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「『お仏壇にあるのは?』『ろうそく〜!』って(笑)」

ドミンゴス温泉ツアー'99 in 浜名湖かんざんじ温泉


◎帰りのバスにて・その1



会場を出てすぐのところに、自動販売機があった。さっき買ったコーラだけでは足りず、まだ喉が渇いていたので、そこでまたジュースを買う。ちなみにビタミンCジュース(笑)。
そのあと、その自販機の近くにプリクラがあったんで、同部屋になった娘達みんなで撮ることに。なにしろ5人もいるので、フレームを使わずに撮った。なので多少殺風景かなとも思ったんだけど、出来上がってみると、その人数のせいもあってか、ある意味賑やかとも言える(笑)写真に仕上っていた。
そのあと、一人でお土産コーナーに行って、家族へのお土産を買う。しかし私は優柔不断なもんで、たった1、2個を選ぶのにさんざん迷ってしまい、旅行会社の方にせかされた。恥ずかしい・・・。

バスに乗ると、FCのアンケート用紙が配られた。内容は、今回の旅行の感想と、今度旅行をやる場合の希望、メンバーへの質問、会報へのアイディアなど。メンバーがまだ来なかったもんで、さっき買ったジュースを飲みながら、黙々書く。
間もなく、隣の席の娘も乗車。その時、前夜に撮ってもらったポラロイドを見せてもらった。すると、なんと! ノブさんと抱きあって写っている。なんとうらやましい!! そんなかんじで写ってよかったんなら、私ももっと一休さんと寄ったかんじで撮ってほしかったよ・・・ていうか、私の場合ヒデキさんとがっちり握手してたもんで、ポーズを選ぶ余地なしだったんだけど(笑)。

しばらくして、クリームも落ちてさっぱりしたノブさんが1号車に顔を出した。
「俺は大阪行きのバスに乗って帰るから、みんなとはここでお別れだけど、ほんとに楽しかったぜぃっ、ありがとうっ! またな!」
みたいなことを言っていたと思う。そこでみんなで手をふって「バイバーイ!」と叫んだ。

おそらく一休さんもノブさんと一緒に大阪行きのバスに乗って行ってしまうんだろうなあ・・・。ヒデキさんとみっちゃんには悪いが、そんなことを思ってちょっと淋しくなってしまった。そして、隣の席の娘に「一休さんも向こうのバスに乗って行っちゃうんだよねぇ」と聞くと、なんと意外にもこんな答えが。
「ううん、一休さんは帰りもこっちだよ。だってあの足じゃ、大阪まで行って東京に帰ってくるの大変じゃん」
えっ、一休さん、帰りも東京なの!? そうだ、たしかにあの足じゃ大変だわ・・・。うきゃー、やった! 口には出さなかったものの、心の中ではそりゃあもう狂喜乱舞っすよ。わくわくしながら、待つ。

間もなく、みっちゃん、ヒデキさん、そして岩出さんが乗車。車内拍手で歓迎。私ももちろん拍手はしていたが、心の中では「一休さんが後攻(?)か・・・楽しみが延びたなっ!」などと、みっちゃんとヒデキさんに対してあまりにも失礼なことを考えていた。

そして、バスは出発。バスの外では、現地集合組のみなさんが手をふってくれていた。なのでこちらも手をふる。彼女らは、東京(あるいは大阪)までメンバーと一緒にいれる私達とは違って、ここでほんとにイベントおしまいなんだよなあ・・・。ちょっと気の毒に思った。

バスが動き出して間もなく、みっちゃんとヒデキさんがあいさつ。たしか、二人はこんな話をしてくれた。
「昨日は、行きのバスでも言ってたと思うんだけど、朝方4時半まで新曲のプロモの撮影やっててね。吉田とノブは、ちょっとぐらいは寝たと思うんだけど、おれらはまっすぐ大阪行きの新幹線に乗って移動したんだよ。だから昨日はかなりぼーっとしてたね。そんで、帰りのバスにはノブが乗るってこと知ってたから、ノブにどっきりしかけようってんで、練習したんだよ。『お仏壇にあるのは?』『ろうそく〜!』って(笑)。今ごろ、向こうのバスでやってんじゃない?(笑)」
・・・おぬしもワルよのう(笑)。実際ノブさん、大阪のバスでこれやられて、かなり落ち込んだらしいよね。だめよ、あんまりイジメちゃ(笑)。

少し走って、バスは高速道路のインターチェンジに着いた。逆方向に帰っていく大阪行きのバスとはここでお別れ。つまり、ノブさんともここでお別れ。ううっ、ノブさん・・・(泣)。非常に名残惜しい気持ちで大阪行きのバスを見送る。

さて、こちらのバスでは、バスにつけてあるカラオケ設備を使って、昨夜に続いて2度目のカラオケ大会! 曲目リストが配られ、旅行会社の方がリクエストを聞く。
たしか、一番最初に歌われたのは、レベッカの「フレンズ」だったと思う。一発目にもかかわらずなかなかのノリっぷり。これに続いて、続々とリクエストされ、たちまち車内は盛り上がる。
みっちゃんは、ファンが歌っているのをずーっと見ていて、手拍子したり、時には一緒に口ずさんだりしてこちらに付き合ってくれていた。いい人である。

みっちゃん、ヒデキさん、岩出さんも歌ったよ。
ヒデキさんが何を歌ったのかはどうも思い出せないんだけど、みっちゃんが歌った歌は憶えてる。たまの「さよなら人類」。上手いんだ、これが。
岩出さんは、八代亜紀の「舟唄」を歌ってた。かなり入り込んでいたよ。ただ、あちこちリズムが取れなかったらしく、『あれ? あれ?』ってなってたみたいだけど。

私も、便乗して歌うことに。みっきーに手伝ってもらって、桑田佳佑&Mr.Childrenの「奇跡の地球」を歌った。
こんときは、大勢の人に囲まれて、メンバー全員を前に歌った前日とは違い、変に落ち着いて歌ってしまい、桜井さんの声真似さえしてしまったほど。

間もなく、バスはどこかのSAに着く(名前を憶えていなかった)。ここでお昼休憩。
私達は後ろの座席に座っていたため、バスから降りるのはあとの方だったんだけど、最前列に座ってたみっちゃんとヒデキさんもまだ降りずにいた。私は、せっかくのチャンスだったので、どうにかして彼らと話をしたいと思い、今回の旅行中に食べようと買い込んであったチュッパチャプスをおすそわけしようと考えた。そんで、チュッパチャプスの入った袋を手にし、まずは。ヒデキさんに話しかける。
「ヒデキさん、アメ食べますか? どうぞー」
「いいの? ありがとう。(袋をのぞき込み)どれがいいかなあ」
「(1本だけあったメロディポップ(イチゴ味)を取り出し)これ、どうですか? 笛にもなるんですよー」
「じゃあ、これもらうよ」
次に、みっちゃん。
「これ、どうぞー。好きなの1本取ってください」
「え? もらっていいの?」
「いっぱい買ってきたんで、どうぞ!」
「じゃあ・・・これっ(と言って、ブルーベリー味のチュッパチャプスを取り出す)。ありがとう」
二人にアメをあげることが出来、上機嫌でバスを降りてMA-ちゃん達のあとを追う。

メンバーとスタッフの皆さんはレストランで食事、ファンはパンだの軽食だのを買う。しかし私はあんまりおなかがすいていなかったため、何も買わずにただ店内を見て歩く。
MA-ちゃん達の買物が終わったのに合わせ、一緒にバスに乗る。まだあまり人は戻ってきていない。なので、ちょっとぼーっとして過ごす。
間もなく人がぞろぞろと戻ってきた。そして、みっちゃんとヒデキさんも乗車し、バスは再び発車。
なんとヒデキさんが、自分の席ではなく、後部座席に座るという。おお、素晴らしい! 私達が座っている列の補助席を出して歓迎、ヒデキさんを拍手で迎える。そして、ヒデキさんの両隣の二人が、お菓子などを勧める。ヒデキさんはそれをちょっとつまみつつ、先ほど私があげたメロディポップも食べてくれていた。心の中で、小踊りする。

カラオケ大会も再開。ここでみっちゃんが、デュエット曲「銀座の恋の物語」を歌うということで、一緒にデュエットしてくれる人を募った。すると、我らが「ドミ輪」(←MA-ちゃん・ゆっきー・みっきー・イクミの4人でこの日新しく結成したグループなのだっ)のメンバー・ゆっきーが挙手! おお、と思っていると、その上デュエット権まで獲得! すごい!
そして、曲が流れ始めた。車内はたちまち「にわかバー状態」に(笑)。みっちゃんとゆっきーの間は、最前列と最後列でずいぶん離れてはいたが、そこにはけだるい大人の雰囲気が漂っている。
と、思っていると、みっちゃんが自分の席を離れ、少しずつこちらに歩み寄ってくるではないか! おお!! まわりからも「キャー!」の声が飛ぶ。そして二人は急接近。けだるいオーラがすぐそばにいる私達に容赦なく発せられている(笑)。
最後まで歌い終わると、みっちゃんはやや照れた表情で自分の席に戻った。そんなみっちゃんと、一緒に歌ったゆっきーに惜しみない拍手が贈られた。

ヒデキさんもデュエット曲を歌った。それも、2曲!
1曲は、もえさんと「3回目の浮気」。ここもまた、どっかの居酒屋みたいになってたなあ(笑)。いや、悪い意味じゃなくて。
そしてもう1曲は、これまた「ドミ輪」メンバー、みっきー。曲は「ふたりの愛ランド」。これは車内でみんなで歌ったね。とても楽しそうで、うらやましかったよ。

そんなわけで、カラオケ大会は大盛況のうちに終わり、バスは足柄SAに着く。ここで、みっちゃん&ヒデキさんと一休さんがチェンジとなる。
ひとまず、全員バスを降り、トイレ休憩。

トイレから出て、何ということなく 歩いていると、金髪の女の子に声をかけられた。
「あの、イクミさんですよね?」
「そうです」
「私、ホームページで時々お会いするゆきですけど・・・」
「ああ! ゆきさん! わぁー、はじめましてー!」
「赤のタータンチェックのバッグって書き込みしてあったんで、そうかなって思って・・・」

おお! ちゃんと自分の特徴は書くもんだ。
はじめ、金髪だったというせいもあり、結構派手なかんじの人なのかな、とちょっと思ったりしたんだけど、話してみると、HPのカキコを見て想像していたとおりの人だったんで、安心していろいろ話ができた。

さらにこの後、またも別な人と話せる機会があった。
ゆきさんと話したすぐ後、いきなり私の影に隠れてくる人がいた。どうやら、友人とふざけていたらしかった。見ると、先ほどのカラオケ大会で「フレンズ」を歌っていた人。しかも、別の場所で一度私はこの人に会ったことがあった。
それは今年の4月、ON AIR WESTでのピスキッズのライブ。このとき、「ライブドラマBOX」と題してピスキッズがちょっとしたドラマをやったんだけど、そんときのゲストとして一休さんが出てて、ドミンゴスファンの人がけっこう来てた(ちなみに私はこの日以降ドミンゴスが気になりだしたというクチなので(つまりこれがドミファンになるきっかけだったのだ)、この日はピスキッズファンとして観に来ていた)。それで、私のとなりにいたのがこの人だったのだ。多少話もしていたし・・・。でも、当時はメガネをかけていたがこの時はかけてなかったってのもあるし、本当にその人かどうか不安だったので、おそるおそる聞いてみた。
「あの・・・今年の4月6日、WESTのピスキッズのライブに来てませんでした?」
「行きましたけど・・・?」
「私、その時隣にいた者なんですけど・・・憶えてます?」

「・・・あー! 憶えてる! うわー、うそ、久しぶりー!!」
ああやっぱりそうでした。この後、いろいろと話をしたよ。そして、私が千葉のライブに行くことを話すと、
「そうなんだー! 私も行くんだ! それじゃまた、その時に会おうね! 絶対千葉に来るんだよ!」
と言ってくれました。はい。じゃあ、またそのときに!

しゃべっていてすっかり遅くなってしまったんで、多分ドミ輪のみんなはもうバスに戻ったろうと思って急いで戻ると、まだ3人とも戻ってきていなかった。あれ? とりあえず、一人で座る。
他の人達も次々とバスに乗り、MA-ちゃん達も戻ってきた。そして、ファン全員が着席し、いよいよ一休さんの乗車である。




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