第1章(熊毛〜浦和)
連休初日なのに朝早くから旅に出る。 |
広島から新幹線に乗るため、まずは勝間から岩徳線で岩国まで。 |
なかなか岩徳線を制覇したことのある人はいないかと思う。
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Y野氏はすでに浦和までの切符を買っていた。 |
私も新幹線特急券はY野氏に買ってもらっていた。 |
しかし、考えてみたら乗車券がない。 |
当然、岩徳線の一駅である勝間駅に「みどりの窓口」があるわけもない。 |
仕方なく、列車の中で「勝間−浦和」の往復券を買うという熱いことをやってしまった。 |
10分ばっかし乗務員さんを独占してしまった。 |
広島まではほとんど立ちっぱなし。 |
東京までの直通を選んだためこうなったのだが、考えたら連休。 |
新幹線で立つという地獄に比べたらましである。 |
新幹線内ではニアミスを犯す。富士山を見逃した…。こんなチャンスめったにないのに。 |
帰りにリベンジを誓った。 |
そして、午後4時前、東京駅着。 |
少し時間があったため、東京駅の外に出た。 |
しかし…私たちは東京という大きな町の雰囲気に負け、100m歩いてすぐ引き返してしまった。 |
ここから、浦和へ行くのだが、なぜか南浦和で乗り換え。 |
しかも、駅が大きい、嫌な予感…。 |
浦和駅は異様に小さかった。 |
本当にここが県庁所在地か? |
ここからどうやったら駒場へ行けるのだろう、と思っていたら、大分ファンのライターの人に会い、タクシーで相乗りさせてもらった。 |