ハワイ島 のほほん滞在記
(1999年11月8日〜11月12日)

<ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでの まったりライフ②>
波の音を聞きながらハンモックに揺られて、心も体もリラックスな祐
ビーチにあったハンモックで思わずぐっすり

<アクティビティ>
 ドルフィン・アクティビティ
  このホテルにはラグーンがあって、そこでイルカを育てているの。実際にこの目で見るまでは「ホントかい!?」って思ってたけど、ホントにいました(笑)。
毎日 午前と午後の2回、ホテル滞在者から希望者を募って、イルカと遊べるアクティビティがあるんだけど、希望者がかなり多いらしく 参加できるのは抽選で当たった人だけ! 着いた初日にダメもと で 応募用紙を出して…忘れかけてた2日目の夕方「当選しました」とのメッセージが!!

 アクティビティには水着にで参加。メンバーはワタシ達を含めて全部で6人。日本人はワタシ達だけでした。もちろん 説明はぜーんぶ英語(笑)。 
 救命胴衣(?)をつけてラグーンの中で イルカにエサをあげたり、さわったり、キスされたり… 見物人がラグーンのまわりにいっぱいいるから はじめはちょっと恥ずかしかったけど イルカとのお遊びに熱中していくうちに、全然気にならなくなってました(笑)。
 そしてなんといっても圧倒されたのは、水の中でのイルカの動きの しなやかさ! みんなで 「せーのっ(英語だけど)」の合図で水に潜って、水の中でのイルカを観察するんだけど、 ハイジャンプして着水した後のイルカって ほんとにキレイ。 水の中にものすごい泡の渦が起きたと思ったらイルカが現れて、とってもしなやかな弧を描いて体制を整えたと思ったら 自由自在に泳ぎ回るの。水の中ってほんと 別世界! 無駄のないイルカのフォルムと動きに感動してしまいました。ハイ。

星空観測・マウナケア スターゲイジング(JTBオプショナルツアー)
 星空が美しいことで知られるハワイ島。ダーリンは元天文部・ワタシも幽霊地学部員だったこともあっただけに、行く前から欠かせないと思ってたのはコレでした。
 ガイドさんは日本に住んでたこともあるというマイケルさん。日本語がとってもお上手でした。参加者はワタシ達を含めてハネムーナーが3組と、単独参加の男性の計7人。単独参加の殿方はハネムーナーの雰囲気に飲まれないぐらい、星空マニア系な人で 観測スポットに着くまでに熱心にガイドさんに質問してる姿が ほほえましかったっす。
 目指すは マウナケア中腹(標高約3000m)にあるオニズカ・ビジターセンター。そう、スペースシャトルのチャレンジャー号の事故で亡くなった日系宇宙飛行士・オニヅカさんを記念したちょっとした天文台です。ワゴン車で ノラヤギ・牛注意の標識を横目にデコボコ山道を進むこと約2時間。マウナ・ケアの中腹にある天文台に到着しました。2000mはある地点だったらしく、かなりの寒さ! 事前に 「防寒用の服装で」っていう注意はあったけど、トレーナーだけじゃやっぱり寒かった。マイケルさんが用意してくれていた冬用のジャケットでなんとかしのげました。
 空を見上げれば、絵に描いたように 星が光る夜空。星、星、星…! 今まで見ていた夜空はなんだったの!? と思うほど、空中に星がちりばめられていました。しかも、月がこうこうと輝いてるにもかかわらず! びっくりでした。
その月も、影になっている部分も含めて丸く見えるぐらい、明るく光ってました。
マイケルさんがセッティングしてくれた天体望遠鏡で 月や土星、木星を観察。観察の合間には あったかいミソスープもふるまってくれました。とびきりおいしかった〜。
 空を見上げてるのに首が疲れて、とうとうごろんと寝転んで星空を眺めたワタシ達。たくさんの星の間を縫うように ゆっくりと人工衛星が飛んでいくのが見えたり、いくつもの流れ星を数えたり… 何万年も前の光を今浴びてるんだなあと思うと、二人してなんだか神妙な気分なれたと同時に、寒さも時間が経つのも忘れるぐらい星空を堪能することができました。
 ついでにいえば、山の下の方・はるかかなたに ほのかに、でも確かに赤ーく光る場所が。「あれは何ですか?」マイケルさんに尋ねると、「わぁ、めずらしい! あれはキラウエア火山の火口の溶岩ですよ」 山の中腹からは、よほど雲のない日じゃないと見えないらしい。 今回のハワイ島旅行ではキラウエア火山に行く予定はなかったけど、火山が生きてる様子をこの目で確かに見れた!! ちょっと得した気分でした。 

 ほんと、今でももう一度見たいぐらい、本当にすばらしい夜空でした。また行きたい…!!!

【メモ・ホテルのJTBデスクで到着初日に予約、料金一人140ドル】

キャプテンビーンズ・サンセットクルーズ(JTBオプショナルツアー)
 ホテル内だけでの夕食は飽きそうだったので、コナの街から 夕暮れの海にこぎだすサンセットクルーズに参加することに。
   と、ホテルに迎えがくるはずなのに、…??  なかなかやってこない。どうしたんだろう?と思っていたら 20分も過ぎた頃 ようやくワゴン車が到着。 小錦風なお姉ちゃんが、遅れ来たくせに「急いで乗れ」みたいなことを言っている。 そこからが恐怖のドライブのハジマリでした…(笑)。 
  何が理由で遅れたのかは結局わからなかったけど、どうやらかなり遅れているらしく、無線で 「間に合う!? 間に合わない??」 みたいなやりとりを必死にしてる。 でもハンドルから手の届くところにはジャンクフード。それをバリバリやりながら運転してる。その体形も無理はないねぇ としみじみ心の中で思いながら 「どーにか事故りませんように」 と必死で祈ってしまいました。それほどに 猛スピード&追い抜きの嵐のドライブだった…。こわかった…。

 ようやく港に着くと、一目でそれとわかる船が泊まってた。デッキには ハワイの現地スタイルのマッチョなお兄さんと エキゾチックなお姉さんに迎えられてご乗船。 と同時に船が出航。 どうもワタシ達が最後の乗客だったみたい、お姉さん、「待ってろ」って連絡してたのかもね。

船からのサンセット 船は 豪華客船というよりも、広いフロアが開放的なハワイ風豪華屋形船 (の壁なし) ってかんじ。 フロア−の中央にはちょっとしたステージがあって 生バンドがずっと演奏してる。 そのステージ前に アリーナ席風のセンター席、そして船を囲むようにぐるっと海際の席もある。 最後の乗客だったせいか、センター席はほぼいっぱい。 それでも海側のシートには無事座ることができました。
 参加者は西洋人がほとんど。日本人も中にはいたけど、代理店のうたい文句が「ロマンチックなスイートメモリーを」みたいなのだったから、ちょっと違和感あるぐらいにドレスアップしている人が多くて、ちょっと居心地悪そうに見えた。
 というのも、 この船、とおーーーーーっても楽しい!!
 ロマンチッククルーズっていうよりも 飲んで食べて、歌って、踊って、同じ料金なら踊らにゃ損損! ていう雰囲気。バンドの生演奏とポリネシアンダンスのショーで船内いちおうノリノリなんです(彼は音痴ですが)は大盛り上がり。ダンサーさんは テーブルの上をステージにしたり、一緒にダンスに引き込んだりと ほんと 宴会っす。 
 乗客同士輪になって踊ったり、全然知らないおじさんと手をつないで踊ったり、歌ったり、フラダンスの超ハゲしい腰の動きを真似してはみんなで笑ったり、とにかく楽しかった。 ほんとこの船は 「楽しんだモノ勝ち!」の一言につきます。
 あんまりにアトラクションが楽しかったので、食事がどうだったかは覚えてません…(笑)。肝心のサンセットも じっくり見はぐりました…。でも、この日指輪が無くなって 意気消沈してたワタシも、見事浮上できてしまったぐらい、楽しめました。 大勢でわいわいにぎやかに過ごしたい人には オススメです。
(しっとり二人の世界にひたりたい人には、 ちょっとにぎやかすぎるかな)

 ついでに言えば、帰りのドライバーは 小錦ねえさんじゃなかったので、心底ほっとしtました…。

【メモ: 到着初日にホテルのJTBデスクで予約、一人57ドル】  

 

  
<食事>

かなりアメリカンなボリュームにさすがの 祐も ちょっとたじろぎぎみ… 食事に関しては、正直それほど期待してなかったんです、今回の旅行では。
 ←これは到着早々、プール脇の「オーキッドカフェ」で取ったランチの様子。メインのハンバーグ以上に山のように盛られた フライドポテトと巨大なケチャップに 2人して
 「ここは 間違いなくアメリカだ…!」 と 静かに納得してしまいました。

 オプショナルツアーに夕食がついていたりで、朝食以外に実際にホテル内でちゃんと食事をしたのは2回。 ドナトニス(イタリアン)と カムエラプロビジョンカンパニーレストラン。

 お味の詳細は覚えていないけど、「うわー、すごい量だー」 と胃もちぎれんばかりのボリュームに驚いたのは確かです。
 そうそう、ドナトニスには ドレスコードがあったので U一郎は靴とスーツを持っていきました。でも実際足を運んでみると、現地の正装・アロハシャツに短パン・サンダル という紳士もたくさんいました。 そっかー、フォーマルもそれでOKかーと、南の国の事情に少し詳しくなれたような気がしました。
 まあ、ぶっちゃけていえば、特別 「おいしい!」 ていうものには出合えなかったです。やっぱりボリュームの多さと味付けの薄さになじみきれなかったというか…。帰りの飛行機の機内食がとってもおいしく感じたのが正直なところです。 でもそれは ハワイが悪いんじゃなーい。 ワタシ達が悪いんでもなーい、だーれも悪くないのです。 文化の違いって そういうもんだと思いマス。




 

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