きな粉 |
五家宝 種(五家宝の中の白い粒)
青きな粉の製造方法
農家で乾燥までしてもらった青大豆を煎ります。 この時、あまり強く煎ると青大豆の葉緑素を 壊してしまうので火加減には十分注意を払います。 しかし、煎りが浅く一粒でも生の大豆が入ってしまう と、出来上がったきな粉は使い物になりません。 |
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煎りあがった青大豆を 荒く砕きます。 |
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粉砕機を使ってきな粉にします。 |
漢字で黄名粉と書くように きな粉とは黄色いものと
思ってらっしゃる方が多いと思いますが、青大豆を製粉したものを
青きな粉と言い、普通の大豆から作った物より甘みがあり
色合いもよいことから、昔から菓子には 多く使われてまいりました。
五家宝は もともと青きな粉を使っておりましたが
青大豆を作る農家が減ったことや、青大豆の値段が高いこと
普通の大豆の方が 香ばしさを出すには 適していることなどから
今日では 大半の店が『黄色い』きな粉を使うようになりました。
又、着色料を使用して青大豆に似せた五家宝もございます。
私ども たねにでは 農家と契約栽培をして青大豆を作ってもらい
一月に使う量を釜で煎り、製粉機で粉にするという事で 青きな粉本来の
色 香り 甘みを そこなわないようにしています。
(青大豆についての詳しい事はこちらから)
着色したきな粉との見分け方
青大豆は、天日に数時間置いただけで
青大豆の葉緑素が失われ白っぽく見えます。