QLOOKアクセス解析

「俺もちょっとやりたいなぁ・・・」

ドミンゴスファンの集い in L.A.


◎第4日目ユニバーサルスタジオハリウッドにて・その3



長いエスカレーターを上って、「ウォーターワールド」のショーが行われる会場に向かいました。
その前に、ちょっと休憩。一休さんと赤坂社長は、かなり遅め(このとき15時近くにはなってたはず)の昼食。それと一緒に、お腹のすいていた人達も昼食。このとき寄ったお店には屋内食堂(?)がないので、お店の前に置かれた、パラソルの立っているテーブルに座って食べます。
私はお腹がすいていなかったので(この旅行に来てから、身体のリズムが狂っているせいかお昼に空腹になることがなく、昼食は全然とっていなかった)、家族に買っていくおみやげをさがしに一人で歩きました。途中、キャンディーショップがあったので、そこで買い物をして、ついでにさっき濡れたせいでくずれた髪形をセットし直し(笑)。

みんなのもとに戻って、全員が食べ終わった頃、だいたい集合時間になりました。そこで、あらためて出発。
てくてくと歩いている私達のうしろから、すごい急いだ様子でノブさんグループがやってきました。そして、私達の横をすりぬけて会場へと走っていきました・・・。なぜあんなに急いでいたんだろう(笑)。

会場に着くと既に、すごい行列が出来ていました。私達がそんなにゆったりしすぎたわけでもなかったと思うんだけど・・・。
しばらく並んで会場に入ると、またお客さんがいっぱい。このショーは、水をホースでかけたり、ウォーターバイクで水上を走り回ったりするために、場合によっては水をかぶります。そこでこのショーを見るにあたり、座席には「ここに座るとかなり濡れます」「ここは濡れる可能性があります」「ここなら濡れません」みたいなエリアの案内があって、お客さんはその案内に従って、濡れてはしゃぎたい人は濡れるエリアへ、濡れたくない人は濡れないエリアへと選んで腰掛けています。ちなみに先ほど急いで会場に入っていったノブさんグループは、かなり濡れるエリアにいました(笑)。私達は、そこそこ濡れそうなエリア。たまたまそこが空いていたのでそこに座ったというだけですが。
しばらくすると、ヒデキさんとミッちゃんも会場にやってきました。そこで、私達のグループのそばに座っていた須磨さんが、二人をこちらに呼び寄せ、ヒデキさんとミッちゃんは私の横に揃って腰掛けることになりました。
この時点ではまだ、ステージとなる大きなプール(イルカショーでもやりそうな円形のプール。そこに劇場のようなセットが設置されています)の上はまだスタンバイ状態。そこに何人か悪役の脇役さんがホースを手に登場しました。何をするのかと思えば、プール際の席めがけて水を発射! 始まる前からお客さんはずぶ濡れ(笑)。他にも、バケツを持った脇役さんも登場し、プールの水をくみあげ、同じく前のお客さんめがけてバシャーン! そんな様子を見てヒデキさんが一言ぽつり。
「俺もちょっとやりたいなぁ・・・」
そんなヒデキさん、素敵だ(笑)。

しばらくしてショーがスタート。先ほどまでこちらに向かっていたずら放題だった脇役さんたちも、ウォーターバイクを乗り回し大活躍です。主役級の俳優さんたちももちろん大活躍。迫真の演技を見せます。ただ、私は英語がわからないので、話の筋は、場の雰囲気や俳優さんたちの表情から感じ取るしかなかったのですが。
セットによる演出もすごい。あちこちから爆発が起きたり、いきなり大きな飛行機がこちらめがけて水の上を滑りながら突進してきたり。その度にすごい水しぶきがこちらめがけてバッシャーーーン! 身体にはさほどかからなかったものの、足元に置いてあったバッグやおみやげ物の袋は濡れてしまいました・・・。ちなみに、かなり濡れるエリアに座っていたノブさんグループは、もちろん全身びしょ濡れでした(笑)。
でも、すごく迫力があって面白いショーでした!!

さて、ここで再びグループ別行動。次のアトラクションへ向かいます。どこへ行くのかは謎。何しろ私はあとをついていっているだけ(笑)。
途中、交番(?)の前を通りました。その交番(?)の前に、犯人をさらしておくための板が。どんなやつかというと、立ってる板に、頭・手首・足首だけを出すようになってるやつです。実際そこから頭・手首・足首全て出したら苦しいので(笑)、足首だけは作り物で、頭と手首だけを出して遊ぶようになってました。
一休さん、それを見つけると即座にそこにかけより、頭と手首を出して見せました。これがまたすごく可笑しい・・・。しかも最初は、作り物の足まで一休さん本人の足だと思っていた私(爆)。
みんなでそんな様子を写真に撮ったまではいいものの、私はトロいのでタイミングが合わず、写真を撮ったときにちょうど通行人のおばさんがかぶってしまって(笑)、「一休さん! 今、人がかぶっちゃった!」と言うと、一休さんはさらにもうひとポーズ。さらに愛嬌ある写真が撮れまして、サンキューです。(→イラスト参照
無事写真を撮らせていただき、戻ってきた一休さんに、「あの足、最初本当の一休さんの足だと思いましたよー(笑)」と言うと、「そんなバカな・・・」と一笑されてしまった。でもそのときはマジでそう思ったんだもん・・・。しかしあらためて見たら、あんなごつくて汚い足が一休さんの足であるはずなかったんだけど。

そんなわけで、次のアトラクションに到着。次は、日本でも「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」なみにすごく有名な「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」。
入口付近で、一人歩いているミッちゃんを発見。そこで、「これから、『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』に乗るんですけど、ミッちゃんもよかったら一緒にどうですか?」と、訊いてみた。すると、「うーん・・・」と、いまいち悩んでいる様子。どうやら、ついさっき「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」に乗ったらしく、濡れたズボンで座るのに抵抗があるらしく。それでもいったんは一緒に行こうとしてくれたんだけど、途中で「やっぱやめとく!」と、リタイア。
そんな私達の様子を見ていたプクちゃんも、ミッちゃんを誘いにやってきました。
「ミッちゃん、一緒に乗ろうよ!」
「えー、やだよーぉ」
「いいから乗ろうよ乗ろうよ!」
「濡れててオシリが気持ち悪いからいやー!」
「そんな無理に誘っちゃ悪いですよぉ」
しかしそんな私の言葉が聞こえないらしく、プクちゃんはミッちゃんにねばってました・・・。仕方なく私はひとりでみんなのもとに戻りました。
私が戻ったちょうどその頃、一休さんはついてきたみんなの人数を数えていました。そこで、プクちゃんがいないことに気づき、あとから来た私に「あれ? ねぇ・・・」と話し掛けてきました。
「プクちゃんですか?」
「(うん)」(←無言でうなずく)
「まだ外にいますけど、すぐ来ますよ」
「ああ。よかった」
しばらくして無事プクちゃんも合流し、一休さんは安心顔。一休さん、何だか本当に引率の先生のようだ。

このアトラクションがまたすごい混んでて・・・。くねくねと蛇行した列はなかなか進みません。
しかも、ようやく乗り場についたと思ったら、人数オーバーのために、うちらのグループは二つに分かれなくてはいけなくなりました。一休さんグループで5人程度、そして社長グループで5人程度。私は社長グループに入りました。
そこでまたしばらく待たされて、やっと順番がまわってきました。しかしどうやら、片方のグループはみんな一緒に座れるけど、もう片方のグループはさらに2つに分けないと、もう一巡待ってもらうことになる、ということらしく。ここで社長は、ひとまず一休さんグループを先に行かせて、自分達のグループはもう一巡待ってでも揃って乗るということにしたようで、私達はもう少し待つことになりました。後から聞くと、「ブルース・ブラザーズ2000」のショーの時間が迫っていたので、もう一巡待つとそれが見れない可能性があったから、一休さんが(そして他のメンバーも)ブルース・ブラザーズが好きなのを知っていた社長はこういう選択をしたとのこと。
そんなわけで私達は、一休さん達とは一巡遅れで乗ることになりました。この乗り物、かなり迫力ありましたよ! 人間の錯覚を利用して、あたかも本当に自分達がデロリアンに乗って動いているような、そんな感覚を覚えさせるんです。ドクやビフなど、映画でもおなじみのキャラクターも出てきてすっごく懐かしかったし。
前年の温泉ツアーの時に、絶叫マシーンが苦手だと言ってジェットコースターに乗らなかった赤坂社長も、楽しめたようです。どうやら、機体が地についていれば平気みたいです(笑)。

結局私達は、「ブルース・ブラザーズ2000」のショーの時間には間に合わず、そのまままっすぐ帰りの集合場所に向かいました。これも全て、あの長い長い列のせい・・・。旅行に行く前から、「ブルース・ブラザーズだけは絶対観るぞ」と決めていたのに(泣)。
先に乗り物に乗った一休さん達も、最初から観ることは出来なかったみたい。でも、途中からながらも一応観ることは出来たようで。「観れましたー? 私、観れなかったんですよーぅ・・・」と話し掛けると、
「え、うっそぉ! 観れなかったのー?? いやー、もったいないなぁー! すっげぇ面白かったのにー!!(笑)」
その言い方はひどいよーっ! と、マジへこみだった私が嘆くと、「いやいや、でもそんな大したことなかったよ(笑)。大丈夫大丈夫」と、フォロー。でも本当のところ、どうだったのかなぁ・・・。観たかったなぁ。
その後、ばらばらに行動していたみんなとも合流。みんなブルース・ブラザーズのショーを観れたようで、私が「観れなかった」と言うと、みんな口を揃えて「えー! 観れなかったの? なんで??」と返してきました。ほんとショックだった・・・。
恨むよ、長蛇の列。




←前のページへ次のページへ→

*L.A.レポTopに戻る*
*ドミレポTopに戻る *
*ほんとのTopに戻る*