見ると、両足のひざから下を約２０ヶ所程蚊にメッタ刺しされていた。
入崎の蚊の仇討ちなのだろうか。
でもやっつけたのは私じゃないんだけどなぁ。こういう時О型はツライ。
このチームには、ローラン・ジャラベールという有名な選手がいるので、
彼のニックネームにちなんで、「ジャジャおじさん」と勝手に命名。
朝食をとる為に寄っただけらしく、すぐにいなくなった。
そういえば、ツール・ド・フランスはどうなったのだろう。
旅に出てからず〜っとＴＶ、新聞を見ていないので、
ツールどころか世俗の事などもまったくわからない２人なのであった。
奥さんらしき人が出てきたので、直接お礼を言おうと
「ご主人は…？」と聞くと、
すでに子供の遠泳大会に付き添って出かけてしまったとの事だった。
佐渡の人は本当に朝から元気である。
ここの一夜干しイカをお土産にしようと選んでいると、
ご主人のお母さんらしき人が出てきて、
「トマト持ってくかい？」
と家の畑で採れたトマトをくださった。
これまで偏った食生活だったので、とってもありがたかった。
お礼を言うと、
「ピーマンも持ってくかい？」
とこれまた自家製のピーマンをいただいてしまった。
こんなに良くしてもらっていいのだろうかという気持ちと、
こんなにもらってどうやって食べきろうか、という思いと半々であった。
でも、まるで自分達に「いなか」が出来たようで、
ますます佐渡が好きになってしまった。
そして、いい景色をみつけたらバンバン写真を撮ろう！
ということだった。
時間がたっぷりあるので、ちょっと遠回りして小木（おぎ）まわりで行くことにする。
確かこの辺りで、ＵＳポスタルとドイツテレコムのジャージを着た
ロードレーサーを見かける。
ランスにウルリッヒ（またも勝手に命名）にさっきのジャジャおじさん。
ホントのツールは途中までしか見られなかったけど、
とっても豪華な（？）ツール・ド・佐渡を見てしまった。
真野町は蔵元が多いので、
「アルコール共和国」を名乗っていて、（昔こういう町おこしが流行りましたね）
「国内」の蔵元で造られた酒を一同に集めて売っているのだ。
ここの良い所はいろいろ試飲ができる事。
飲めるクチの私が代表して”ていすてぃんぐ”して選んだのは、
『鬼ごろし 大辛口』！
味よく、しかも名前にインパクトがある！
鬼殺しちゃう上に大辛口！すごい！
やっぱりお土産はインパクトがないと。
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田んぼの中にぽつんとある村の保養施設といった風情。
ガイドブックによると、ここはウォータースライダーのあるプールが売り物らしい。
まだ開いていなかったが、ガラス張りの室内プールにウォータースライダーが見えた。
残念ながら、お風呂とはつながっていないようだ。
どうやら地元の子供がプールを貸しきって遊ぶらしい。
あっという間に子供の歓声でプールが賑やかになる。
しばらくすると開館したので、入った。
お風呂は何もなくごく普通であった。
印象的だったのは、女風呂は利用者の平均年齢がとって〜も高く、
なんだか老人ホームのお風呂を借りているような錯覚を覚えた事だ。（笑）
おそらく観光客はほとんど来ないのだろう。
気のせいか、ジロジロ見られていた気もする。
「見たことない人がいるなぁ〜」って感じで。
波打ち際にごみがたくさん打ちあげられているのが気になった。
みなさん、マナーを守りましょうね。
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大野亀、ニッ亀といった景勝地が続いている所なので、楽しみである。
高所恐怖症の人にはツライかもしれないが、ここから見る海も素晴らしかった。
このそばに大ザレの滝があるはずなのだが、どこにも見えない。
ガイドブックを見なおすと、橋の下にあって、海からしか見えないらしい。
う〜ん、残念。
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時期が過ぎていたので緑一色だった。
そのせいか、独特な地形が本当に亀がゆっくり起きあがろうとしているように見えた。
カンゾウの花が咲く季節にもう一度訪れたいと思った。
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そのせいでかえって怖くなかった。
確かに石が至る所に積んであったり、
お地蔵さんの足元におもちゃやらぬいぐるみなどがたくさん手向けてあるのを見ると、
観光する雰囲気ではないなぁ〜という気はする。
（でもガイドブックには載っているんだけど）
それにしても、車を降りて、岩がゴロゴロした道をず〜と
歩かなければならないのはきつかった。
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これがまた大変！
ホテルは崖の上にあって、その下にあるので、階段を降りて行くのだが、
降りても降りてもまだ着かない！
行こうか戻ろうかと悩むうちになんとか着いた。
そこは面白い形の海水浴場で、一目見た時、
天童よしみの「珍島物語」を思い浮かべた。
♪海が割れるのよ〜♪
って感じで砂浜がニッ亀まで道のように続いている。
日曜のせいか結構な人出であった。
賑わってはいても、湘南辺りと違って雰囲気がどこかのどかだ。
そんな中で売店のにーちゃん達が
レゲエだかラップだかわかんないような曲を流して、
なんとか自分達だけは都会っぽくしようと無駄な悪あがきをしていた。
帰りは自らを鼓舞するために段数を数えながら登った。
３５５段。
今日はよく歩く日だ。
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というのも、大昔、私の母が佐田啓二（中井貴一のお父さん）の大ファンで、
彼が出演した映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった灯台が
ここにあるからだった。
しかし、経済面を考慮してやめることにした。
とっても面白かったのだが、下巻は未だに読んでいない…。
三国志などで話を知っているだけに読むのがツライのだ。
決して読むのが面倒だからではありません。念のため。（笑）
メニュー：チャーハン（ピーマン入り）、ミニラーメン、トマト、焼き鳥缶詰、お茶
この頃マイブームならぬ”アワブーム”だったのがキャッチボール。
といっても素手で、ゴムボールを使ってやっていたのだが。
運動オンチの私はそれまで、
まともにボールを投げられないのを自慢にするくらいだったのだが、
これをきっかけに、
「将来息子とキャッチボール出来たらカッコイイだろうなぁ…」
という野望を抱くようになる。