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「みんな、すっげえバカ面で落ちるぞ!!」

ドミンゴスファンの集い in L.A.


◎第4日目ユニバーサルスタジオハリウッドにて・その2



さてここからまた、自由行動へと戻ります。
長い長いエスカレーターを下って次に向かったのは「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」。これ、日本でも有名ですよね。今度大阪に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が出来るって言うんで、そのキャンペーンのCMなんかでも流れてました。ウォータースライダーみたいなやつです。
ここ、ほんとにけっこういっぱい水がかかるらしく、水に濡れるのが嫌な人のために、入口近くに使い捨てレインコートの自販機がありました。私達グループの中でも何人か買ってる人がいました。私も買いました。服が濡れても平気だけど、持っていたバッグと、一応セットしてあった髪の毛を濡らすのにはちょっと抵抗があったので・・・。
そんなわけで、いざ乗車! ジャングルのようなところを、ボートに乗って進んでいきます。途中、いろんな恐竜がいて、中にはこっちに向かって水を噴きかけてくる恐竜も。でも、私はレインコートを着ていたので平気。レインコートを着ずに臨んだ一休さんはじめ数人の人は、この時点でもう既に濡れてます(笑)。 そして、いよいよ来ましたよ来ましたよ! ボートは洞窟のようなところに入っていき、さらに、その洞窟は上り坂。ジェットコースターのように、ボートはじわじわと坂を上っていきました。そして、最高点に上ったところで、一気に水面めがけてゴーーーーーッ、ばしゃーーーーーん!! すっごく高い水しぶきが、ボートに沿ってあがりました。そして、乗っている私達にも思いっきりばしゃーーん! 顔がちょっと濡れたけど、他は無事。よかったー、レインコート着てて・・・。ちなみに、先ほどから書いているようにレインコートを着ていなかった一休さん達は、すっかりずぶ濡れになっていました・・・。
乗り場を出ると、おみやげコーナーに出ました。そしてそのおみやげコーナーの傍らには、写真コーナー。ボートが水面に落ちる瞬間の写真を撮って、希望者の方に売ってくださるそうで、先ほどの私達の写真もサンプルがレジ後ろの画面に写ってました。みんな、下向いてます(笑)。
さあ、次はどこに行くんだろうなどと、レインコートを脱いでゴミ箱に捨ててくると、まだ写真のサンプルを見続けている一休さんは、写真の出来に不満顔。そして、
「よーっし! もう一回乗るぞ!! 今度は究極のバカ面で写真に写ってやる!!」
はあ?! もう一回?! 今、レインコート捨ててきちゃったよー!! 焦って先ほどのレインコートを拾いに行くけど、ゴミ箱のところまで戻ってみると、係員のおじさんが、中のゴミを棒で上から圧縮している最中でした・・・。私のレインコート、再起不能(泣)。
仕方なく私は、レインコートなしで2回目に臨みました。すると、赤坂社長が私に、
「あれ? さっきレインコート着てなかったっけ?」
「捨てちゃったんです(泣)」
そんな私を笑う社長は、しっかりレインコートを着たまま臨んでいました・・・。悔しい(泣)。
私はヘコみ気味でボートに乗り込みました。さっきは少し後ろの方に乗ったんですが、今度は知らないうちに最前列に座るはめになっていました。しかも、最前列のど真ん中を陣取った一休さんと、端に座った赤坂社長の間。なんで私ここにいるんだろう・・・。レインコートの再起不能に、もう何もかもがわけわからんほどヘコむ私。情けない・・・。
そして、2度目のスタートです。1度目の乗車のときも書いたように、途中途中にいる恐竜が、こっちに水を噴きかけてきます。今度はレインコートがないので、もろに濡れました・・・。髪の先から水がぽたぽたぽた。はぁー・・・(泣)。超ブルーな表情の私に一休さんが、くすくす笑いながら一言。
「おい、顔ひきつってんぞ(笑)」
しかしそのときの私には、情けない顔で半笑いすることしか出来ませんでした・・・。ううう(泣)。
しかし、いっぺん濡れてしまえばもう同じ。ボートが洞窟の中の上り坂をゴトンゴトン上りはじめた頃には、「みんな、すっげえバカ面で落ちるぞ!!」という一休さんのかけ声に、みんなで一緒になって「いぇーーーーい!!」。半ばヤケ(爆)。
そして、落ちていきました! ゴーーーーーーー、どっばーーーーーん! びしゃーーーーーーん!! ずぶ濡れです。でも、もういいです。一度濡れればもうどうってことないです。ほんと、何か変なテンションで楽しくなってきたし(笑)。
さっそく、写真コーナーにて撮影された写真をチェック。これがまた面白い写真なんだ! 一休さん、すっごい顔で宮尾すすむの真似(笑)、それにならって向こう隣のはっちゃんともう一人のファンの方も宮尾すすむ。私達の後ろに座っていた、あもっちさん他数人の方々はアイーン(笑)。当の私は両手を上げようとするも途中でひるみ失敗、しかし後ろに座っていたプクちゃんはしっかり両手を上げ楽しそう! そして、何より大ヒットだったのが社長の写真・・・。アニメの1シーン? てなくらいの驚き方(笑)。もう、めっちゃ笑いましたもん。これを読んでくださっているあなたに、その写真をお見せできないのが非常に惜しいです。
今度の写真には一休さんもご満悦で、早速購入することにしていました。私達も、記念になるバカ面写真だと思い(笑)購入することに。どうやら、まとめて買うと割引されるようで、赤坂社長が代表で、一休さん含めうちら全員分を注文してくれました。おかげで、安値で写真を購入できました。ありがとうございます社長!

次は、「濡れた身体を乾かそう」ということで、ものすごい炎が立ち上るアトラクション「バックドラフト」へ。
実は、ここでのことはよく憶えていません。普通に並んで、けっこうあっさりと中に入れたような気がします。
中に入った後のことも、いまいち思い出せなくて、憶えているのは、何かの映像を見た後に、別な場所に通されて、そこがスラム街みたいなセットの所で、そこで大爆発が起きたんです! 目の前の柵に物を持ったまま手をかけるのは危ないと赤坂社長に言われ、少し離れて見たんですが、でもすごかった。ものすごい爆音と共にドラム缶が爆発して、ものすごい炎があがりました。そのときの熱風もすごい! おかげで、建物を出る頃には、当初のもくろみどおり(笑)髪も服もほとんど乾いていました。

とりあえず、次の全員参加アトラクション「ウォーターワールド」がある上の広場に戻ろうと、もと来たエスカレーターまで歩いていたその途中、「アメージング・ピクチャーズ」という写真屋さん(?)を見つけました。ここでちょっと寄り道。
この写真屋さん、お客さんの顔の部分の写真を、映画のポスターやスポーツ選手の写真、それから雑誌の表紙の人物の顔をくりぬいたところにくっつけて、合成写真を作ってくれるところ。その写真を、Tシャツとかにもしてくれます。
最初は遠巻きに見ているだけだったんですが、プクちゃんが店員さんに声をかけられ、挑戦することに。
なるべくおでこを出すようにと指示され、写真の人物の顔の向きに合わせて顔を動かすように言われます。それで、何枚かいろんな写真を使って撮影します。
プクちゃんはもともと笑顔がとてもかわいい人なので、たとえばアラブのお姫様の写真とかとくっつけた写真は、とてもいいかんじに出来上がっていました。しかし、いちばんギャラリーからウケていたのは、映画「E.T.」の1シーン、主人公のエリオット少年がE.T.を自転車のかごに乗せている写真との合成写真。パーカーのフードをかぶったエリオット少年の顔部分を合成させた写真は、そのフードがなんともいい味を出していて、めちゃウケでした。とくに一休さんは、「そこまで笑うか」(笑)てなほどのバカウケぶり。プクちゃんはその写真が気に入らず、別な写真を買うつもりだったみたいですが、そんな世論(笑)を振り切れず、結局「E.T.」写真を買っていたようです。
そして、先ほどプクちゃんの写真に爆笑していた一休さんも挑戦することに。一休さん、なぜか緊張気味。笑顔まるでなし(笑)。カメラマンさんの指示に緊張の面持ちで従っているそんな様子に、周りで見ていた私達は笑いがこらえきれませんでした(笑)。
そして、最終的に候補にあがったのは、バッターボックスに立っている野球選手との合成写真と、映画「バックドラフト」の宣伝ポスターのカート・ラッセルとの合成写真。ファンサイドからは、以前から「イチロー似」と噂されていた一休さんだっただけに、野球選手バージョンが好評でした。しかし結局一休さんは、「バックドラフト」バージョンの方を気に入ったらしく、そっちをTシャツにプリントしてもらって買ってました。

そして、上の広場へと向かうエスカレーターにて、一休さんとちょこっと話すことが出来ました。話題は、先ほどの合成写真Tシャツのこと。たしか私は、「一休さん本人とそのTシャツの一休さん、個々で見るとどっちもかっこいいんだけど、一休さんがそのTシャツを着て歩くとなるとすごく笑える」てなことを一休さんに言った気がします(爆)。
そういうTシャツって、着る時あるのかなぁ・・・なんて、私はそのとき思っていました。でもまさか、その時がすぐ来るとは(しかもこの目で見ることが出来るとは)この時は知る由もありませんでした。




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