よく人類発祥の地はアフリカであると言われますが、本当にそうでしょうか?僕には、アフリカを発祥の地とするのは、白人の黒人=原始的な人達、白人=進化し発達した人達、といった発想が読み取られ、そういった点から、人類発祥の地がアフリカでなければ良いと祈っています。そもそも進化して本当に優れたものになっているのでしょうか?僕は以前、哺乳類が象から分化したのではないかと考えていると書きましたが、爬虫類から象(哺乳類)への変化は確かに進化だと思いますが、それから先は本当に進化と言えるか、とても疑問に思っています。まあ、これからいろいろな可能性があると思うので、人類が生物の進化に貢献したと振り返られるようになれば良いと考えていますが、このまま行くと地球を目茶苦茶にしたとんでもない生物として、とてつもない汚名を残すような気がして、なんとかしなければと思います。
さて本題に戻りまして、人類発祥の地がアフリカでないとすると、どこになるのでしょうか。僕は、アジアであったら良いと考えています。人類は白でも、黒でもない、ちょうど真ん中の黄色から分かれたとしたら良いと思います。もともと黄色で、北の寒いほうへ行った人類が白人となり、南の暑いほうへ行った人類が黒人になったのではないでしょうか。
西洋人は、自分たちの祖先を尊重するという意識が薄いのではないかと思っています。これは進化論あたりが、悪い影響を与えているのかもしれません。最近日本でも、最近まで残っていた風習などが、ものすごいスピードで失われているそうです。本当にこのままで良いのでしょうか。僕はこういう偉そうなことを書きましたが、僕などがこういったことを書く資格はないのかもしれません。ただ、平塚市博物館応援ページの民俗関係の話題が、こういったことを少しでも緩和できれば良いと思っています。
2000年01月17日 田部井保