きな粉

         五家宝      (五家宝の中の白い粒)

青きな粉の製造方法

iru.1.JPG (4787 バイト) 農家で乾燥までしてもらった青大豆を煎ります。

この時、あまり強く煎ると青大豆の葉緑素を

壊してしまうので火加減には十分注意を払います。

しかし、煎りが浅く一粒でも生の大豆が入ってしまう

と、出来上がったきな粉は使い物になりません。

kudaku.1.JPG (5333 バイト)

煎りあがった青大豆を

荒く砕きます。

kudaku.2.JPG (7941 バイト)
hiku.1.JPG (7128 バイト)

粉砕機を使ってきな粉にします。

hiku.2.JPG (6164 バイト)

 

漢字で黄名粉と書くように きな粉とは黄色いものと

思ってらっしゃる方が多いと思いますが、青大豆を製粉したものを

青きな粉と言い、普通の大豆から作った物より甘みがあり 

色合いもよいことから、昔から菓子には 多く使われてまいりました。

五家宝は もともと青きな粉を使っておりましたが

青大豆を作る農家が減ったことや、青大豆の値段が高いこと

普通の大豆の方が 香ばしさを出すには 適していることなどから

今日では 大半の店が『黄色い』きな粉を使うようになりました。

又、着色料を使用して青大豆に似せた五家宝もございます。

私ども たねにでは 農家と契約栽培をして青大豆を作ってもらい 

一月に使う量を釜で煎り、製粉機で粉にするという事で 青きな粉本来の

  甘み そこなわないようにしています。

(青大豆についての詳しい事はこちらから)

着色したきな粉との見分け方
青大豆は、天日に数時間置いただけで
 青大豆の葉緑素が失われ白っぽく見えます。

トップへ