん)と、慣れないリズムに当初は戸惑ったというが、同店の西森裕記さん(29)らの指導で上達し、
本番では三拍子と八分の六拍子が組み合わされた複雑なリ ズムを見事に表現した。

 メンバーの西川琴絵さんは「本番前は盛り上がるか心配 だったけど、気持ちよく踊れました」と満足そう。
担任のjimono教諭(38)も「未知の分野に挑戦するパワーに打たれた」と話していた。

それでは。ALT問題の件、目を離さないようにします。

「知る」という礼儀

2005年7月5日(火曜日) 10Am

さきほど、滝川国際交流協会の山内次長と電話で、下記のことを確認しました。

■私はまず、山内さんに「AET(=ALT)は必要と思うか?」と聞くと、「必要」との返事。理由は、
1.直接、異文化に触れられる。
2.ネィティヴ(=本物)には勝てない。
だそうです。
かなり基本的な答えですが、そーゆー分かりやすいスタンスからまず考察を深めるのが良いので しょうね。

■また、最近の各市町村のALT廃止の理由は、「現場の教師が使いこなせていない」のが最も大きいようです。
これは、その方法論&マニュアル、問題のフィード・バックなどのJET側のバック・アップ体制の貧弱さ、 もしくは、現場の教師への過剰な信頼なのかなぁ、と、私は感じました。
幸運にも、沼田町の中学・高校の教師は、そのようなことはなく、前向きにALTを求めているので、心強いですねぇ。

■昨夜、中神さんが言ってた「交付税が減るからAETの予算が無くなる」ということは、下記のようなことのようです。
1.JETプログラムからの交付税は、変わらない。
2.沼田町は、現在、年間21億円の交付税を「特別」「一般」をあわせてもらっている。
  しかし、今後、各年ごとに1億5千万円づつ減額されてゆく。
  将来的には、総額10億円程度で止まるのか?との予想もあるが、この点は将来にならないと分からない。
  もちろん、ALT分の交付税は減らない。
3.AET分交付税は、本人への給料=月30万円+旅費で、400万円+αである。
4.ただ、ALT制度が始まった1990年当初、余裕のある自治体は、ALTに公用車とガソリンを与えたり、ALT専用の住宅を建設したり、待遇をよくし すぎていた。
  その部分が負担になっている自治体もある。しかし、それらはトゥー・マッチな部分なので、廃止し、通常の給料30万円に戻せば解決できる。
5.交付税の算定計算式は複雑である。しかし、複雑であるということで、説明が終わる理由はまったくない

■ALTの代わりに、EC、IAY、ジオスなどからガイジン教師を雇うという自治体もあるそうですが、空知管内には現在の事例はありません。
 ただ、砂川市だけが5年ほど前まで、IAYからネィティヴ講師を雇っていた事例があるだけだそうです。
 しかし、その砂川市でさえ、5年前にALT制度に切り替えました。
 その理由は、パート・タイマー講師よりも、ALTの方が役に立つからです。

■姉妹都市ポート・ハーディから外国人を招聘して働いていながら、学校で教える方法。
山内さんは、それは素晴らしい!と、言っていました。
彼の理念である「民間外交官との交流による国際理解の深まり」からしても、魅力的なアイディアだそうです。
具体的進める場合は、法務省からアドヴァイスをいただいて、「ワーキング・ホリディ・ビザ」と、「交流ビザ」のミッlクスを採用し、おそらく使える助成金 が複数あるそうなので、バック・アップ体制はあるそうです。
ただし、30歳以下の年齢制限があるそうです。

■山内さんが会議と会議の間の時間でしたので、早口に上記のことなどを確認しただけでしたが、私は好印象を持ちました。
また、最後に彼の方から、「すずめの学校の集まり、7月7日は仲間の送別会で行けませんが、14日なら行けますので、是非、さそってください。」と、向こ うから言われましたよ。

では。