第2章(浦和〜池袋)
試合は、アウェイの雰囲気に飲み込まれ2−0の完封負け。残ったのはサポーターの態度の悪さくらいだろうか…。
その日は大学時代の先輩、Gさんの家に泊めてもらうということになっていた。しかし、Gさんはバイトのため、午前1時までは時間をつぶさなければならない。私たちはまず、浦和での思い出にとおみやげ購入を考えた。しかし、試合終了後の浦和の町は店があいていない。仕方なく、Gさん宅がある池袋へと向かった。
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浦和レッズの小さな旗
(家に貼ってます) |
池袋の夜は少し怖く、しかも5月ということで夜はまだ少し寒い。そんな中、1時までビクビクしながら池袋駅で時間をつぶす。
そのとき、思った。自分はこの町では絶対暮らせないということを。
ようやく、バイトの終わったGさんと久々の再会をしたのが午前1時半。旅の話をしながら、眠りについたとき、すでに三時をまわっていた。
第三章(そして、帰宅)
次の日、大通りまで見送られて無事新幹線に乗ることができた。
ここでは行きのリベンジを果たすべく、富士山に全てをかけた。
富士山は窓からまっすぐ見たのではみれないということにこの時初めて気づいた。
思った以上に富士山はでかかった。窓から上を見なければみれないのである。
いつかこの富士山の麓に行ってみたいものだ。