自作無線機 のインデックス
自作無線機のインデックスです。 遠い昔から最近(2013年)に至る自作機の数々。昔43台、何だかんだと言っても最近も10台以上。。。 これらに、順々に表題をつけて並べてみました。表題部をクリックしていただくと,写真を含む詳細な説明にジャンプします。
特にご覧いただきたい昔の大作はこちら。あるいは最近のものもどうぞご覧になって下さい。大半が、現時点(2013.2)で実用中。
【幼少期】
(1)ゲルマラジオ(キット)
小学校の4年生ぐらいの時。μ同調のものだった。
当時友達の間で,「あいつはゲルマを作った」とか,「あいつのは鳴らなかった,,,」とかいう話がささやかれていた頃.
一発おれも (と思ったののかどうかはっきり思えていないが,何がきっかけがあったのだろう...) ということで,数百円持って,これで2石とかは買えるだろう.俺のはゲルマじゃあないぞ! と意気込んで,当時近くで唯一こういったものを扱っていた「六甲模型」というお店に買い出しに出かけたものの,結局ゲルマしか買えず,ちょっと悔しい思いをしながら帰ったのをよく覚えている。
はんだの熱でダイオードが死ぬ といった話しはいやというほど知っていたが,難なく完成.電灯線アンテナでよく聞こえ,2石が買えなかったことの反動で,親や祖母に思いっきり自慢した!
(2)2球の,セミトランスレス 並三ラジオ
子供の科学「奥沢清吉」という人の製作記事。
お菓子のカンカンをひっくり返してシャーシにし、いろいろ部品を集めて苦労して作った(御影Voiceという電気屋さんによく世話になった)。
しかし何度作ってもならなかった。部品を疑い,「記事では22uになっている電解コンデンサに20uを使っていますが,これでいいですか?」など奥沢先生に手紙を出したりもした.
親切に返事をいただき(今の私ではとても無理!),3回(だと思う)作ったりつぶしたりしたけれど,結局うまくいかなかった。
再生調整を半固定にして使いやすくする というラジオだったが,今思うにそのコンセプトが災いし,かえって調整がうまくいかず、かつ、アンテナもそれを補うにはあまりにも短く、結局聞こえなかった ということだったろうと思う。
コンセプトが初心者向きでなかった というのが結論だろう。
(3)6石のラジオ(キット)
当時よく普及していた科学教材社のキット。1500円くらいでどこでも売っていた。
黒いプラスチックのケースで,表は金色のアルミ。
今では考えられない,2SAとか,2SBとかの石だったが,地震の時は元気にしていたが、なぜだかその後行方不明。
格好もよく、実用性も高い。なんとかもう一度、手にしたい品のひとつ。・・・2009年7月、オークションに出品されているのを発見し、思わずget。未組み立てのキット状態でした。面倒で組み立てられないが、まずは 持っているだけで満足?
【勉強期】
(4)5球スーパー
子供の科学「野川清三郎」という人の製作記事。JA1HMNだったと思う。
アイデアルの5球スーパー用シャーシ(5−M)の上に作った。
5球スーパーというと「すごいんだ」という印象があったが,そのわりに5-Mシャーシが貧弱(小さいし、ペコペコ)なのに,正直げっそりしたりもした.それでも,3ヶ月で、最初はBC帯、次に短波帯に改造、最後にパネルをつけてSメータをつけて、、、という連載記事の通りに進んだ。
しかし、短波帯はトラッキングの調整、特に、低い周波数側での調整の意味が理解できず(コアを回して最大感度にするという説明だったが、コアを回すと周波数がずれてダメ →それを補正しながら最大感度のところにあわせるんだ ということに気がつかなかった)、何か聞こえている という程度にしか動いていなかったように思う。
4ヶ月目に掲載されたプリセレも作った。これは4−Mシャーシに組んだもの;「高周波増幅」の威力はすごかった!
5ヶ月目のクリコンは「水晶」の意味がわからなく,手を出さなかった.
とにかく、北京放送とかは思いっきり楽しんだ、短波放送への夢(世界が広がる夢)をかき立ててくれた「受信機」だった。
この機械はとっても良い思い出!
これ以外にも「受信機」はいろいろ作った.
短波を聴く,いわゆる0-V-2.6BM8の単球 など.
大体 皆おなじようなパタンだったろうと思うが,科学教材社のキット記事が役に立った.
6BM8単球は良くなった記憶がある。作っては壊し,作っては壊し を繰り返す毎日.
(5)高1中2
初歩のラジオ 1970年1月号 の 製作記事のかっこいい受信機。
この格好に釣られた。回路は凝っている。今でも参考にできるところもある。
5球スーパーの時の経験を活かし、お小遣いをためて,徐々に発展させる計画を立てた。最初は5球スーパーと同じくBCバンド専用機からスタート。そして短波帯へ。
しかし,なかなか鳴らなかった。何度チェックしてもダメだった。
配線はあっているのに,ならない。
ボリューム最大なのに何も聞こえない。どこか調整が悪いのか?
そのまましばらく押入に入れていたが,ある時思い立って再挑戦。
しかし,やはり鳴らない。
2球のラジオの二の舞かと思い,情けなかった。
こんなことが何度か繰り返され,そろそろ分解かと覚悟を決め始めつつ押し入れから出してきて再度挑戦していたある日,
RFゲインのつまみをいらった途端に,大きな音でラジオ放送が聞こえた。
爆発するかのような大きな音だった。本当に爆発するかのような大きな音だった。
大きな音に対する驚きが喜びにかわった。
私がこの世界に大きな一歩を踏み出した瞬間。
今も鮮明に覚えている。
何かの拍子にRFゲインのつまみをいらっただけなのに、、、、
もし放送波にチューニングされていなかったら、、、、AFゲインが絞り込まれていたら、、、
偶然が重なって,本当に偶然に放送が聞こえたのだろう。
そして,その偶然が今の私を作ったと言っても過言ではないだろう。
原因はVRの配線が逆で,RFゲインが絞り込まれてしまっていただけだった。
要するに作った作ったと言っても,この当時は実体配線図を信用して部品を並べただけ。。。。。
当時、もうテスターはもっていたから,真空管のピンの電圧を計ってチェックすることが記事に書いてあれば,悩みに悩む というようなことはなかったと思う。
⇒この顛末はここで
その後,種々の経緯を経て発展し,今も自作機の中の筆頭として健在。
地震で真っ先に掘り出した,私の宝物。
2007年9月の様子。 下の,(11),(12)とともに(10)として!
(6)ワイヤレスマイク
ちょうど、雑誌の記事にも、6BM8単球送信機などがよく載っていた頃。これはワイヤレスマイクではない、もはや送信機だ、、、などと、6AR5あたりを終段にしたハイシング変調の機械で,宵闇に紛れて張り巡らした針金につないで遊んだ(あそび回った)。
よく似たようなものは何台も作った。これがAMへの思い の原点。
どんなことをやっていたかというと、パワー比較。今も昔もパワー。。。6AR5、6AQ5、6BM8などをいろいろ作って、ワンターン電球の明るさで比較した。6AQ5が一番強かったと記憶している。
レコードをかけたりDJのつもりでしゃべってみたり。どこまで飛んでいるかと、ラジオの声を送信しっぱなしにして、しょちゅう自転車で家の回りを走り回っていた。何キロも飛ぶというイメージではなく、せいぜい1K位だったように思う。今思うと、アンテナと言っても、そのとき使っていたのは、軒下にはった針金だから、これをもうちょっと工夫していたらまだまだいけたのでしょう。。。ある時にはこんなこともあった。並4に毛が生えたくらいのトランスで少し小さいと承知しつつ、6AQ5フィアナルで長時間送信し自転車で到達距離確認をして帰宅したときのこと。。。 臭い、臭う。いかにも電子部品が焦げていますと言わんばかりの臭い。 直感的にトランスと判断して切り、事なきを得ました。もともとジャンクで拾ってきた部品ばかりだから素性も分からない。今思うとぞっとしますね。。。
FMのワイヤレスマイクを作って、友達と遊んだりもしていました。
当時の一番の問題は電源トランスで,荒ゴミ回収の前日の晩に,よく家の周りをうろついていた。要するに金がなかった。。。わけです。
しかし、この頃の、受信機(4) 大体小学校の5年生後半位からの2、3年は本当に楽しかった。充実した良き思い出!
【祝開局 −FT401Sの改造−】
FT401Sの改造
・買ってもらってすぐ,スタンバイピッをつけた。
・AM(A3H)が出せるようにした。
・パワーコントローラーをつけた。
・送信ハム音減少のためアース引き回しの検討した。⇒逆効果で、イヤミを言われたこともあり。。。
・FTDX401ばりの定電圧回路を追加。
・キットを使った、JJY受信・100W改造・CWフィルタ取り付け
・TS511ジャンクからとったマーカー取り付け
・1.9M、10Mの送受信対応改造
・14MのTVI低減のためのファイナルタンクコイル周辺定数変更 ⇒これはCQ誌に載った。
FTV650の改造
・買って(買ってもらって)すぐ,受信初段の改造 JA1LZKなどの記事があったので。
・受信全般を構成変更。すべてチューニングできるよう2重つまみの工夫をした。
・送信終段2本パラで50W化。PPにしたりパラにしたり,TVIとの戦い。
【自作機で変更検査を受けるシリーズ】
(7)3CB6の1.9MのQRP'er
(8)TX88Dを利用した6DQ5終段の電信送信機
フルサイズのDPとペアで使っていた。よく飛んだ。
一時期、この送信機だけで局免が維持されるような、危機的状況に陥っていたこともあった。
写真が残って居らず残念!
(9)同上VXO
ちゃんと検査を受けて局免をもらっていた。50W。プレート電圧を100Vくらいあげるために、小型のトランスをB巻き線に直列につないでいた。
昔のVFOを再現するつもりで作った。電信用として安定度に自信がなかったので,VXOにした。
(8)とペアで,3.5Mから28Mまで,良好にパワーが出て、自作シリーズとして楽しく遊んでいた。
特に、(11)のクリコンとデザインをそろえ,ラインナップして喜んでいた。残念ながら(7)〜(9)は人にあげてしまい、ものは残っていない。
当時を振り返られるのは,わずかな写真のみ。
(10)1.9Mのトランシーバー
実は(5)を改造したもの。クリコンを内蔵し,50Mの受信機に仕立て上げたこともあった。
2016年 秋 、ついに単身赴任先までついてきた! 池袋で元気に活躍中。 ここ ⇒ http://www.geocities.jp/jr3xuh/toshima.html
色々な経緯を経て,最終的に表題のトランシーバーに落ち着いた。地震で真っ先に掘り出した,私の宝物の一つ。
受信は標準的な高1中2シングルスーパーで,受信範囲を1.8Mから2Mに限定。
VFOに力を入れた。リニアリティー良く、200Hz直読可能。本当に直読できる。安定だし,温特もまずまず良い。
送信は終段6KD6で,50W。もちろん検査を受けている。VXO内蔵。
1999年、高圧ケミコンを交換し、現役復活を果たした。
2002年にはメカフィル清掃を行い、第一線に。
2008年、今も慣れない千葉での生活に 彩り(イロドリ)を与え,(11)(12)とともに楽しませ続けてくれている!
2012年末の様子 奈良に移動。写真撮影は3年前だが、2013年正月現在も基本的には同じ。最近は、(11)が仲間入りし、(12)が7Mで活躍し始めている; こいつ(ら)とは、よぼよぼになっても一生つきあうことになるでしょう。
(11)3.5M 7M 14M を1.8Mに変換するクリコン
(表題部左上の写真)
当時の私には,水晶を特注するのが経済的に大きな負担となった。
(12)6ZP1の1.9MのQRP'er
(10)とトランシーブ動作する。当時,1.9Mの人気者だった。
(11)〜(12)はいずれも現存し,現役復帰もできそう。
【懐古趣味の自作AMを楽しむシリーズ】
(13)50Mのフローティングキャリヤー方式送信機
(14)9R59の大改造
2E26や,6AQ5,12BY7Aなどをとっかえひっかえ終段に、日々実験を繰り返した。
PS変調などの長い長い歴史を経た後,最終的に技術的興味もあって,フローティングキャリヤー方式に落ち着いた。
水晶しかないのが難だが,今でも使えると思う。大阪のAMロールコールが健在と聞いている。
クリコンを入れて50M対応にした。
しかし,そのうち古い機械のプレミア的価値に気づき,変な改造をしなかったらよかったと後悔した。
結局,元に戻して人にあげてしまった。
(15)ST管の5球スーパー
往時は,2球式の50Mクリコンを内蔵し,PS変調時代の(13)とペアを組んで活躍した。
9R59調の横型ダイヤルでかっこうよかった。
QSO中にケミコンがパンクしたことがある。
今はクリコンが取り払われ,穴ぼこだらけで,しかもパネルもなくなったが,むき出しの5球スーパーとして健在。
(16)クリコン
50Mを7Mに落とすクリコン。
9R59を元に戻したあと,オリジナル状態で50Mを聞くのに使っていた。
性能はよく,現在でも最前線で第1級品として使えると思う。
(17)30KD6×3 AM用終段
7Mや3.5MでハイパワーAMをやってみたいと思って作った。
この構成で,キャリヤー出力70〜80Wを目指すつもりだった。
息切れして実現しなかったが,実際にやっていたらピーピーギャーギャー近所迷惑なことだったろう。
時代錯誤も甚だしい。
AM華やかなりし頃でも,こんな事をやった人は少なかっただろう。
1999年春、リニアアンプに改造。製作以来15年ぶりくらいで、やっと陽の目を見た。
タマは3流だが、電源がしっかりしているので余裕。。
2013年お正月 CQ誌にAM記事が掲載。 たくさんの人がAMで遊ぶようになった!
(18)4CX250B PP AM用終段
同上,50MのハイパワーAMの実験用の終段部。
FTV650で経験したTVIの嵐を避けるため,あらかじめPPにした。
これも(17)と一緒で,実現していたらとんでもないことだったろうが,結局とん挫。
今は、アンプとして、満を持してトキを待っている。
(19)807PP 変調器(表題部右下の写真)
(17)(18)とペアで使う予定であった変調器。807PPをB2級で動作させた。そのためドライブにもトランスを使っている。
ラックスの100W用の変調トランスを入手してがんばった結果,実測オーディオ出力100Wが得られていた。ただし連続はダメ。
このAM計画は,50Mのラインでそろえていた頃が楽しかった。
ハイパワー計画云々は最後は疲れはてて息切れした。
何に疲れたかというと,突然訪れた猛烈な高圧への恐怖を押さえることに。
要するに,終段部の高圧を変調機まで引き回すのが怖かった。
所詮遊びだから疲れてはいけないように思う。
しかし,みんな残っているので,そのうち復活するかもしれない。
いやないだろうな。子供の顔と引き替えのこんな危ないことはできん。
生命保険と引き替えになるのはご免だ。
と言いながら,下の方に、再度のAMシリーズ というのがあります。 Jump ッツ!【測定器シリーズ】
(20)スペクトラムアナライザーアダプター
SSBハンドブックを見て,「なるほど」とうなづきながら作った。
⇒最近、回路図まで発見。
岩通のSS-5302というシンクロを岡山の店から購入し(木枠を組んでで送られてきた。まだ高校生だったので、重いし、大きいし、大変だったが、いろいろ勉強になった),これを親機とした。
http://nostalgiapassion.blog28.fc2.com/blog-entry-119.html
私の奴は、神戸の地震で滅失。。。 もったいないことをした!
フィルタには,CWメカフィルを買う余裕はなかったので,T21を2組使った。しかし,「こんなものか」という感想で、やはりフィルタがダメだった。結局つぶした。
このシンクロは,残念ながら地震の犠牲になってしまった。可哀そうなことをした...
2013年お正月、今、これをもう一度手にしたい。当然CWFを入れる(金はあるけど、、、)。真空管式のでいいのでインスタントに作りたいが、あの頃と違って今は時間がない。⇒ジャンクの401か、FRDX400あたりを改造して、何か簡単に追い込めないか検討中。
(21)2トーン信号発生器
SSBハンドブックを見て、(20)スペアナアダプターとペアで使う目的で作った真空管式のもの。20がうまくいかなかったのでおもしろみ半減し、結局すぐにつぶしてしまった。もちろん、もう無い.
(22)低周波発振器
キットの基板を使った。デザインに凝った。
(23)ダミーロードと電力計
必要に迫られたこともあって,種々検討した。ダミーロードは1級品。
【クラシックシリーズ】
(24)板の上に組み上げたクラシックスタイルST管送信機
アマチュア無線50年史や,当時のJARLニュースの記事に感動して,自分でもやってみたくなった。
作りつけの棚ごと,地震で潰れた。【単なるラジオシリーズ】
(25)並4ラジオ
少しコイルをほどいてあるので,1.9Mが聞ける
また,グリッド検波とプレート検波の検波方式の切り替えができる。
参考記事:ラジオの製作1973年2月号から。並4コイルのデータ付き。。。
同じく、並4コイルをうまく使ったスーパーラジオ.これは、ラジオの製作1997年3月号から。
(26)ST管の2バンド高1中2(表題部の写真右上)
これはすばらしく,凝りにこっている。現役!!
BFOは,水晶より,IFTをつぶしてクラップ回路にするのが便利で良いと思っている。安定度も良い。
【周辺機器シリーズ】
(27)エレキー1(28)エレキー2
CMOSで作った。あのころは、まだCMOSはまだ高かった。
バイブロとペアで奈良で使っている現役機。
これも現役。スクイーズ動作する。下の(28)パドルとペアで使っている。
最近,最終のスイッチングトランジスタがとんだ。
いつだったか、バイブロのスクイーズキーを賀井からもらって、神戸で使っている。これは、これ とともに賀井の形見。
(29)パドル (30)マイクコンプレッサー1
これは音がきれい。ローカルQSO向けに安心して使える。もちろん現役。
・・・2013年お正月現在、奈良でAM用に使っている
(31)マイクコンプレッサー2
これは,がんがんやるためのもの。
一時期はやったいわゆる「RFスピーチプロセッサ」タイプで,国際の455KのメカフィルでSSBを発生させた。もとは、JA1AYOさんのCQ誌の記事。これによると、1975年5月号かと思える。
・・・2013年お正月現在、神戸で活躍中!
(32)Audio CW Filter
電信のコンテストで活躍。単なるチェビシェフのLPFだがよく効く。
コンテストのクラブ運用に備えて,ヘッドフォンジャックを2つパラにしてつけていた。500W局で使用中。
・・・2013年お正月現在、こいつも神戸で活躍中!
(33)DC−DCコンバーター (34)アンテナカップラー
汎用のカップラーとして便利に使った。2、3メートルほどの針金でも,ハイインピーダンス点に接続すれば大変よく飛んだようだ。
しかし,これで今,男の子2人の父親になっているのが不思議。。。
奈良で1.9Mを出すために利用。何と現役!!
【ATVを楽しむシリーズ】
これは大人の世界。音多や文多(音声多重,文字多重。オンタやモンタと読む)もやりたかった。
これからなら,レターボックスのEDTVや,ディジタルHDTVなんかもおもしろそうだ。
(35)ドット/クロスハッチジェネレーター
送信機調整用の信号源として使った。
(36)同期信号発生器
日立のICを使った。CQ誌の製作記事になり,お金をもらった。
(37)2B94終段のATV送信機
現役。私の一番の宝物(ホウモツと読む)。オール真空管ながら,
ビデオ帯域も充分あり,カラー用として特性的には満足できる。音声も入る。
しかし残留側波帯のA9CではなくただのA9扱い; この点がとっても残念。
残念なことに、免許改正で430M帯のテレビは出来なくなってしまった。。。 というより、4:3のアナログテレビ自体がもう出番なし。
(38)受信用コンバーター
昔のUHFコンバーターを改造した。
(39)受信用プリアンプ
CQ誌を見て作ったが,いまいち効果があるのか無いのか?
(40)簡易 RFモジュレータ
秋月かどこかのキットを利用して作ったもの。きちんと特性をはかってある。
電源スイッチとアンテナ切り替えを連動して、常時テレビのアンテナ端子に接続できるように工夫していた。
【その他の作品】
(41)オーディオのアンプ
(42)6BX7のオーディオアンプ
幼児期から,オーディオアンプはいっぱい作った。
アースやノイズの勉強をさせてもらった。
まとまった形で今に残っているのは2台だけ。いずれもメインアンプ。
冒頭のSシリーズ写真と同じで,この手の部品はいっぱい残っている。
(43)50Mのトランスバーター
何やかんやといわれて,友達にあげてしまった。プリメインだった。
まだ生きているかな。
FTV650で色々楽しみましたのでお手のもの。
部品は友達が準備し、私が作った というようなものが2セットあった。。。
これはそのうちの一台。最近寄贈を受けた。内部1、内部2
もう一台は鈴蘭堂のTXケースに入れたもの。
これはどうなっただろう,生きているかな? 地震でダメだったかな。-----以上ざーっと数えて43台。
結構な数ですが、これ以外にも、ワイヤレスマイクの数々や受信機(ラジオとも言う)、実験用の電源などなど、、、 思い出そうとすれば、まだまだ出てきます。が、もちろん全部は残っていません。 デザイン図面だけでも残っているのは良い方。。。。。 せめてつぶす前に写真でも撮っておればと思う機械も多いです。あるはずなのに行方不明のものも。地震のせいですね。最後に、またまたトリオの緑の箱。 こちらの写真の方が量が多いかな。
人生に許された時間のうち,これら相手にどのくらいを費やしたのでしょうか。こうして振り返ってみると,すごい世界にいたように思います。
でも実は,もっと尋常ではないことに,このほかにも,初めから売ってしまう目的で作ったものもあるのです:
◆50Mのリニアアンプ 2台
金のかかるのはトランスとケースだからこれを安く仕入れるのがこつ。場合によっては,ケースは自分で作る(格好には注意する)。
その次に高いのは,球,VC,メーター,ケミコン,リレー。これらは大阪特殊無線などのジャンク屋で簡単に入手できた。
全体をまとめるのは何ら問題なく,50Wクラスは簡単にできた。当時CQ誌の売りますコーナーで応募が殺到し,喜ばせてくれた。量産すればいくらでも売れたでしょう。
◆フロッピーディスク 3台
◆ハードディスク 2台
同上。FDDやHDDの本体は安かったが,ケースと電源とVFO基板など問題だった。ケースは自作。VFOは大阪の店で基板が手に入った。全部パソ通を通じて売った。
こんな事をやっていましたから,結構コスト意識はあった方だと思います。うまく仕入れさえできれば,小遣いかせぎ程度を目的としたものなら簡単に作れることを体験していました。
そして今は,私は電機メーカーのシニアマネージャー; この道のプロになりました。アマチュア無線用語でいう「プロ」のイメージと、今自分が居る世界でいう「professionality」の感覚は少し違いますが、それでも、少なくとも費やした時間に見合うだけのものになっていると思っています、、、
−−続く−−
↓ 1985年
↓ 1990年
↓ 1995年
↓ 2000年
↓ 2004年
さて、再開。 続きます---
【アンテナ】
(44)2バンドのアンテナ
最近オークションで見掛けることが多い、古い無線機のファイナルのタンクコイルを使って作った
2バンドのワイヤーアンテナご紹介です。【待ちに待った新作!】
(45)807の送信機
のんびりQSOを楽しみたいために作った、20年ぶりぐらいの新作です!
【再度の AMシリーズ は、2005年頃から再開】
(46) 格好良い、AM送信機。
S2001ファイナル、6BQ5pp変調 の標準形。お気に入りです。
(47) 大電力AM用 被変調終段
813を使って、AM、100Wのキャリヤを狙います。再度。。。
(48) AM用VFO
現代のSSB環境でキャリヤが出っ放しのAMをやろうとすると、安定度の要求はむしろSSB用より高かったりして。。。
(49) プリコン
ST管の受信機は,一線で使うにはどうもやはりピリッとしない.そこで,プリセレの登場と相成ります.
トリオの古いSM−5を使ってみることにして,いつものデザインに仕上げてみました.
さて,50番目は??
候補は2つ.これか これ. 初めの「これ」を2つ目の「これ」でモジルわけであります.
現状ところで,先日ある方と,『真冬なので真空管で暖まろうと思うけれど今いち暖かくない』などとAMで話していて,あることを思いつきました.
真空管を100本も並べれば暖かくなるだろう!
題して,
『真空管100本プロジェクト』
さ〜てどうなりますか!2009年11月現在
普段使っているものだけ、ざっとあげつらって勘定すると、、、
・FT401B 20本 ・AM終段 2本 変調機 6本 エキサイタ 7本 VFO 3本 クリコン 3本 受信機 13本 ・807 QRP'er 3本 ・1.9M機 14本 ----------------------------- 小計 71本何かで こう、もう一押しできれば、一気に100本でしょう。50番目候補の「あれやこれ」でも、まだ足りない。。。
そうそう、オーディオ関係もあるんだ。
古いexclusiveの3wayスピーカーを中心としたシステム(これ)を奈良に持ってきていて、ありったけのものを投入してマルチアンプで駆動して楽しんでいます。フィルタは最近オークションで入手した、EN3000(Fostex); 結構いい音、聞き惚れています。・LX38 13本 CL36U 12本 8045Gのアンプ 6本 6RA8のアンプ 7本 ----------------------------- 小計 35本ということで、全部いっぺんにつければ100本達成!
そろそろ寒いと感ずるようになっていることでもあり、半日とか音を楽しむと、確かに部屋がホンノリ暖かくなるような感じ。無線のコーナーも、充分暖まります。多少の暖房にはなっているのでしょ〜
ところで、話は横道にそれますが、PC経由のデジタル音源というのはすごい。インターネットラジオで、256Kを超える高品質な音源がどこにでもある、、、 ということに、先週気づきました。びっくり。世の中もう、ST管で遊んでる時代じゃない。。。といっても、これだけは止めらんない。。。
さて、50台目
(50) マイクトランス
どんなものを発表できるかと正直期待していましたが、結局50台目はただのトランス。
コンデンサマイク活用に必要な、マッチングのトランスです。
とは言えとても便利で、AMで現役活用中の他、オーディオでも活用中!
2011年夏、改造しました。トランス(THS-3)をひとつ増設し、出力を10K、60K切り替え式に。これはなかなか便利です。
(51) 帯域制限器
51台目もAM送信関連グッズ。
帯域を連続可変できる便利なツールです。1999年に無線再開以来、500W化、AM、QRP(QRPP)で10年あまり楽しみました。この間、WACA、WAGA、DXCCももらいました。
さらに、地上アナログがなくなると50Mが楽しくなると予想され、その準備も着々と進めていたはずでした。
が、最近はアンテナの都合もあり、どうも力が入らず。それで無線はいったんおいて、、、ちょっとの間、オーディオに走ります: 今住んでいる家は、オーディオにはもってこいの環境です。
【最近のオーディオ】
(52) DCX2496の改造
特別企画ではすでにご紹介していますが、このページには今日(2011年のGW)から登場
トランスをつかってアナログ段を改良したものです。2010年夏。
(53) 50CA10をPPにしたアンプ
何気なく立ち寄った日本橋のジャンク屋に、KMQ60が廃棄同然の姿(放置状態)で、でも、値札をつけて売られているのを発見。
タマなしでしたが、トランスの具合だけ念押しし、思わず購入してしまいました。
それにしても重い!
これはその再組み立て記録。
久々に、マジなアンプであります。2011年初春。
(54) 真空管アンプの電源とファンを一挙動で制御する 箱。。。 2011年7月
これは、システム制御の大本山。
真空管メインアンプでマルチをやると、夏場がとっても大変。ということで、この箱が役に立ちます。夏場には、本当に、威力絶大
(55) オーディオ用ダミーロード 2012年1月30日
マルチ駆動の真空管アンプ3台の管理はなかなか大変。日々のメンテ(半年に一回っ)が必須で、そのためにはダミーが絶対に要ります。
【 再度の AMシリーズ Ⅱ 】
しばらくオーディオで遊ぼうかと思っていましたが、CQ誌にAMが取り上げられてアクティビティが上がるに従い、また無線に回帰。やっぱりこれが私の本業ということでしょう。
(56)アンテナフィルタ 2013年2月16日
むか〜っし から欲しいと思っていたものですが、ちょっと時間が取れたすきにえいやっと作ってみました。これはイメージとしては、電源や、アッテネータ、各種の測定器などとならぶ、一種の固定資産 とも言えるようなものかもしれません; 持っていることで話をはじめることができる、持っていないと始まらない。。。 貴重なものを手にすることができました。
【 忘 れ 物 】
むか〜っし作ったけど、リストに掲載するのを忘れていたものをいくつか思い出しましたので、この機会に3つ掲載。邪魔くさいので番号はさかのぼらないことにする方針で。。。 2013年2月22日
(57)電源器 3つ
2つは本当にむか〜っし から手元にあったもので、いつ作ったかすら分からない。。。。 普段何気に引っ張り出してきて使うのは、一番ぼろいやつ。。。 3つ目は、大きなACアダプタからDCプラグ付きの線を何本も束にして引っ張り出しただけのものですが、これがまた便利。標準コネクタをつけているので、一台で、大概の用途には何でも使える;最近の作品
(58)SWR計
昔はSWR-200が欲しくてしょうがなかったが、どうしても後回し。そのためあり合わせのものを作っていた。
(59)アンテナ切り替え器
1.9Mや3.5Mの長いアンテナを張っていた頃、401、(10)自作トランシーバ、(8)TX88Dを、これらのアンテナ群と相互に自由に、たすき掛け的につなぎ替えるのに活用。机のすみに取り付けて使ったが、とても便利だった!
また、新しいの。。。
(60)ネットワークアナライザ (もどき)
もどき ではありますが、こういった物があると階段をひとつ上がれるように思います。
(61)88Dを骨までしゃぶるプロジェクト!
88Dでも何でも良く、要はAMで「遊びたい」という思いを満足させるためのたたき台。そういわれてみると、46番の88Dが実はこの目的だったはずだけれど、綺麗にできすぎて、目的を外れてしまった。 なので今回は、徹底して、外観は構わないことにする。
(62)大型の高圧電源
2015.2.26掲載
高圧用として初めて準備した電源機です。これは結構でっかいど〜
(63)大型変調機を作ろうプロジェクト
2015.8.17掲載
今年の夏休みはこれで楽しみました。なかなかゴージャスな出来栄えで満足、満足。。。 題して、"PWMをぶっ飛ばせ〜〜っ"
(64)AMで変更検査を受けるぞっ プロジェクト
2016.11.30部分掲載、2017.04.15 掲載
これで、PWMをぶっ飛ばしにいきます! さぁ行くぞ!!変更検査合格です。2017年11月29日 ⇒ ここ
(65)AMシステム用スタンバイシーケンサー
2017.2.10掲載
リレーでガツンと入れたり切ったりするのはちょっと怖いぞ〜
(66)第2高圧電源
2017.5.21掲載
第1電源と連動する、第2の高圧電源です。AMシステムで使います!
(67)AMで検査を受けるための ローパスフィルタ
2017.6.25掲載
猿まねで作ってみましたら、簡単に思った通りの特性が出ました。こういうフィルタを作ったのははじめてでしたが、案外そこそこいくのかも と思いました。
60番の、ネットワークアナライズもどき が活躍しました。
(68)19インチラック
2017.8.13掲載
夏休みです。送信機をまとめます!
2x4の棒とベニヤ板で、19インチラックを作ってみました。買ったら20万ぐらいしそうですが、格安です!
(69)100Khzのマーカー発振器
2017.10.22掲載
今更何を・・・ と言われそうですが、マーカーを作りました。格好良く仕上がりました!
(70)電源のラインフィルター
2017.10.29掲載
決して暇なわけではないですが、毎週のように何かやっています。送信機と変調機、それぞれ用に、電源のラインフィルターを作りました。
(71)汎用電源器
2017.11.21掲載
これまた、今更何を・・・ と言われそうですが、便利に使っていた電源が壊れてしまったのもので、手持ち部品を使って作り直しました。程よい仕上がりですが、ちょっと重いかな。。。
(72)スプリアス測定用の小物
2017.11.25掲載
スペアナを入手しました!
それだけでは致し方ないので、小物を作ってみました。
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