霞拳志郎もびっくりの魔都上海と北京ダックその11

     三日目〜徐家匯・メトロシティ〜
最終更新日
2001/12/25
 さぁ、ついたよ徐家匯(シュージャーホイ)。地下街がなんか広いですなぁ。お店がたくさん並んでおります。なんか昔の日本のイメージそのままです。でもなんかローラースケート場は非常に今臭くてビックリでしたね、今時のダンスミュージック流れてますし。

 さて、地下にいても来た意味がないので地上に出る。かなり発展している所じゃないか、ここは。新興開発地区というのもうなずける。下手な日本の都市よりも断然都会である。かなりきらびやかで、大変賑わっている。あまりにもきらびやかなため、日本のどこかの大都市に来たのかという感じを受けた(建物的にもそんな感じなのだ)。上海すげぇ・・・・今まで上海の端の方だけ見ていたので、いきなり地下から都会の地上に上がってビックリの4人。・・・マハもここまで開発が進んでいるとは思ってもいなかったようだ。また、夜だけに上海の砂っぽさが消えてかなり綺麗である。


 さて、メトロシティと英語が書いてあるこれまた新しいビルに入っていく。おおぉ、パソコンやらが非常に綺麗な店で売っている。あの怪しい中国のイメージがこれっぽっちもない。なんか期待を裏切られたような感じがして、これではおもしろくないじゃないか。とか思いながらも電脳街(ビル)を見て回る。EPS○Nの代理店があったりとか、ふつーに、ふつーに日本とかわらぬ電脳街でたまげる。だが、安い。いや、マジで安い。

私は勢いに乗って(使えるかどうか微妙なのだが)クラシック音楽のmp3が100曲入ったソフト(右写真)を28元で買ってみた。もしこれが使えるのならかなりお得です。使えなくても、この作曲者が漢字だらけ(柴可夫斯基=チャイコフスキー)のパッケージだけでもいい土産話になります(※1)。いきなり虎の子の100元札(1400円相当)を使ってしまいましたが、イヤそうな顔もせず受けとってくれました(お釣りもちゃんともらえるよ)。


答えはこのページの一番右下にあるよん
お・ま・け「君にはこれが解読できるか?クラシック音楽編」・・・・・つづくのか、これ?
1.月光曲(徳彪西) 2.拉徳茨基進行曲(斯特芳斯)
3.那波里舞曲(柴可夫斯基) 4.F大調浪漫曲(具多芬)
5.土耳其進行曲(莫扎特) 6.流浪者之歌(薩拉薩蒂)


 上の階には本屋があって、漫画が売ってないんですけど(※2)英語やパソコンの本、作文、教育の本がたくさんありましたね。かなり教育熱が盛んなようで、表紙にはドラ○もんやらセー○ームーンやらが書かれた子供向け学習教材などがたくさん売っておりました(中身は違う漫画絵だったりする)。いいじゃないですか、このパチもんっぽさ。期待を裏切りません。書店員も本の上に座って読んでたのはびっくりですが、勉強熱が凄いですなぁ、この国は(というかここだけかもしれないが)という感じです。でも地下のゲーセンはnamc○やSE○AやTAIT○のように日本の筐体ばかりで、表示も日本語でした。日本語、わかるんかなぁ。


 晩ご飯は地下にあるところでてきとーに買ってくいました。なんつーんですか、アレ、えーっとこう、たくさんお店があって中心が食べる場所(セルフサービス)。中国料理もあるんですけど、なんかひじょーに中国っぽくなくて残念です。日本の文化が失われたときもこんな感じなのでしょうかね。でもまぁ市民にとってはこういう外国チックな場所が格好いいとか思うんでしょうなぁ。こういうところも日本と変わりませんね。


 上海の地下鉄は9時台に終わってしまうと言うので堪能もほどほどに、寮へと帰るのでした・・・帰りのバスはかなり混んでました。というか車内真っ暗なんですけど、隊長。こわいっすよ。ガタガタいってるし、天井に隙間あるし。


 初日、帰ってきてから滝を浴びて(※3)宴会・・・・寝ろよ!と言いたいところだが、安いじゃん、お酒。んー、もう2:30です。寝ないとね。その前にコンビニで水のデカイ奴を買っておかないとね。別に飲めないこともないんだろうけど(※4)、念のため念のため。

 あ、SHO3とドラ吉(※5)だ。えっ、企業のWebサイト作る仕事?きいてないよ、そんなの。


 しかし、長い一日でしたわ。とんでもないファーストインプレッションでしたな。おやすみ。

本日のコイツら
タカちん
・必ず再び電脳街に来て音楽機器を買おうと誓う。
・水にはポカリスウェット(粉末)を入れることを薦める
マスター
・中国が予想外に安全で綺麗なところだと痛感する。
・教育熱研究をしてみたくなる
・私と酒に溺れる。
マハ
・毎回のようなバッシングにもめげず、以前の遣唐使仲間(日本人も中国人も)との再会を夜遅くまで堪能する。
儂(tkiyoto)
・初日で中国の物価になれ、日本より住むのは快適かも知れないとか思う。
・マスターと酒に溺れる。















※1世界名曲100首(2)。日本では名曲百選とでも付けるのだが、とにかく漢字は読めてしまうので面白い。その(1)は売っていませんでした。作曲家のデータベースなどにもなっていますが、読めませんし、表示されません。
 ファイル名が中国語で書かれているため、通常の日本語OSで表示できない(中国の)漢字を持つファイルは再生できません。幸い、Officeにコンバータが付いていたのでできましたけど。さすがにmp3の音質かどうか疑いたくなるのは期待を裏切らないパチモンぶりです。


※2:漫画を読むと頭が悪くなるという一時期の日本のような感じです。確かに勉強しなくなるけどね、でも漫画も読めないようでは困るぞぉ。

※3:↑左右のハンドルでお湯と水の量を調整。シャワーの口が外れているので鉄パイプから勢いよく水が飛び散るのだ。

※4:普通は飲みません。水はタンクで買ってますから、上海。

※5:マハと私のゼミが同じ人。SHO3は上海人、ドラ吉は卒業後上海に留学してきたので登場した。
問題の答え:
1.ベルガマスク組曲「月の光」(ドビュッシー)
2.ラデッキー行進曲(シュトラウス)
3.ナポリ舞曲(チャイコフスキー)
4.ロマンス第二番ヘ長調(ベートーベン)
5.トルコ行進曲(モーツァルト)
6.ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
《参考》今回使用したお金(円換算は14円にしました)
 世界名曲百首(2)MP3 CD-ROM:28元(392円!)
 夕食(謎の炒めし):10元(140円!)
 地下鉄:3元(42円!)
 バス:1元(14円!)
 デカイ水(これは名前ではない):約5.6元(78.4円)
 青島ビール:5元×2本(140円!)

 残金既に26,000円ぐらい。
 
       
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