≪痛いっ!!!≫



何度も書いていることですが、わたしは腹筋力がありません。自分ではトレーニングしているつ・も・り・なのですが、なかなか 筋肉がいざという時にその働きをしてくれないのです。と、いうことは、つまり後ろ向きに転んだ時、頭をもちあげてぶつけな いようにするのも腹筋の仕事ですし、前転したときに下半身を追いかけて上半身を起こすのも腹筋の仕事です。 とはいっても、そんなふうに腹筋のやくわりを改めて考えたことのある方は、あまりいないのではないでしょうか?

もちろん、わたしもそんなこと、考えたこともありませんでしたし、普段の生活の中で腹筋はおろか、体の他の部分の筋肉の 存在すら意識したことはありませんでした。 ところが、合気道において腹筋と受け身は切っても切れない関係にあって、腹筋の強さ=受け身の上手さといっても過言では ないほどなのです。

で、わたしの稽古風景がどんなかというと・・・・?

痛い! 痛い! 痛い〜っ!
尾テイ骨をぶつけ、骨盤をぶつけ、肩を打ち、ひじをすりむき、後頭部をゴッツン!


なんでまぁ、こんなに痛い思いをしてまで稽古をしなきゃいけないのかと周りが心配するほど、青痣とたんこぶが体のどこかに ない時はないくらいなんです。で、勇気を出してひそかに先輩に「こんなに痛いのは、どうしてなんでしょうか?」って聞いた ところ、先輩はにっこり笑って 「へただからよ。」・・・・うん、それはよくわかっているのだけれど・・・

こうやって初心者はハードルを越えていくのかなぁ、なんて思いつつも、我が身の青痣を眺めてはため息が出てしまうのでした。

なにくそ! めざせ! かっこいい受け身法!なのだ。

 


Tuesday,12-Oct-99 17:30