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「Happy birthday dear ノブさん!」

ドミンゴス温泉ツアー'99 in 浜名湖かんざんじ温泉


◎ノブさん誕生会にて



そんなわけで3回分全ての抽選が終わり、何も知らないメンバーは最後のあいさつをする心の準備をしているようだったけど、そのとき会場の照明が静かにおちた。
その瞬間、ファン全体「待ってました」とばかりに「わぁぁっ」とどよめく。メンバー、突然のことに驚いているのか、ちょっとだけきょろきょろ。
ステージの一休さん側の袖から、岩出さんがケーキを運んできた。ケーキに挿してあるローソクに灯った火が、とてもきれい。一同、うっとり。そして、誰からともなく「ハッピーバースディ」の合唱が始まった。
「♪Happy birthday to you. Happy birthday to you. Happy birthday dear ノブさん! Happy birthday to you!!♪」
歌が終わると同時に、ノブさんがローソクに息を吹きかけた。すると、火は一度で全部消えました。素晴らしい! みんなで拍手!

「俺、甘いの得意じゃないんだけどなあーっ」
そう言いながらも、ノブさんの顔はニコニコ。しかしそのわきで、一休さんも不敵な笑みを浮かべながら、吹き消されたばかりのローソクを手際良く引き抜いていた。引き抜き終わると、そのケーキを片手で持ち上げる。まさか・・・!?
ヒデキさんとみっちゃんがノブさんを両わきからはがいじめにした。
「おいっ、まさか・・・」
ノブさんも明らかにヤバイ雰囲気を感じとっている様子。ちょっと抵抗する様子を見せはするが、もう観念しているようだ。
一休さんは、ファンに向かって指折りしながらカウントダウンを始めた。ファンのみんなもそれにあわせてカウントダウンする。
「3・2・1・・・」
次の瞬間! べちゃっっ!! と勢い良くケーキはノブさんの顔に命中。さらに、飛び散ったクリームが、ノブさんをはがいじめにしていたヒデキさんとみっちゃんの服や腕、そして一休さんの包帯を巻いた腕にもついた。
一休さんがケーキから手を離しても、ケーキは1〜2秒ノブさんの顔にはりつき、べたっ、とテーブルに落ちた。ノブさんの顔はクリームで真っ白。会場、大爆笑しながらも拍手。ノブさん、目の当たりのクリームを拭って、鼻の穴につまったクリームをフン、フン、と吹き出す。
「ほら、これシャッターチャンスだろ!」
と、そのとき一休さんがファンに向かって叫んだ。その瞬間、「まさに言うとおりだ!」「撮っていいの!?」と言わんばかりに、一同しまってあったカメラを取り出し、パシャパシャ撮りまくる。一瞬にして、フラッシュの嵐に。
思わずノブさん、その流れで、髪をかきあげるくせが出てしまった。おかげで、額についたクリームが、ヘアムースのごとく髪にべっとり。やった瞬間、ノブさんは「あっ」という表情をしていたが、会場も「あーっ!」と叫び、またも爆笑。それでもノブさんはやっぱり笑顔。もう、何でもうれしい状態だったらしい。

このあと、メンバー一人一人から今回の旅行の感想(講評?)があるのだが、その前にそれぞれに岩出さんからタオルが手渡される。そのタオルで持って、各自黙々とクリームを拭った。
ヒデキさんは、メガネを外してゴシゴシ。一休さんなんて、腕の包帯についたクリームのかたまりを指でちょっとすくいとってなめてた。かなりかわいい。

ひととおりクリームを拭った後(しかしやっぱりクリームがいっぱいついてる)、みっちゃんから順に感想を述べる。残念ながらこのときの内容はあまり詳しく憶えていない。ただなんとなく、2番目のノブさんが、最後の誕生日企画について、「全然予測してなかったんで、すごくうれしかった」みたいなことを言っていたのと、最後の一休さんが、クリームのついた包帯をくるくる巻き取りながら、「今回の旅行は本当に楽しみにしてたし、実際とても楽しかった。来年もぜひ来てください」みたいなことを言っていたのが記憶にある。




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