『都市育成シュミレーションとしてのSIMCITY』研究レポート
レポート29〜第二次卒論概要計画〜


 前回、以前ぶち建てた卒論概要計画の見直し(?)をしたわけだが、ではこれから卒論を書く上でいったいどうしたらよいのか。今まで活動してきたことと、得られた知識をフル動員して考えてみよう。

 Simcity3000 Teacher's Guide・・・こいつが手こずらせてくれたおかげでだいぶ人生を変えられた気がする(おおげさな)。そもそもこれは日本語で出るはずの物で、公式サイトにもそこへのリンクが用意されている「SIMCITY 3000 教師用ガイド」がそれである。ぜひ、コイツを卒論に利用させてもらおう、と待っていたのだが、いつまで経っても「只今工事中」なのであきらめて自分で訳すことにした。といっても色々含めてMS Word で55ページ分にもなる英文を一人で訳せるわけもなく、シムラボの方たち(ゼミ生)に協力してもらうことにした。様々な苦難を乗り越え12月11日現在翻訳率は87%(何を基準に?)となっている。これはひとえにみなさまのお陰であります。これを公表させてもらう為にEAに交渉せねばならないが、それは完成してからの話だろう。

 大体翻訳が済んだので、内容理解も当然しました。また、研究会議事録を編集しながら、研究会で話し合われた Teacher's Guide の内容についての検証もする事が出来ました。ここで大きな転機がやってきて、このガイドをベースにして「まちづくり教材」を作ろうという方向に頭の中が変化してきたのだ(前回話したね)。
 そうなると、それまで「自分の卒論の為だから・・・」と少し遠慮してきた研究会の内容をも組み込み、また今後の研究会の方向性までも卒論に組み込めるような考えが出てくるになりました。また、昔のSIMCITY関連の本を調べれば調べるほどに、SIMCITYの構造が以下に複雑でリアリティーがあるのか、ということがわかり、そのことも頭の中で混ぜ合わされ卒論の方向性が見えてきたのです(勝手に自己理解)。
 それほどまでにこのガイドはセンセーショナルなものだったのです。

 そこで何となく見えてきたビジョンが
 まちづくり教育の必要性→SIMCITYを教材として→教育の方法→SIMCITY教育の可能性→(ガイドを元にした)小学校などの教育利用→(ガイドを拡張した)大学・社会人への教育利用→効用と限界について
 という流れである。え、前より変だって?また、どこに研究会が関わって来るんだい?という質問が少なからずあると思うので、それを踏まえながら概要を整理してみよう。

 あくまでも仮の構成なので、なんか変だったらつっこんでください。
 
  序章−SIMCITYをやるはめになったこと(なんかいいタイトルないか?)  というかこれいるか?
可児市市民フェスティバルやSIM関連Webページ、我々の経験から、SIMCITYの利用についての可能性を・・・見いだしたような・・・そして研究会が立ち上がり・・・
 
第1章−SIMCITYとその利用の可能性について
0.まちづくり教育の必要性
1.現在のまちづくり教育・・・ここはいるのかな?
2.ゲーミングシミュレーションの可能性
   単なる学習シミュレーターとは違う何か。その他シミュレーションのもつ教育性
   自己が発見し、活動をする手助けとなるコンピュータ学習
3.SIMCITYを教材に
   a)SIMCITYとは
   b)SIMCITYのもつ教育性
   c)学習をさせる可能性を持つSIMCITY
  →まちづくり教育へと
 
第2章−SIMCITYを利用した教育
1.Webページに見るSIMCITYによる教育効果
   a)SIM関連HPに見るSIMCITYのもつ教育性
   b)自分のHPでの教育利用と効果
   c)研究会HPでの教育利用と効果
2.Simcity3000 Teacher's Guideを利用した教育
   a)Teacher's Guideについて
   b)Teacher's Guideのもつ教育性
   c)講義形式で教育する場合への利用(第3,4章へ)
3.SIMCITYを利用することにおいての注意点
   a)SIMCITYの限界と日米の違いを知る
   b)Webページでの利用上の注意┬→(いるのか?)
   c)体験させて利用する時の注意┘
   d)限界点をどう補うのか
 →協力者・共有する場としての研究会
 
第3章−教材としてのSIMCITY・・・・微妙
0.現在の教育の実態と教育改革
1.子供からの地域教育
2.複雑な仕組みを理解し、利用するという学習
3.創造性と自主性を高める教育。
   a)子供の学習が及ぼす影響
   b)新しい時代を切り開く能力の開発(IT、地域貢献)
   c)「学び」の概念を考える   ・・・必要?
4.教育利用への注意点
   →特に小学校だけの体験学習だけでは効果があるとは・・・
 
第4章−まちづくり教材としてのSIMCITY
0.現在の大学進学率と教育の現状。
1.講義の中に取り入れる
   a)大学の講義室での講義
   b)遠隔教育と生涯教育を込めたWebへの利用
    →研究会による提供という方法も
2.主体性を高める効果的な教育
3.専門知識への理解を高める
   a)専門家集団としての大学
   b)全ての学生にチャンスと可能性を
4.社会への責任感を促す手段として
   →都市の複雑なシステムを知ることによる、冷静な判断力と社会責任を受け持つ
5.教育利用への注意点
 
終章−効用と限界
1.効用と限界
2.これからのまちづくり教材とは?

 なんか、すげぇ長くなったけど書けるんかな?厳しそうだ。最後の方はなんか力つきてるし・・・。それにしても3章当たりが微妙なので削りながらやっていくことになるかもしれませんね。・・・更新している暇はないかもしれんな・・・。
 ちなみに0っていうのは段落なしのその項目の説明にでもつけようかな、というやつです。


えっ背景にひねりがないって?いいネタ無くて・・・

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