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+カンソウ+

といが読んだ本の感想です。(たぶん)
基本的に読む本は買います。
借りに行くのが億劫っていうのもあるのですが、読んだ本は手元に残しておきたい主義なので。
ここでは、読んだ本を順番に入力していきたいと思っています。
またこれ以外にも、仕事や趣味の雑誌なども読んでいます。

2002年6月 2002年7月

2002年9月
月の影 影の海(上)(下)new! 小野 不由美
 十二国記シリーズです。ずーっと手を出そうかどうしようか迷っていて、ついに手を出してしまいました。
 おもしろい!正直ホワイトハートではもったいない!!いや、ホワイトハートが悪いとかではなく、もっと幅広い年代の人に読んでもらいたい!と思える作品です。まぁ、といも講談社文庫のほうを買ったのですが、いいですね。ほんと。
 
月の影〜では、女の子が主人公なのですが、この子がまたすごいです。実際自分が同じ立場に立たされたら(絶対ありえないけど)、同じ行動なんて取れない自信満々ですもん。
 人間不信の極限の中で、それでも生き延び、自分のいた世界、自分の返るべき場所へ帰ろうとすること。これってすごいことです。といなんかは、人間不信に陥るとすぐに逃避して何も考えずに時間が過ぎるのを待つだけでした。でも、陽子(主人公)は、逃げずに自ら立ち向かって進んでいく。しかも、ただ進んで行くだけではなく、回りの敵と戦いながら、自分自身を守りながら進んで行っていました。
 
といは、そんな陽子の強さに、憧れ、時には怖く感じたりし、どんどん十二国記の世界へ引き込まれていったのです。
 人を信じないでいられ強さが欲しいとは、今のところ思わないです。他人を傷つける強さならいらない、そう思う自分が捨てられないからです。甘いのは承知で、でもやっぱり人を信じて生きて生きたいと思います。疑いだしたらきりがないのは重々承知で、それでもせめて他人の心遣いを汲み取れる人でいたいと思います。
 いつかは、陽子みたいに強くなりたいですけどね(苦笑)。
D−ダークロード 1・2・3new! 菊池 秀行 
 バンパイアハンターDシリーズです。
お気づきの通り、シリーズもの大好きです。はい。
長く読めるし、何回でも読み返せるし、長所多しって感じで。

Dシリーズは高校ぐらいの時からかな?大好きです。菊池先生も好きで、挿絵の天野喜孝先生好きなので、当然Dシリーズは大好きです。
挿絵のDがかっこいいのもありますが(いや、本当にかっこいいんです)、Dの生き様もかっこいいのですよー。誰もが振り返る美形かつ、辺境1のバンパイアハンター。当然、頭もよく、体力もありなんでも持っているのが、Dなんです。
そのDが中心となる話だから、戦闘シーンも多いです。戦闘シーンもDシリーズを読む楽しみの一つではあります。今回はどんな敵が出てくるのだろう?とか、どんな手を使ってこの苦戦を乗り切るのだろう?とか考えるだけでドキドキです。

ダークロードでは、バンパイアが珍しく?団体行動をもってDを倒しにかかっています。その団体行動も、やっぱりバンパイアなので、結局バンパイア特有の個人行動に走り気味になっちゃって残念だったりするのです。でも、また違う意味では団体行動だったりと、Dシリーズにしては珍しい気がします。また、それに立ち向かう?Dの行動が今回はまったく想像しなかった行動に出ていてハラハラでした。

 シリーズものといえばマンネリになりがちなのですが、このDシリーズは毎回同じパターンでありながら、Dの行動が予測つかないというところで、飽きやすいといを離さないです。あーこのまま死ぬまでシリーズがずっと続いて欲しいです。ほんと。

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