※まるでVAIO排斥ページみたいなタイトルですが、
           おそろしく普通のVAIOページです

  ずばり「見た目で」VAIO(505)に惚れた管理人が、その苦闘と困難の末に手に入れた
  2周年記念モデルVAIO「N505」との思い出(笑)を描いた読み物。
  VAIO改造などよりもなんつーか日記みたいなのです。参考にする種(しゅ)の物ではないのであしからず
リソース確保編〜リソースを増やせ、軽くしろ 2000/03/29

まだ広告シールがあるVAIO
 VAIOを買ったみなさん!!動作が重い(※1)と思いませんか?そうです、メーカー製パソコン(※2)は本来の性能をいかし切れてないのです。それはなぜか?無駄なソフトが入ってるからだ!!特にパソコンの動作を重くしているソフト、それは常駐ソフトといわれる起動時からバックグラウンド(※3)で動作しているソフトがあるからなのだ(そうとばかりはいえないんだけど・・・)!

 ここはVAIO505のページなので、私のN505の例を取って説明します。もちろん、他のパソコンにもいえることですので、参考にしていただいても結構です。ちなみに公式HPのQ&Aにも同様の事がのっています。

 ★まず、リソースの説明から。
 リソースとはシステム・リソースのことで、resource(資源)と書く。わかりやすくいってしまうとパソコンのメモリー(※4)の何パーセントが使える状態なのか、ということをあらわす。リソースが少なければ、ハングアップやフリーズという事態だけでなく、ソフトのインストールさえもできなくなる。
 確認の方法は、マイコンピュータを右クリック→プロパティ→システムのプロパティのパフォーマンスタブをクリックすると、「システムリソース○○パーセントの空き」というやり方。他にもスタートメニュー→プログラム→アクセサリ→システムツール→リソースメーターを起動すると「リソースメーター」がタスクトレイに常駐し、ダブルクリックすると詳細が表示されるというやり方もある。

 とりあえず、このシステムリソースがなにか?というのはどうでもよくて、これが多いほど快適に動くというのが重要です。そして、少なくなればなるほど、パフォーマンス(※5)が落ちるようになります。なので、リソースが50%台になったら再起動(※6)するのが普通です。しかし!VAIOは起動したときからリソースが少ない(右図)!!とりあえず、お話にならないので最低でも75%は確保しましょう。

 ★確保の仕方
  <<画面のプロパティ技4連発!>>
1.Windows98の基本技、アクティブデスクトップ(※7)を解除する。
 これは誰しもがやっているリソース確保技。画面のプロパティのWebタブの「Active DesktopをWebページとして表示」のチェックをはずす。
2.同じく画面のプロパティの効果タブを選択し、チェックマークを全部はずす。のはさすがにやりすぎなので、残したい効果は残してもいいです。でも、大きいアイコンはいらないでしょう。
3.またまた画面のプロパティ技。解像度を下げる。
 画面のプロパティの設定タブの「色」を256色にする。しかしこうすると写真は綺麗に見ることができないのであまりオススメしない。「画面の領域」はまちがっても1280×1024にしないこと。
4.基本だけどそこまでは・・・
 壁紙をつけない。壁紙の大きさそのものを読み込もうとするので重い!

  <<常駐メニュー技>>窓の手(※8)を使うと簡単ですよ!!
1.スタート→スタートアップで、どんなスタートアップユーティリティー(※9)があるか確認できるので、そのまま必要でないアプリケーションは消してしまいましょう(右クリックで)。
2.スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール→システム情報で、「Microsoftシステム情報」を立ち上げる。そして、ツール(T)からシステム設定ユーティリティを起動し、スタートアップタブをクリックする。ここに常駐ソフト・スタートアップユーティリティがリストされてる(といってもアドレスで)ので不要なアプリケーションのチェックははずしましょう。すべてのチェックをはずすと夢(※10)の90%台も夢じゃありません。
 以下に公式ページからの引用と付け加えの表をのせますので各自の判断で常駐アプリのカットをお願いします。窓の手を使えばこんなにめんどくさい手順を踏まなくても簡単にできる。
モジュール名 常駐から外すと・・・
internat.exe タスクバーに、日本語入力システムの状態を表示しません。
ScanRegistry Windows 起動時にレジストリチェック(レジストリ構造確認とバックアップ)が行われません。
Smart connect・・・x2 IEEE1394(i.link)機能が使えません。
AlpsPoint タッチパッドのスクロール機能・Webアシスト機能、ホットキー機能が使えない。
YAMAHA DS-XG ・・・ 音源のプロパティがタスクからはずれます。
IrMon 赤外線通信モジュールは実行されません。
SchedulingAgent 設定しているスケジュールタスクが実行されません。
TaskMonitor タスクバーにボリュームコントロール、バッテリ残量、PCMCIA サービス等のアイコンを表示しません。
PowerPanel PowerPanel(横にあるSONY製タスクバー)が使えなくなります
PPK Setup(Server) プログラマブルパワーキー(PPK)機能が使えなくなります。
ちなみにVirusScanをはずすときは、AvconsoleEXE、Vshwin32EXE、VsStatEXE、McAfeeWebScanXのチェックをはずす。

  <<その他>>
1.ゴミ箱は常に空で。
2.ハードディスクの空き容量を多くして、仮想メモリに使用しよう。最低でも300MBは空けておきましょう(そのために無駄なアプリケーションはガンガン捨てましょう)。
3.不要なテンポラリファイル(※11)は廃棄しましょう。
 ハードドライブを右クリック→プロパティ→「ディスクのクリーンアップ」を選択。一時ファイルなどを破棄しましょう。この一時ファイル削除は常駐ソフト並に重要です。


 とまあ、ここまですれば快適に動作してくれるのではないでしょうか?Office2000を二つ同時にっていうのはどっちにしろ厳しいので、その場合はメモリの増設、ユーティリティーソフト(※12)を買うなどして下さい。・・・いいかげんだなぁ。
※1.処理速度が遅く、動作が重く感じられること。

※2.いわゆる有名メーカーが販売しているパソコン。NEC、富士通、東芝など。

※3.使ってるアプリケーションの背後で動作している事を主にしめす。


※4.この場合、メインメモリー(RAM)をあらわす。











※5.もってる性能を発揮すること、あるいは性能評価。

※6.再起動すればリソースが回復します。リソース回復が目的ならShift+OKで再起動すると早いです。


※7.これを使ってる人は見たことない。VAIOの「時間でかわる壁紙」は、この機能を利用しているのではずしてはいけない。








※8.窓の手:フリーウェア。アイコンに変更やレジストリ関連もへっちゃら。リンク・ダウンロードはこちら

※9.パソコンを起動するたびに自動実行するソフト。常駐ソフトとだいたい意味は同じ。

※10.だいたい理想は80%後半。これだけ出来ればいいとこ。

























※11.テンポラリファイルと一時ファイルは同じ(テンポラリ=一時的な)。実は完全に消えないこともある。
c:¥windows¥temp¥内のやつは消してもかまわない

※12.驚速やら激速やらマグナラムとか。ソフトウェアによって快適化を図るというもの。フリーウェアにもあるが、機能は市販品の方が上。でもそんなにお金をかけとれない。
クラッシュしてSONYへ ウィルス被爆その1へ
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