良く太陽系の成り立ちとして、火星と木星との間にある小惑星のようなものが繰り返し衝突して巨大な惑星となった。という説を聞くが本当にそうだろうか?
また、地球などが丸い理由として、重力の影響によるとする理論があるが、僕は、地球などの惑星が丸いのは、もともと気体や液体だったものが、だんだん冷えて固まったからではないかと考えている。また小惑星の中には、大きな惑星の内部で形成されたと思われる証拠が出ていたはずで、それなのにどうして大きな惑星が壊れて、小惑星帯となったと考えずに、小惑星は大きな惑星をつくる元で、他の惑星の影響から大きな惑星に成長できなかったといった説が出てくるのか理解に苦しむ。
どろどろしたものが、宇宙空間で冷えて固まれば丸くなるのはあたりまえで、惑星が何かの原因で破壊され、こなごなになったものはいびつな形をしているのが普通なのではないだろうか。
そして、地球ができて46億年と良く言われるが、そもそもどの段階を地球ができたと言うのだろうか?僕はこの46億年前というのは、地球ができた時ではなく、火星と木星の間にあった惑星が破壊された瞬間なのではないかと考えている。46億年前には、とっくに地球は形成されており、地球の歴史はそれよりも全然長いと考えているが、本当のところはどうだろうか?
火星と木星の間にあった惑星については、また別の機会に書こうと思っている。
2000年01月17日 田部井保