−マッサ−ジroomの夜は更けて−

 垢すりが終わりガウンを羽織った我々数名はマッサ−ジroomへ行くことになりました。マッサ−ジの種類は中国式、韓国式、日本式、タイ式とあり、その中でタイ式を選んでみました。人づてですが中国式は足の裏をギュ−ギュ−押されるだけで痛そうだし、日本式、韓国式は何となく想像できそうだったので”噂に聞くタイ式マッサ−ジ”を受けることにしました。

 女性服務員に導かれて薄暗い部屋の一角に向かうと床にマットが引いてあり枕がおいてあります。それぞれは腰高くらいの目隠しで仕切られていました。何ヶ所かに暗い赤色灯が付いていました。





が、




全体としては真っ暗です。



 それから暫くして20才くらいの若い可愛い女性がTシャツ、短パン姿で現れたのです。





 何されるんだろ?迫られたら断れないし、会話も正確に伝わらないだろうな〜?こういう場合言葉は要らないかもね?。う〜ん困った。(実は全然、困っていなかったりして!)





 まずは仰向けに寝て。頭から胸部、腰へとマッサ−ジは続いていきます。その中心は徐々に下方へと!何されるんだろう?





ドキドキしてます。心臓はバクバク言ってます。どうしよう?



アレ?




大腿、下肢へと徐々につま先にその中心は遠ざかっていきます。
すいません!取り越し苦労でした。




 でも仰向けの後、腹這いになり一通りマッサ−ジが済むと女性服務員は足を絡ませてきたんです。その後、何と腕まで絡ませてきたではないでしょうか?





え〜!いよいよ始まっちゃうんだ!再びドキドキしてます。心臓はバクバク言ってます。





ギャ−!





痛、痛、痛、痛い!
何すんだよ−!





その技何て言うの?





確か逆さ吊り橋固め!




お次は逆エビ固め!




とどめはキャメルクラッチだあ〜!





もう許して!





さっき床を2回叩いたじゃん!