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「むちゃむちゃ楽しかったよーっ!」

「『゛』をつけたヤツラがやってくる」 at 千葉LOOK
(DATE:99/11/27)

そして、ノンストップのまま「愛の非常線突破」に突入! 会場全体で「ワン、ツー、ワンツースリーフォー!」とカウントして、手拍子、そして「Hey Hey!!」
千葉のパワーはすごいっす。もう、うしろから押されまくり。ノブさんが「Yeahhhhhhhh!!!」と叫べば、ファンからも「Ahhhhhh!!!」と叫び声が。もう、すっごい楽しいよ。

そして、本編最後は、
「『ソウル・スピーカー』でいっちゃってくださぁぁい!!」
ほんとに、場内の勢いはもう止まりません! 一休さんの歌う声も、熱唱と言うよりも絶唱と言った方がふさわしいかんじだった。
間奏で、一休さんが叫んだ。
「これが俺の生き様ー!!」
なんて素敵な生き様なんだあんたって人は! もう、ついていくさ!

そして、本編終了。
メンバーが手を振ってステージを降りた直後、うしろから押された重圧を思い出し、前列組ぐったり。どうやら、スピーカー(?)の前に立ってたMA-ちゃん、ゆっきー、みっきーは、押された拍子に膝を強く打っているらしく、かなり痛そう。
しかぁし、そんなぐったりしている余裕などないのだ。すぐさま、「アンコール! アンコール!」と叫びはじめた。

途中息を切らしながらも、深呼吸をしてはまた叫びだす、というのを繰り返し、約2分。「いぇーい!」と、ノブさんが登場。今度は上だけスーツを脱いで、ブルーのドミンゴスTシャツ。続いてみっちゃん、ヒデキさん。みっちゃんのTシャツは白、ヒデキさんは青。そして、最後に出てきた一休さんは、白。
「どう? どう? このTシャツ。俺とヒデキおそろいっ」
胸に、大きく「A PEACE, MUSIC, AND LOVE」と書いてある。でもシンプル。けっこうおしゃれ。などとうなずいていたら、
「俺たちおそろいっ」
と言って、2人かたく抱き合った。ファンから、「キャー!」とも「ギャー!」ともとれる悲鳴が飛ぶ。
それに続き一休さんも、
「どう? 俺とミツゴローおそろいっ」
と、負けずに(笑)みっちゃんと抱き合う。
「僕は、ミツゴローとデキてますっ。ノブとヒデキも、デキてますっ」
そこまではまだみんな軽く笑う程度だった。しかし。
「ツアー先でたまに・・・」
その瞬間、一瞬会場無言。しかし、誰かがこともあろうに「ヤッてる・・・!?」とつぶやいた瞬間、「やだー!」「キャー!」という非難と興奮の声が飛ぶ。その様子を見て一休さん、
「デキてるったってさあ、いくらなんでも考えすぎなんじゃないの?(笑) なんかエッチなこと考えてんじゃないの? レディースコミックの読みすぎなんじゃないのー!?(笑)
っていうかなぜあんたがレディースコミックの内容を知ってるんだー!!(笑)

「まぁ、またいろいろわけのわからないことを言ってるわけなんですけどね(笑)。ところで今僕らは「『゛』をつけたヤツラがやってくる」ツアーを一生懸命やってるわけなんですけども、ツアーファイナルは1月9日、一休(1・9)の日になってます! てなことで、多分僕にプレゼントくれる方がいっぱいいると思うんですけども、当日だと荷物になって困るんで、事前に送ってくれる?(笑)」
「えげつないよお前!(笑)」
ノブさんつっこみ。
「ああ、俺はえげつなさを絵に描いたような男だからねっ(笑)。まあそれは冗談なんですけどもね。1月9日赤坂BLITZ、ぜひ来てください。今日よりもう、すっごいことになってますから。何しろ、全部打ち込みやからね(笑)。俺の声も楽器の音も全部流すだけ!(笑)」
ツアーファイナルがそれなんて聴いたことないよ(笑)。

「まあそんなこともさておき。前回のツアーで、みんなご存じのとおり右足のかかとと左肘を骨折しまして、3週間くらい入院生活送ってました。この間、お見舞に来てくれたのはノブくんだけ!(笑)」
両サイドで笑っているヒデキさんとみっちゃんに「えーーー!」とブーイングが。
「『えー!』って言うけどさぁー」
「レコーディングがあったのっ」
ヒデキさん、弁解。
「そうだよー。これでみっちゃんとヒデキもお見舞に来てたら、『何しに来たんだよばかやろう! レコーディングどうしたんだよ!』って追い返してたね」
ちょっと待て! そんならお見舞に行ったノブさんの立場はどうなるのだ? 思わず、「ノブさんは?」と一休さんに問いかけた。
「ノブくんは・・・いいんだよメンバーじゃないから」
会場から一斉に「えーーー!?」とブーイング。
「だからお見舞の品持ってわざわざ俺んとこ来たんだよね。『これでどうかお願いしますぅ』って(笑)」
「しかもそのお見舞の品ってのがエロ本2冊(笑)」
「そーなんだよー。女の人の裸が写ってるやつ。俺はホモなんだからいらないってのにねぇー(笑)」
またも問題発言が!!(笑)
「何ドロップアウトしてんだよお前!」
「ドロップアウトじゃねーよ、カミングアウトだよ(笑)」
ノブさん、マジボケ!?(笑)
「まあそんなことでいくつかほんとの話もまぜつつね・・・」
「どれがほんとでどれがうそなんだ!?(笑)」
「いやー、そりゃわからないね!(笑) まあそんなわけで入院生活を送る中で今回新曲をかいたわけなんですが、心配してくれた人には申し訳ないんですけども、普段なら絶対会えないような人達と友達になれたりして、すごくいい入院生活でしたよ。そん中に、15才のバレリーナの子がいてね、この子は外反拇指で入院してた(笑)。この子がもう華奢でかわいくてねー、俺のロリコン魂に火がついたねっ!」
「ぴぃーーーーーーーーっ!!」
ノブさん、思わずピー音を入れる(笑)。
「俺はねー、もう、大変よ。ホモだったりロリコンだったり・・・。え? でもホモでロリコンってことは・・・男の子趣味?(笑)」
吉田一休、いよいよ危ない世界に足を踏み入れる(笑)。よだれまですすっちゃってる。こりゃやばい(爆)。
「ああ、そうそう、本物のヤクザさんにも会いましたねぇ。180cmくらいの身長で、坊主頭で、かっぷくのいい人でね。はじめ見たときはもう『うわ、これもうマジごめんなさい』ってなかんじだったんだけど(笑)、入院してた3週間の間、食事の後とかになるといっつも喫煙所で顔合わせて、そんなふうにしてると、普段の生活しててつくってなきゃいけない顔とかそういうのが必要なくて、お互いの間にある垣根が全部なくなっちゃう。それがすごくよくてね。ある晩なんて、夜中2時くらいに喫煙所で歌詞書いてたら、『おう、何やってんだ。俺の部屋に来てコーヒーでも飲めよ』なんてんで部屋に通されて。その部屋もすごいんだ、個室でさぁ、冷蔵庫やら電話やらがあって。部屋に入った瞬間、『ああ、俺、向こうの世界に誘われちゃったらどうしよう』なんて思ってたんだけど(笑)、そこでいきなり『お前、宇宙人って信じるか?』って言われるわけ。そんでそっから、『俺はアメリカのエリア51に友達がいるんだ』とか『今UFOとか宇宙人の特別番組が放送されてるのは、いきなりUFOが地球に着陸しても地球人が驚かないようにするためだ』とかって話を真剣にしてくれるわけ。普通だったらそんな話してくれないもんね。そんなかんじで明け方まで話をして、『おーし、そろそろ寝るかっ。その前にお前、プリン食ってくか?』って言って、冷蔵庫の中に3個パックのプリンがぎっしり入ってるの見せてくれてね(笑)、『俺は一日に4個は食うんだ』なんて自慢されたくらいにしてね(笑)。・・・ほんと思った、こういう普段なら近づきづらいような人でも、こうフラットに話してみると、その人のいいところ、輝いてるところが見えてくるよね。このことがあって、今回の新曲の歌詞も、いろいろ細かいところ書き直せたし。ぜひみなさんもね、人との間にある垣根を、時には外して話してみるといいと思いますよ。それでは、聴いてください」
ヒデキさんのジャララーン・・・というギターの音が響き、曲は「もっと素直に」へ。さっきまでのおちゃらけた雰囲気は全くなくなって、会場はしっとりムードになった。時折ぐっと目を閉じて歌う一休さんの姿が、とても素敵。
3度目の間奏の後、最後のサビに入る直前のフレーズを歌うとき、一休さんは涙をこらえるように、手で目のあたりを被うようにして歌う。そしてサビに入るときにその手を広げると、本当に目のあたりが赤くなってるんだよね。一休さん、この曲を歌うとき、どんなことを考えながら歌っているんだろう・・・。

「もっと素直に」が終わった後、当然ながら会場はしっとりムードのままで拍手する。それを見て一休さん、
「しーんとしちゃったのね〜っ(笑)」
一気に、しっとりムードは遠い彼方へ飛んでった(笑)。
「みんながこんな神妙な顔になってしまったんで、もう一発盛り上がらないと僕らは帰ることが出来ませんっ! だからもう今の曲は忘れて・・・」
えーーー!? 何も忘れることないっしょ。
「忘れるのはよくないよ(笑)」
「うーん、忘れるのはよくないねぇ。じゃあノブくん、どうすりゃいい?」
「そうだなぁ、心のメモ帳にメモって・・・」
なかなかクサイことを言う(笑)。
「何色のペンでメモればいい?」
「青春の色!(笑) 甘ずっぱい、レモンの色かなっ!」
おお! ってことは次の曲は・・・と、期待してみたが、どうやら違ったらしく、レモン色は訂正。じゃあ何色?
「ピンク(笑)」
ピ、ピンクって・・・(笑)。
「青春の色が、ピンク! ってことは、ノブくんの青春は、ピンクに染まっていたということですね!(笑)」
なにーっ! そりゃどういう意味?どちらにしても、うちら的にはあまり喜べない結果しか想像できない(笑)。
「じゃあ、ヒデキさんが思う青春の色は?」
「青!」
おお、さわやか! さすがヒデキさんだ。期待裏切らず。
「ミツゴローさんが思う青春の色は?」
「ゴールド!」
うわ、なんとどぎつい色を・・・。
「もう、じぇに(銭)じぇに、じぇによこせじぇに! 俺の青春じぇに! ってかんじですねぇ(笑)」
一休さんもヤラシイ言い方するなぁ(笑)。そういう一休さんの思う青春の色って?
「・・・俺、人にふるばっかで自分の答え考えてないんだよね(笑)。そうだなぁ・・・俺の青春の色は、白だね! ほら、このTシャツの色も、いいかんじじゃん?」
そうきたか!(笑)
「俺最初これ見たときねぇ、『え、これ・・・パジャマ?』って思ったんだけどさ(笑)、この前これ来て街歩いてて、すれ違ったカップルがこっち見てひそひそしてたから、『あ、俺、気づかれたかな』とか思ってたら、『今のTシャツいいね』って。これマジ、芸能界目指してる人、これ着て街歩いてたら絶対スカウトされるよ!」
うーん、そこまで言ったら飛躍し過ぎだと思うけどね・・・(笑)。
「・・・これ以上しゃべるとみんなひいてきて、『さっきかいた汗が冷えて冷たくなってきた』なんて言われると困るんで(笑)、このへんで一発いきましょうっ! 俺のハートを君達の心で染めてくださいっ! 恋は、『Love Chu! Chu!』」
やったー!! 一気に会場に熱気が戻ってきたぞー! うしろからもどんどん押されまくりだけど、そんなんかまってられるかー! とにかく、めちゃめちゃ楽しーっ!
ラストのあたりにはもう、一休さんはスピーカー(MA-ちゃん達が膝を打ったやつ)に上って、高々とギターを持ち上げてじゃかじゃかかき鳴らしまくり。ギターの弦が切れちゃうんじゃないの? と心配になったくらい。
最後は、一休さんの「ワン、ツー、スリー!」のかけ声に続いて、会場みんなで、 「あなたと私、Love Chu! Chu!」
と、投げキッス。

そして、一休さんの、
「君達のことが、大好きでーーーーす!」
で、ライブは終了。みんな口々にメンバーの名前を叫んだ。
帰り際、ノブさんが、
「むちゃむちゃ楽しかったよーっ!」
と言って、ドラムスティックを客席に向かってぽーんと投げた。そして、
「またなーっ!」
と言いながら手を振って、ステージを降りてった。
なんだか、そのときすごく感動したよ。まあ、スティックは別の人がキャッチしたんだけどさ。そんなことはいいさ。もう、ノブさんのいい人度がまた急上昇。すてきっ、ノブさん。

このあと、しばらくの間、もう一度アンコールがあることを期待してみんなで「アンコール! アンコール!」と叫んでみたけど、ケイタさんが片付けを始めてしまい、あきらめた。
はぁ、でも、楽しかったね。




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