第3話


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もう一度ここに戻ってこようと心に決めてから3年、またここに戻ってくる事ができた。出発するまでは、不安を覚えることも多かったのだけど、一人オーストラリアに降り立った瞬間に吹き飛んでましたね。この前ここに来てから、今回来るまで少しずつ積み重ねたものが、やっと実現したという嬉しさから、少し舞い上がりぎみにオーストラリアでの新生活が始まりました。
今回も前回と同じようにホームステイをすることになっていました。空港から、ホストの家に向かう時も、ずっと期待でいっぱいでしたね。車の中で、どんな街にこれから住むとか、どんな家なのかってどんどん期待を膨らませてました。
家族と離れての初めての生活で、ものすごい開放感がありましたね。ホームステイ先も、特に束縛されることなく自由に生活することができたので、一人暮らしに近い感覚になってましたね。
この時期は、何もかもが新鮮でしたね。例えば、銀行に口座を作りに行ったり、近所を散歩してみたり、近くのショッピングセンターに行ってみたりと。口座を作った時は、ホストファザーに銀行まで連れて行ってもらって、色々と銀行の人に話をしてくれたりと、全然自分の力だけでは、まだまだっていうのが良く分かったけど、助けてくれる人がいるっていうことに安心しました。
オーストラリアに来て、1週間経った頃から語学学校に通い始めました。学校に行ってみての第一印象は、日本人が多いという事。私が、語学学校に通いだしたのが、丁度4月の初めという事もあって、日本からたくさんの留学生やWHの人が来てましたね。私が選んだ語学学校は、市内から少し離れたところを選んだのですが、それでもかなり日本人がいて、クラスの半分が日本人といって感じでしたね。そして、語学学校に来てみて一番気になった事は、自分がいったいどれくらい英語ができるのか。日本でTOEFLであるとか、英語の試験を受けた事はありましたけど、実際に英語を使う環境に入ってみて、どれほど使えるのか分からなかったので。こちらの語学学校なので、授業は全部英語… 当たり前のことなんだけどね。でも、そんなこと一つ一つに留学してきた実感をかみ締めてましたね。
学校に通い始めて、すぐに友達もできていきましたね。もともと日本人が多いクラスだったのだけど、他の国からの留学生と話すようにしてました。せっかくだから、少しでも英語を使ってみようっていった感じで。それでも、日本人の友達もけっこうできましたね。私と同じように、語学学校を出発点にこれから進学を考えている人っていうのもけっこういて、色々相談したり話し相手になってもらってましたね。
こっちでやったことすべてが新しい経験になり、また自信につながってましたね。本当に右も左も分からないような新しい土地に来て、まだまだ、足りない語学力を使って、出来た事っていうのが、一つ一つが嬉しかったですね。ほんとうにこの時期は、すべてが楽しかったですね。それはやっぱり、開放感やまわりすべてが新鮮であったことからでしょうね。




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