Re:<客観の風>について・・・

In Reply to: <客観の風>について・・・
投稿者:きすぎじねん (来生自然)
投稿日時:2001年11月06日 19時51分31秒

お久しぶりです。
ジョーカーさん、お元気でしたでしょうか?

> 井戸に落ちて、井戸の底から空を見上げるとき、
> その<空>は、狭いです。
> 井戸の中に<風>は、ありません。
> たまに迷い込んだ<風>も、一瞬の旋風に終わります。
>
> 井戸から這い出して、空を見上げるとき、
> その<空>は、広いです。
> そこに吹いている<風>が、「客観の風」だと考えます。

なるほど。。。。

要するに「井の中の蛙、大海を知らず」の喩えそのものと考えてよろしいでしょうか?^^;

私の学生時代は、はっきりいって出口の見つからない井戸?見たいなものでした。状況は、現在も、それほど変わっていないと思います。ただ、受けての感覚・感性・思考状態が変化(主に加齢的変化)したので、変わったかのごとく錯覚しているだけなのかもしれないです。

で、インターネットなど、不特定多数の旅人の目に触れる場所に、自身の過去の思考を「あからさまに」出すことが、「外面的な」「客観の風」にあてることになるとおもいました。
でも、それは、ジョーカーさんに見透かされたように、「金太郎飴」の世界を作り出すだけなのかもしれません。

http://www.geocities.co.jp/AnimalPark/4289/te-index.html
『魔の山の連想から』2001年9月22日(土) 15:26:51

個人個人には、個人個人の思想があり、考え方があり、論争は無意味だとの意味に受け取っております。

しかるに、冒頭でおっしゃられておられるのは、「内面的な」世界での「客観の風」だろうと察します。

いずれにしても、人智は何かを求めてさまよいだすものです。
決して抜け出すことのできない井戸の底にいても、電話回線を張り巡らし、インターネットでバーチャルリアリティを「経験」し、挙句の果てには、テロを行うものまで出てきます。

> *清水書院の「人と思想」シリーズは、利用価値が高いので、お勧めします。高校の図書館で、「ハイデッガー」に出会い、詩と哲学が交錯する<ハイデガー後期>の思想に触れたのが、哲学との本当の意味での出会いであった気がします・・・

良書のご推薦ありがとうございます。
この年になって、哲学とは?、を始めるには苦痛を伴いますが、

(なにせ、半分以上脳が固まっているハズ
←プリオンなら、スポンジにまでしてくれるとのことだが。。^^;)

今度、本屋に寄って探してみます。

今後とも、よろしくお願いいたします。


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