「常住寺址」

 
「仲多度郡史」(T7.1.15, 香川縣仲多度郡編纂)によれば−−−

      常住寺址   吉原村大字碑殿
字田中にあり。元祿五壬申年五月、那珂郡丸龜玄要寺第五世の住職、綱峯(一に 周良とあり)大和尚の創建にして、禪宗臨濟派妙心寺に屬し、如意輪觀音菩薩を 本尊とし、境内一反三畝餘歩及境外山林十二町餘歩を所有したりしも、檀徒僅に 十數人に過きさりしか、明治十七年十二月願濟の上、丸龜南條町に移轉せり。 本尊觀音は金紫銅にて作れる天竺佛にして、佐々木高綱の念持佛たりしと云ふ。


「碑殿 字田中」は牛穴へ上がる手前の方ですね。
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「西讃府志」(舊丸龜藩京極家編輯, S4.11.3,藤田書店発行)によると−−−

常住寺
鎭護山ト號ク、禪宗妙心寺末寺、本尊如意輪觀音紫銅ノ像、昔豊田郡坂本郷ニ アリシヲ開山鋼峰此地ニ移シ、元祿四年堂宇ヲ造立ス、觀音堂本尊千手觀音、 赤松圓心ノ念持佛、空海ノ作、元祿十年造營ス、鋼峰ヨリ今ニ至ル八世、境内 東西二十九間南北二十八間、



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