※まるでVAIO排斥ページみたいなタイトルですが、
           おそろしく普通のVAIOページです

  ずばり「見た目で」VAIO(505)に惚れた管理人が、その苦闘と困難の末に手に入れた
  2周年記念モデルVAIO「N505」との思い出(笑)を描いた読み物。
  VAIO改造などよりもなんつーか日記みたいなのです。参考にする種(しゅ)の物ではないのであしからず
VAIOクラッシュ〜これがSONYのサポートだ!編 2000/02/13

お亡くなりになられたVAIO
 さて、まず、VAIOカルテについて二、三注意事項をあげてみましょう。

 VAIOカルテは修理受付番号(※1)を書く欄があるので、電話したときに教えてくれた修理番号(10ケタ)を必ず書くようにしましょう。その他、機種名、製造番号等は本体に書いてあるのでよいのですが、肝心なのは13ケタのカスタマーID(※2)でしょう。これはVAIOを買ったときに登録するので、封書等で送られてきてるかと思います。しかし、登録がお済みでない方はどうなってもわかりません、早いところカスタマー登録をしちゃいましょう。

 ほかにカルテで注意するところは「見積もり」と「ハードディスクの初期化(※3)」の項でしょう。
「見積もり」・・・不要、(  )円以上の場合連絡、必要。となっており、お金持ちの人や忙しい人以外は不要を選ばないでしょう。
「ハードディスクの初期化」・・・行ってもよい、行わないでほしい。となっており、前者を選ぶことは普通考えられません(特殊な場合をのぞく※4)。どうしてもする人はやはりバックアップ(※5)をしていることでしょう。かといって故障状態によってはバックアップをしておいて修理に出すのが望ましいでしょう(私はやりませんでした・・・それがえらい目に・・・)。メーカーはバックアップしてくれませんので注意しましょう。


 話は戻って、修理に依頼した私は次の日遊んでました。その次の日はバイトでした。なかなか電話がないなーと思ったら携帯に留守電が入ってるではないですか(※6)!!あわてて聞いてみるとSONYじゃん。その留守電に入ってる話によると「至急お話がしたい事があるから連絡してください」とのことだった。あわててカスタマーサポートに電話してみると「営業時間は終了いたしました・・・」とのアナウンス。「遅かったかー!」しょうがないので、そのとき唯一出来た修理品の納期を確認してみた。まあ、電話は明日にしよ。

 明くる日、電話してみました。そうすると、「お客様のパソコンのハードディスクが認識されないので交換させていただいてよろしいでしょうか?」という返事が返ってきた。「えっ?」やっぱだめだったか・・・覚悟はしてたけど・・・どうやってもBIOS(※7)がハードディスクを認識しないらしい。これでは交換するしかないようだ。しかし、唯一の救いは「今回は無償で交換させていただきます」という天使のような言葉だった。ふう、タダか・・・浮いたお金でバックアップメディアでも買うかね。
 
 それで、結局ハードディスクを交換してもらうことにして、電話を切りました。タダだからいいや、とのんびりしていたが、冷静に考えたら「電話したときはWindowsが立ち上がった(=ハードディスクは認識されてる)のに、なんで向こうでは認識されないの!?無償で交換っていうところからもひょっとして・・・向こうが壊したのでは?」とちょっと疑問に思ったので、疑問の真相を聞きたくなった。

 次の日、真相を知るために電話してみました。そしたら向こうは「担当が今日はいないのでまた、明日こちらからかけさせてもらいます」といってきて、指定時間を聞いてきた。私は次の日バイトで10時から19時まで働くので、「19時過ぎに携帯に電話してください」といっておいた。そしたら次の日バイトが終わって電話を見てみると「電池が切れてるじゃーん」あわててうちに帰り、留守電を確認し、携帯は充電して、自宅から(私の携帯は充電器からケーブルはずせない※8)SONYに電話する。電話で対応した人は、その(私の修理の)担当じゃなかったけど、きちんとそうなった理由を細かに説明してくれた。

 その人の話によると、サポートセンターに持ち込まれた時点でハードディスクが認識されず、交換するしか方法がなかったらしい。でも、最初に電話したときに動いていたのが確認されているから、「運送途中で壊れたんじゃないですか?」とキツめに質問してみたら、「絶対の安全を確保しているため運送途中に壊れることはなく、電子製品なので時間がたって壊れてしまった事が考えられます」との返答が帰ってきた。「ああ、なるほど」。確かに最初落としたすぐ後に、起動してみたら問題なく起動して、終了できてたのに、電話したときは操作すら出来なかったからなぁと変に納得してしまった。それとも、「その時強引に電源を落としたからなのかも・・・」とか自分で思いながら、SONYさんに迷惑かけたことをわび、電話を切りました。ハードディスクは原因解析の為に調査するとのことでした。

 そして、もう戻らないデータを思い(※9)、たそがれていると営業時間外(※10)なのにSONYから「修理に関してのお客様の質問について・・・」といって違う人(修理担当)から電話があり、「説明をさせてもらいます」といってきたので、こちらが説明を聞いたことを述べると「そうですか、わかりました。他に質問はありませんでしょうか」といってきた。いやぁ、さすがSONY。噂に違(たが)わぬサポートですなぁ。しかし、こちらからかけたのに後で別の人からかかってくるっていうのはなんでしょ。連絡ミスか、その人の判断か、責任か、それともイメージ戦略か(笑)。


 てなわけで結局まとめると、ハードのデータは消えて、新しいのに交換してくれて、タダで戻ってくる。ということですな。みなさん、動いてるうちにバックアップをとっておきましょう。特に写真は・・・。


※1.これは次に電話するときにも必要ですのでメモっときましょう。

※2.これはインターネットで自分のVAIO専用ページ「My VAIO」にログオンするときにのIDとなっております。

※3.データすべてを消し、まっさらな状態にすることです。復元不可能です。

※4.もう、カスデータばかり溜まって重要なデータ以外いらないという人とか。

※5.一般的に使われるのはデータをいざというときの為に別にとっておくこと。MOやZipなどはバックアップメディアと呼ばれる。

※6.携帯の留守電はこっちから何か送信(または通話)をしないと「留守電マーク」が点かないのです。

※7.Basic Input/Output Sysytemの略。バイオスと読む。コンピューターのハードウェアの部分を司る重要な物。BeOSとは似てるようで全然違う。









※8.以外と知られていないかもしれないが、携帯の急速充電器はケーブルがはずせるやつに限り、本体と直接つなげることが出来る。充電もその状態で出来る。







※9.こうならないためにも修理に出す前にバックアップを必ずとっておきましょう。

※10.サポートセンターの営業時間は平日:0〜20時、土日祝:10〜17時。時間外に電話するとオペレーターにつながらない。出来るのは修理品の納期確認だけ。
VAIOがクラッシュ! まっさらなVAIOは重い!
雑記のトップへ戻る

トップへ戻る