QLOOKアクセス解析

「ヒデキと一日デートできる権もつけます!」

ドミンゴス温泉ツアー'99 in 浜名湖かんざんじ温泉


◎ビンゴ大会にて



ちょうど4人全員と2ショットが撮れたところで、そろそろ時間。その足でホテルへと戻った。
もう、汗をいっぱいかいてしまったために、喉が乾いて仕方ない。でもその場はとりあえず我慢して、朝集まった会場に戻る。
入口では、旅行会社の人が立っていて、入ってきた人にビンゴカードとクラッカー1本を渡していた。このクラッカーは、ノブさんのバースディ企画のときに使うもの。「その時までノブさんに見つからないように隠しといてくださいね」と言われ、言われたとおり、見つからないようバッグにしまう。
とりあえず、座る場所の確保。真ん中よりもステージから見てやや右側に座る。席が決まったところで、財布だけを持って自動販売機にジュースを買いに行く。
ジュースを買って会場に戻ると、またクラッカーを渡されそうになったので、「あ、もうもらいました」とちょっと気まずい気持ちで答えながら自分の席に戻る。

私達が会場に入った時間は、11時ぎりぎりだったはずなのだけど、人はまだまだ少なかった。スタッフの人達は、そのことに多少のいらだちを抱いていたようだったけど、私はちょっとだけうれしかった。この旅行が終わるまでの時間がまた延びたような気がしていたから。

喉が渇いてどうしようもないので、席についてすぐジュースを飲み始める。そして、人がだいたい会場に戻って来た頃にはもう飲み終わってしまっていた。それでもまだ飲み足りないくらいだったけど、我慢してメンバーが入ってくるのを待つ。

しばらくして、メンバーがステージに上がる。そして、4つ並んだ椅子に、こちらから見て左から一休さん、ヒデキさん、ノブさん、みっちゃんの順に着席。ここで、旅行会社の方からビンゴ大会の説明がある。
こちらから見てステージ左側にいろいろ商品が積んである。提供は、ドミンゴスの所属するレコード会社・ヒートウェーヴ、ドミンゴスの所属事務所・アンリミテッド、今回の旅行を企画したエンターテインメントワールド、今回利用している遠鉄ホテルエンパイア、ピキピカを放送している千葉テレビ。中でも千葉テレビの商品がかなりすごいという。なんと、東京ディズニーランドのパスポート!! 場内どよめく。しかも、一休さんが、
「ヒデキと一日デート出来る権もつけます!」
と、爆弾発言。会場、いやおうにもかなりの盛り上がり。
「会場の方半分ぐらいは商品持ち帰っていただけるぐらいは用意してありますので」との旅行会社さんのお話。よし、絶対何か持って帰るぞ!

そんなわけで、ビンゴ大会スタート。リーチのかかった人から起立、ビンゴになった人はカードを持ってステージ右側(ノブさん側)からステージに上がって商品を受け取る。
たしか、数字の書いてあるボールが入ったかご(名前がわからない)を回していたのがヒデキさん、数字を読み上げていたのはみっちゃんだったと思う。

私は、ビンゴカードの数字の中に「19」があるのを見つけて上機嫌。「イッキュウ(19)さんいたから、けっこういいのが当たるかもよ!」などと。しかし、みっちゃんが次々と読み上げていき、リーチがかかった人が続々出始め、ゆっきーとMA-ちゃんがダブルリーチまで出したというのに、私は1つのリーチさえかからない。ちょっとだけ焦る。

すると、とうとうビンゴ第1号が現れる。会場「おおっ」という声と拍手が起こる。その人がステージに上がっていくと、ノブさん、みっちゃん、ヒデキさんの3人がにこやかに「おめでとう」と声をかけた。
彼女はテーブルの上の抽選箱に手を突っ込んで、商品の書かれている紙を一枚引いた。それを、ステージ袖に立っている旅行会社の方に渡して、読み上げてもらう。
たしかこの時の商品は、ヒートウェーヴ賞のポータブルレコードプレーヤーだったと思う。会場、かなりうらやましそうな顔。かくいう私も非常にうらやましかった。

一つ新しい商品が出る毎に、岩出さんがその商品についての簡単な説明をした。アンリミテッド賞については、どのニューシングルをリリースしたときの販促キットであるとか、ツアーグッズであれば、いつの何というツアーの時のグッズであるか、など。アンリミテッド賞以外の賞品については、ベイビーGであるとか、プレイステーションであるとか(あ、これはどっちもエンターテインメントワールド賞だったかな)、結構高価なものとかあったんだけど、やはりドミンゴスのイベントでもらえるものなら、ドミンゴスにまつわる、ある意味レア物のアンリミテッド賞をゲットしたい。

私がリーチにもならない中、そのアンリミテッド賞を誰かが当てた。「いよっ! 二枚目!!」の販促キット。うあー、うらやましい!! そう思っている間にも、「きっとできるさ」の販促キット、ツアー「サナギが翔んだ日」のグッズを当てる人など続々現れる。うらやましすぎる。

そんなことを思っていた私にもとうとうリーチがかかる。おお! そろそろ来るか!? かなりドキドキしてきた。
そのころ、MA-ちゃんは続々とリーチを重ねている。しかし「こんだけリーチかかってるのにビンゴにならないよぅー」と、彼女もそうとう焦っている様子。
何番をコールされたかは憶えていない。しかし、トリプルリーチだかになってたMA-ちゃんを差し置いて、なんとシングルリーチの私がビンゴに。驚きのあまり「ビンゴ!」と叫ぶ声もうわずりまくっていた。
喜びと緊張でおぼつかない足取りでステージへ向かい、階段を登る。ステージ上ではノブさんとみっちゃんが「おめでとうございまーす」と声をかけてくれ、ヒデキさんが微笑んでいた。私は平静を装い笑顔で「ありがとうございまっす」なぞ応え、抽選箱に手を突っ込む。しかしくじを引くとき、抽選箱で灰皿を押してしまい、落としそうになる。それをみっちゃんが支えた。恥ずかしい・・・。もうこの時点でみっちゃんの顔は見れなくなってしまっている。
くじを取って箱から手を出すと、手には2枚のくじが握られていた。それを、中身が見えないように気をつけて1枚だけ箱に戻す。手に残った残り一枚を旅行会社の人(実は名前憶えてない。上野さんだっけ? まあそういうことにしておこう(爆))に渡す。
「・・・おっ、これも新規(に出た賞品)ですねえ。「あの娘はビタミンC」プロモーションキットです!」
おお! これはうれしい!! 実は私、曲自体も去ることながら、ドミのシングルのジャケットでは「あの娘はビタミンC」のジャケットが一番好きなのだ。会場からも、「おおっ」という声がおこる。
今回初登場の賞品のため、岩出さんの説明が入る。
「「あの娘はビタミンC」のリリースの時に作った物なんですけど、事務所残ってる数もほんと少なくて、今ではかなり貴重です」
なにっ!? そんなすごい代物なのかっ!! 喜びは倍増。ありがたくプロモキットを手渡される。その様子を見て、一休さんが、
「ほんとにそれ貴重なんだよ今・・・」
ノブさんも、
「俺達も欲しいくらいなんだよー・・・。そんなプレゼントできる量あったんなら、俺達にくれよ!」
マジで貴重な代物らしい。メンバーも欲しがるほどのレア物をもらえるとは思わなかった。メンバーと岩出さんに心から感謝しつつ、自分の席へと戻ると、MA-ちゃん、ゆっきー、みっきーの3人が興味津々な表情で出迎えてくれた。終わったらみんなで見よう、てなことを私は言ってたと思う。

しばらくすると、みっきーもビンゴ! 彼女が当てた賞品は、実はよく憶えていないのだが、たしか「サナギが翔んだ日」のトレーナーか何かだと思う。これもかなり素晴らしい賞品だ。

他のファンの人達も続々とビンゴを出す。と、とうとう千葉テレビ賞を当てた人が現れた。「おお! ディズニーランドパスポートか!?」と誰もが思ったが、落花生の詰め合わせだった・・・。これには会場大爆笑。しかし、それを当てた本人だけは、ちょっと(いや、かなり?)拍子抜け&がっかりしていたようにも見えた。
千葉テレビ賞に泣いた人は他にもいた。文房具数点がセットになったノベルティーグッズや、CDウォレットなんてのもあった。CDウォレットというのは、CDを数枚収納することができるケースのことなのだが、ノブさんは「CDウォレットって?」とまわりに質問していたので、おそらく知らなかったのだろう(当然品物を見ればわかったんだろうけど)。

結構たくさんの人がビンゴした頃、一休さんが、
「まだ一回もリーチかかってない人ーっ」 「あ、いますねえー。いやあ、世の中にはどんくさい人がいるもんですねえ」
と、ニヤニヤ。ああ、今手を挙げた人達、気の毒に・・・(笑)。

ビンゴゲームも終盤にさしかかった。ディズニーランドのパスポート、まだ当たらないんだろうか・・・、っていうか、そもそも本当にそういう賞品があったかどうか疑問だ・・・などと変な疑いまでかけそうになったころ、またも千葉テレビ賞を誰かが当てた。ここまで来ると、次はどんな外し方をしてくるのだろう、という妙な期待さえ生まれてくる。
しかし、この時彼女が当てたのは、正真正銘東京ディズニーランドのパスポート! ついに出た! 会場から大きな拍手が起こる。
「ほらヒデキ、この娘とデートするんだよ!」
と一休さんが言うと、ヒデキさんちょっと照れ笑い。素敵だ・・・。

それから間もなく、賞品の方もなくなってビンゴ大会終了。結局、ゆっきーとMA-ちゃんはいくつもリーチがかかっていながらも賞品を当てることが出来なかった。この時もまた一休さんは、冗談半分で、
「リーチかかってない人ーっ」
と聞いていたが、なんと一人手を挙げていた・・・それもある意味すごい。




←前のページへ次のページへ→

*温泉レポTopに戻る*
*ドミレポTopに戻る *
*ほんとのTopに戻る*